CLEVER SLEAZOID
「CLEVER SLEAZOID」 | ||||
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Dir en grey の シングル | ||||
初出アルバム『THE MARROW OF A BONE』 | ||||
B面 |
C [LIVE] GARBAGE [LIVE] dead tree [LIVE] | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル | ロック | |||
レーベル | FIREWALL DIV.[1] | |||
作詞・作曲 |
京(全作詞) Dir en grey(全作曲・編曲) | |||
チャート最高順位 | ||||
Dir en grey シングル 年表 | ||||
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「CLEVER SLEAZOID」(クレヴァー・スリーゾイド)は、日本のバンド、Dir en greyの楽曲で、メジャー18枚目のシングルである。2005年9月21日に発売。発売元はFIREWALL DIV.。
概要[編集]
- アルバム『Withering to death.』を経ての最初のシングル。アルバムとこのシングルの間には、全国ツアーを始め、ドイツ・ベルリンを始めとした初の欧州公演や、ロックフェスティバル「Rock am Ring」「Rock im Park」に参加している。
- レコーディング前にはメンバー全員でスタジオに入り、メンバー個々のグルーヴを掴むために何度もリハーサルを繰り返した。シングル制作の狭間に参戦したドイツ公演で、ドラムの音のみを聞いて自分だけのノリに没頭していたことをギターテックに指摘され、弦楽器隊やボーカルも含めて全体の音を聞くように意識を変えていったとDieは語っている[3]。
- 今回「新しい感覚で」という事で、ジャケットのデザイナーやミュージック・ビデオ (PV) の監督なども今まで関わってきていない新しい人間を起用したという経緯がある。また、PVの撮影には生きたマダガスカルゴキブリ200匹を用意し、それらをステージ上に這わせながら演奏を行った。Shinyaはそのゴキブリを叩き潰しながら演奏するようにと監督に注文されたが無理だったと語っており[3]、Dieは虫嫌いであることからこのPV撮影は大変だったとのこと[4]。
- カップリングには、2005年4月29日、30日に新木場スタジオコーストで行われたライヴの音源を3曲収録。映像は、ファンクラブ限定DVD『It withers and withers -Bootlegged-』で見ることができる。
- この頃の京は、ライヴでより感情のみを全面に押し出し、メロディアスさといったバランスさえ捨てたようなパフォーマンスに変化していった時期でもある[5]。彼自身その「痛み」の感情に相当に追い詰められていたようで、突然夜中に飛び起きてパソコンを叩き壊したり、そのまま風呂の桶に2、3時間いたりといった話があった具合に、精神的にかなり危険な状態であった(本人自身も自覚していた)[6]。
- 2006年公開の日本映画『DEATH TRANCE』エンディングテーマにも起用された。
収録曲[編集]
- 全作詞:京 作曲・編曲:Dir en grey
- CLEVER SLEAZOID
- 詞ごとに、京の歌唱が様々に異なっている。一箇所を除きほぼ英語詞のためにインタビュアーなどに海外を意識したなどの邪推をされることもあったのだが、プリプロの段階からAメロには英語のほうがはまり易かったとのことから、あくまでも素直な形で楽曲に応えただけと京は語っている[7]。仮に全ての感情を日本語で書こうとすれば更に凝った表現にする必要があり、英語にしたため分かりやすくストレートな表現になったという。終盤に日本語詞が一箇所登場することで、英語詞とのギャップ具合も余計に分かりやすくなっている。英語詞や発音といった部分に捉われる事自体が、自分が求めている部分ではないので、たまらなく指摘されることがくだらないとも語っている[3]。
- C [LIVE]
- GARBAGE [LIVE]
- dead tree [LIVE]
収録アルバム[編集]
- 『THE MARROW OF A BONE』 (#13)
- 再録バージョン。
- 『DECADE 2003-2007』 (#13)
- 『THE MARROW OF A BONE』収録のバージョンを収録しているほか、直前に収録の曲「THE DEEPER VILENESS」のアウトロから繋げていたイントロが削除されている。
- 『VESTIGE OF SCRATCHES Disc 2』 (#13)
- シングルバージョン。
- 『落ちた事のある空』(#2)
- 13年ぶりの再録。7弦ギターでの編成、大半の英語詞を日本語に差し換え、若干のテンポ上げ、よりユニゾンを意識したギターフレーズへのマイナーチェンジ、アウトロにて再び疾走するなど大きくリアレンジされている。
参考文献・出典[編集]
- ^ a b c d CLEVER SLEAZOID (ORICON STYLE) 2016年3月4日閲覧。
- ^ finnishcharts.com - Dir en Grey - Clever Sleazoid
- ^ a b c 音楽雑誌『FOOL'S MATE』2005年11月号より。
- ^ DIR EN GREY | 激ロック インタビュー(激ロック、2009年12月5日掲載)2016年3月4日閲覧。
- ^ 音楽雑誌『FOOL'S MATE』2005年6月号より。
- ^ 音楽雑誌『GiGS』2005年7月号より。
- ^ 『FOOL'S MATE 2005年10月号』フールズメイト、平成17-08-29、26頁。