『鬼葬』(きそう)は、日本のバンドDir en greyのメジャー3作目のアルバム。
概要 [編集]
- 本作以降「脱ヴィジュアル系」路線の楽曲が目立つようになり、シングル曲を除き現在のハードコア・メタルへと音楽性がシフトチェンジされていく。
- 初回盤のみ特殊仕様で、歌詞カードが2つ存在する。初回盤はジャケットが銀色で歌詞カードの部分は全てカラー描写で英語詞になっており、文字体まで楽曲によって変えているという徹底ぶり。本来の日本語の歌詞が掲載されている歌詞カードは、ディスクを留めるケース部を外すと出てくる。通常盤はセピア描写で普通に歌詞が載っている。こちらはジャケットの色が白色。
- アルバムタイトルに関しては「鬼が赤いイメージで、葬が青いイメージ。その二つが合わさった感じがした」ということを京が語っている。
- 『GAUZE』や『MACABRE』までの世界観とは違って、全体が外に向かうような、単純明快でライブを意識したものにしたかったとメンバーは語っている。
- 詞のほとんどがエログロや失恋系といった内容になっている。また「特に言いたいこともない」と京は語っている。
- この作品からシングル「かすみ」まで初回盤は歌詞(歌詞カード)隠しがされている。
収録曲 [編集]
- 鬼眼-kigan-
(作詞:京 作曲、編曲:Dir en grey)
- 花魁がテーマ。
- ZOMBOID
(作詞:京 作曲:薫 編曲:Dir en grey)
- コスプレマニアの男の性癖と、段々とホモになっていく様が描かれている。シングル「embryo」にはアコースティック・ギターと打ち込みをベースとした、リミックスが先行して収録されている。
- 24個シリンダー
(作詞:京 作曲:Die 編曲:Dir en grey)
- シングル「JESSICA」収録曲。
- FILTH
(作詞:京 作曲、編曲:Dir en grey)
- 7thシングル。
- Bottom of the death valley
(作詞:京 作曲:Toshiya 編曲:Dir en grey)
- ベースのアルペジオから紡がれていくバラード。車で崖から転落自殺を図る女性の心情を描く。
- embryo (Album Version)
(作詞:京 作曲:薫 編曲:Dir en grey)
- 9thシングルではあるが、歌詞は本来書かれたものが収録されている。女性の視点で描かれた、近親相姦をテーマにした物語。
- 「深葬」
(作曲:Dir en grey)
- SE。打ち込みのサウンドに京のヴォイスが絡まったSEになっている。
- 逆上堪能ケロイドミルク
(作詞:京 作曲:薫 編曲:Dir en grey)
- シングル「FILTH」収録曲。
- The Domestic Fucker Family
(作詞、作曲:京 編曲:Dir en grey)
- コーラスの掛け合いや、グリス・フレーズなどノリの良さを押し出したものになっている。
- undecided
(作詞:京 作曲:Die 編曲:Dir en grey)
- アコースティックギターを取り入れたミディアム・バラード。囁くような声と張り上げるような歌声の二つが曲の中で交互に取り入れられている。
- 蟲-mushi-
(作詞:京 作曲:薫 編曲:Dir en grey)
- Dir en greyの作品の中ではかなり静かな部類に入る楽曲。こちらもアコースティックギターがメインであるが、終始自虐的な歌詞になっている。
- 「芯葬」
(作曲:Dir en grey)
- わずか一分ほどの短いSE。
- JESSICA (Album Mix)
(作詞:京 作曲:薫 編曲:Dir en grey)
- 8thシングル。
- 鴉-karasu-
(作詞:京 作曲:薫 編曲:Dir en grey)
- 薫のタッピング奏法から始まる楽曲。静かな歌いだしで始まるパートと、一気にヘビーになりデスヴォイスが響くパートとが交互に展開される。親の性行為を見た子供が、それに触発され姉を犯してしまい、独房に入れられても尚快感を忘れることが出来ず自慰行為に明け暮れるというエログロな内容の歌詞となっている。
- ピンクキラー
(作詞:京 作曲:Dir en grey 編曲:Dir en grey)
- 実質的なアルバムのラストナンバー。曲調はブラックメタルであり、序盤からひたすら高速で突き進んでいく。
- 「神葬」
(作曲:Dir en grey)
- SE。ピアノをフィーチャーさせている。