Lily Chou-Chou

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Lily Chou-Chou(リリイ シュシュ)は、映画内の架空のシンガーソングライター、および日本の実在する音楽ユニットの名前。

いずれも、映画『リリイ・シュシュのすべて』と連動した存在である。なお、「リリイ・シュシュ」と言う名前は、ドビュッシーの最初の妻 (Rosalie Texier) の愛称である'Lily'と、2番目の妻との間に出来た娘 (Claude-Emma) の愛称'Chou-Chou'から付けられている。

目次

[編集] シンガーソングライター (架空)

[編集] 概要

2001年公開の映画『リリイ・シュシュのすべて』に象徴的存在として出てくる、シンガーソングライターの名前。映画内の役であり、シンガーソングライターとしては架空の存在である。従って以下のプロフィール・ディスコグラフィーも映画設定上の架空のものである。

役は実在する歌手のSalyu[1]が務めるが、映画内のプロモーションビデオ等に肖像[2]として現れるにとどまり、映画内への直接の出演はない。また、映画内で流れる曲は、実在する音楽ユニットLily Chou-Chou(後述)の曲である。

[編集] プロフィール

1980年12月8日生。本名・鈴木 圭子(すずき けいこ)。

バンド「ブラッドベリ・オーケストラ」、「フィリア」のボーカルを経てリリイ・シュシュとしてソロデビュー。

[編集] ディスコグラフィー

発売元はすべてMASH MUSIC ENTERTAINMENT(架空のレコードレーベル)。

[編集] アルバム

  1. ジュエル(1997年7月21日発売)
    1. みずうみ
    2. 三つの扉
    3. 踊る魚
    4. 愛の実験
    5. 犬の眼
    6. オルゴオル
  2. エロティック(1998年7月21日発売)
    1. 共鳴
    2. 孤独の瞬間
    3. ビデオテープ
    4. 化粧をしない生活
    5. エロティック
    6. 約束の日
    7. 指先
    8. 悲しい瞳
    9. 沈黙の木
  3. 呼吸(1999年7月21日発売)
    1. アラベスク
    2. グライド
    3. 友達
    4. 土曜日の郵便
    5. 飛べない翼
    6. セーター
    7. 飛行船
    8. 花の瞳
    9. 九月の雨の心臓
    10. 回復する傷

[編集] シングル

  1. 沈黙の木(1998年6月21日発売)
    1. 沈黙の木
    2. 共鳴(空虚な石)
  2. 回復する傷(1999年6月21日発売)
    1. 回復する傷
    2. アラベスク
  3. グライド(2000年4月19日発売)
    1. グライド
    2. 飽和

[編集] ユニット (実在)

Lily Chou-Chou
基本情報
別名 リリイ
ジャンル J-POP
活動期間 2000年 - 2001年 2010年 -
レーベル ZONE LABEL2000年
UNLIMITED RECORDS2001年
事務所 烏龍舎2000年-)
メンバー
Salyu[1]
名越由貴夫
小林武史
旧メンバー
岩井俊二

[編集] 概要

日本の音楽ユニットおよび音楽作品としては実在する[3]1998年Sony MusicのSDオーディション(ZONE LABELオーディション)を受け、また同社の歌手養成機関で音楽のスキルを磨いていたSalyu[1]、そこでSalyuを射止めた音楽プロデューサーの小林武史、映画監督であり作家の岩井俊二のスリーピースユニット。Salyuはボーカル、小林はプロデュース・楽曲制作、岩井はプロモーションビデオ制作・楽曲制作を、それぞれ担当する。岩井が映画『リリイ・シュシュのすべて』の企画段階で現実世界と映画世界との融合を狙っていたことから、それに合わせて結成される。なお、このプロジェクト以前にも小林武史と岩井俊二は既に1995年から映画『スワロウテイル』(1996年公開)でのYEN TOWN BANDCHARA)で、映画の作品世界と連動した音楽プロジェクトを手掛けている。

2000年4月19日、シングル『グライド』で、Sony Music Associated Records内レーベル・ZONE LABELよりデビュー。インターネット上で配信される岩井作の小説『リリイ・シュシュのすべて』と連動した形でアーティスト活動を行う。2000年には数回、小規模なライブを行っている。

2001年東芝EMI内レーベル・UNLIMITED RECORDSに移籍。映画『リリイ・シュシュのすべて』が公開される。映画内で使用された楽曲は、1stアルバム『呼吸』に収録されている。映画公開終了とともにプロジェクトも終了、個々それぞれの活動を再開する。解散後の活動はメンバーそれぞれの項を参照のこと。

2003年、映画『KILL BILL』に、アルバム『呼吸』から「回復する傷」が劇中曲として使用される。これは同映画の監督であるクエンティン・タランティーノが歌声に惚れ込んだことにより起用が実現したものである。

なお、2009年小林武史大沢伸一が関わるプロジェクトユニットとしてBradberry Orchestraがスタートしている[4]が、公式にはLily Chou-Chou関連プロジェクトとの関係はない。

[編集] 活動再開

2010年11月5日のSalyuのツアー札幌公演終了後、突如、Lily Chou-Chouとしての新曲発表と活動再開が告知された[5]。Lily Chou-Chou公式サイトが開設され、公式のYoutubeのチャンネルやTwitterアカウント、Facebookアカウントも開設された(外部リンク参照)。発表と同じくして、Salyuの公式ホームページ([1])のトップページもジャックされているのが確認されている。

活動再開時のユニット構成は、小林武史がプロデュース、楽曲制作、キーボード、名越由貴夫がギター、Salyuがボーカルを担当。岩井俊二の名前は発表されていない。

2010年12月8日に「エーテル」を配信限定リリース、同年12月15日に中野サンプラザホールでライブ公演(Lily Chou-Chou Live“エーテル)を行った。

[編集] ディスコグラフィー

[編集] シングル

  1. グライド2000年4月19日発売)
    1. グライド
    2. 飽和
  2. 共鳴 (空虚な石)2000年6月21日発売) 
    1. 共鳴(空虚な石)
    2. 愛の実験
    3. Sight
非売品CD
  1. 呼吸-前奏曲-(2001年10月
    • 映画観覧者先着配布
    1. 呼吸-前奏曲-
配信限定

[編集] アルバム

  1. 呼吸2001年10月17日発売)
    1. アラベスク
    2. 愛の実験
    3. エロティック
    4. 飛行船
    5. 回復する傷
    6. 飽和
    7. 飛べない翼
    8. 共鳴(空虚な石)
    9. グライド

[編集] その他

  • 「リリイ・シュシュのすべて」 オリジナル・サウンドトラック『アラベスク』
    「Sight」が収録されている。
未発表曲
  1. My Memory(2010年12月15日)

[編集] 脚注

  1. ^ a b c 映画『リリイ・シュシュのすべて』およびLily Chou-Chou 関連作品の中では、Salyu本人の名前は一切触れられていなかった。http://www.kanshin.com/keyword/450243 わずかにアルバム「呼吸」の歌詞カードに "Lily Chou-Chou are Salyu,Takeshi Kobayashi,Shunji Iwai" との記述だけに止まる。
  2. ^ 肖像はLily Chou-Chou役のSalyuのもの
  3. ^ なお、映画の中ではソロのシンガーソングライターの名前だったことから、現実でもこのユニットのボーカル(Salyu)が"Lily Chou-Chou"として紹介されることもあった。しかし、あくまでもユニットの名称である。
  4. ^ http://news.livedoor.com/article/detail/4373736/ なお、本稿の映画内の設定の「プロフィール」欄を参照。
  5. ^ http://natalie.mu/music/news/40176

[編集] 外部リンク

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