17歳のカルテ
| 17歳のカルテ | |
|---|---|
| Girl, Interrupted | |
| 監督 | ジェームズ・マンゴールド |
| 脚本 | ジェームズ・マンゴールド リサ・ルーマー アンナ・ハミルトン=フェラン |
| 原作 | スザンナ・ケイセン 『思春期病棟の少女たち』 |
| 製作 | キャシー・コンラッド ダグラス・ウィック |
| 製作総指揮 | ウィノナ・ライダー カロル・ボディ |
| 出演者 | ウィノナ・ライダー アンジェリーナ・ジョリー |
| 音楽 | マイケル・ダナ |
| 撮影 | ジャック・グリーン |
| 編集 | ケヴィン・テント |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント |
| 公開 | |
| 上映時間 | 127分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $40,000,000[1] |
| 興行収入 | $48,350,205[1] |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『17歳のカルテ』(じゅうななさいのカルテ、原題: Girl, Interrupted)は、1999年のアメリカ映画である。2000年に日本公開された。原作は1994年に出版されたスザンナ・ケイセンによる自伝。邦訳は『思春期病棟の少女たち』(吉田利子訳/草思社/1994)。
目次 |
[編集] 作品
自らも境界性人格障害で精神科入院歴のあるウィノナ・ライダーは、精神病棟を患者の視点で赤裸々に描いた原作に惚れ込んで映画化権を買い取り、制作総指揮を買って出た。作品のテーマに於いて「カッコーの巣の上で」と比較される事が多いが、本作は原作がノンフィクションである点が異なっている。
本作で数多くの演技賞を獲得したアンジェリーナ・ジョリーを始め、ブリタニー・マーフィやクレア・デュヴァルなどの若手演技派女優の競演も見所の一つ。
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
ある日突然、薬物大量服用による自殺未遂を起こして精神病院に収容されたスザンナ(ウィノナ・ライダー)。人格障害という自覚が無く、その環境に馴染めなかったスザンナだが、病棟のボス的存在であるリサ(アンジェリーナ・ジョリー)の、精神病患者である事を誇るかのような態度に魅かれていく内に、精神病院が自分の居場所と感じるようになっていく。
しかし退院した患者の近親姦を喝破してその患者を自殺に追い込むというリサの行動から、徐々に彼女の行動に疑問を持つようになって行く。だがその事でリサに疎んじられ、他の患者も全員リサに同調して彼女は孤立する。
やがてリサや他の患者との全面対決に至るが、その出来事によってスザンナは「リサはここ(精神病院)でしか生きられないからこれだけ強気な行動に出られるのだ」と気づき、自分は社会復帰を目指さなくてはならないと決意し、退院したところで映画は終わる。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| スザンナ・ケイセン | ウィノナ・ライダー | 高橋理恵子 |
| リサ・ロウ | アンジェリーナ・ジョリー | 湯屋敦子 |
| ジョージーナ・タスキン | クレア・デュヴァル | 本田貴子 |
| デイジー・ランドネ | ブリタニー・マーフィ | 小島幸子 |
| ポリー・クラーク | エリザベス・モス | 小笠原亜里沙 |
| トビー・ジェイコブス | ジャレッド・レト | 佐藤淳 |
| メルヴィン・ポッツ医師 | ジェフリー・タンバー | 仲野裕 |
| ソニア・ウィック医師 | ヴァネッサ・レッドグレイヴ | 藤波京子 |
| クランブル医師 | カートウッド・スミス | 佐々木敏 |
| ヴァレリー・オーウェンス | ウーピー・ゴールドバーグ | 小宮和枝 |
[編集] 邦題について
邦題には「17歳」という言葉が使用されているが、これは2000年に17歳による少年犯罪が連続して発生し、マスコミが「キレる17歳」という言葉を流行させた影響である。原題にも物語にも17歳という言及はない。ただし、原作者のスザンナ・ケイセンは17歳の時にアスピリンを大量に飲んで自殺を図り、精神科に入院している。
[編集] 余談
この映画はウィノナ・ライダーが原作に惚れ込み映画化権を買い取って製作総指揮も兼任した作品であるが、当時新人であったアンジェリーナ・ジョリーの方がそのエキセントリックかつ繊細な演技力から高く評価され、ウィノナ・ライダー自身はまったく注目されなかった。この事について彼女は「この役(リサ)を演じれば誰だってオスカーを獲れる」と露骨に僻みを表した事から一時期マスコミを騒がした。
[編集] 受賞
- アカデミー助演女優賞(アンジェリーナ・ジョリー)
- ゴールデングローブ賞助演女優賞(アンジェリーナ・ジョリー)
- 全米映画批評家協会賞新人賞(アンジェリーナ・ジョリー)
[編集] 脚注
- ^ a b “Girl, Interrupted (1999)”. Box Office Mojo. 2009年11月24日閲覧。
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