金網
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金網(かなあみ)は、金属の線材を織り込んで「網状」としたもので、広い産業分野や家庭生活でも使用されている金属製品である。
日本において、明治初期頃には使用されており、これは広く普及するようになって、「ざる」、焼肉・バーベキューの「焼網」など身近な製品にも使われている。
金網のスペックでメッシュという単位が使われる事があるが、この「メッシュ」は1インチ (25.4mm) に網目がいくつあるかを表しており、100メッシュといえば1インチ上に100の網目があることを指す。クリンプ金網など大きな開き目の場合は、線径と開き目で表される。
種類 [編集]
金網には使用目的により、多くの制作方法の違いがあり、一般によく見られるものに以下がある。
- 織金網
- ごく一般的な金網。平織、綾織、平畳織、トンキャップ織、フラットトップ織など織り方や使用目的によりいくつかの種類に分けられる。建物の外気を取り込む場合に蚊や蝿が侵入するのを防ぐ目的で使われる。網戸は金網でなくプラスチック製の網である。
- 亀甲金網
- 六角形に編んだものでよく鳥小屋などに使われている。空調の分野においてダクトの保温に使われるグラスウールの固定に使われる、一般に金網押さえといえば亀甲となる。
- クリンプ金網
- バーベキュー網などに使われているもので、線材を波形に曲げて編んだもの。建物の空気を外から取り込む際にダクト内に鳥が入るのを防ぐ防鳥網として用いられる。
- タフクリーン(菱形金網)
- 菱形の網目で構成されており、目詰まり防止などに効果がある。ワイヤーが交差する点がないため、表面が平らで抵抗が少なく摩耗しにくい特徴を持つ。
- パンチングメタル
- 金属の板に穴を空けて加工したスクリーンであり、高い耐久性を持つ。風量抑制、風速分布の均一化に用いられる。開口の程度は、開口穴の大きさとその開口穴のピッチ、例えば2φ4ピッチ-60度などと呼ばれる。
- ウェッジワイヤースクリーン(溶接金網)
- すべての接合部分が溶接によっているため、高い強度と軽量化を実現。あらゆるバリエーションに成形できるため、脱水機、遠心分離器、井戸用スクリーン、各種ストレーナーなど幅広い分野で使われている。土間コンクリートを打つ場合の鉄筋の代用としても用いられる。
その他、多くのメーカーによってさまざまな金網が製作され、呼び方もまちまちのようである。
実験器具 [編集]
実験器具の金網は、化学実験での加熱の際に三脚の上にのせて用いられる。中央の部分に円形に難燃性の素材が貼られており、かつては石綿製のものが多かったが、現在ではセラミック製のものが多くなっている。詳細は石綿を参照。