荏原交通

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荏原交通株式会社
EBARA KOTSU Co., Ltd.
荏原交通 本社
本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
142-0063
東京都品川区荏原6-12-12
設立 1954年昭和29年)6月9日
業種 陸運業
法人番号 8010701015412 ウィキデータを編集
事業内容 一般乗用旅客自動車運送事業
代表者 代表取締役 磯珠代
資本金 4000万円
純利益 1億3682万7000円
(2023年3月期)[1]
総資産 38億5911万3000円
(2023年3月期)[1]
従業員数 742名(2019年1月)
外部リンク https://www.ebarakotsu.com/
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荏原交通株式会社(えばらこうつうかぶしきがいしゃ)は東京23区武蔵野市三鷹市を自社無線で営業する日本タクシー会社。

概要[編集]

荏原交通のタクシー(旧表記)

1954年昭和29年)に創業し、2005年平成17年)に荏原興業から移管された。タクシーは自社無線で営業している。本社と無線室は品川区荏原、タクシー営業所は大田区久が原世田谷区玉堤にある。車体色はセドリックは白[注釈 1]と濃紺の2種類が存在、ジャパンタクシーは深藍、その他の車種はすべて黒となっている。この他、ハイヤーも営業しており、こちらは本社に常駐している。

タクシー用車両についてはかつてはすべて日産自動車製で、セドリックをメインに、以前はNV200タクシーエルグランドなども有していた。セドリックは当初スタンダードで、紺一色車はクラシックSVとなり、一時期は白塗り車[注釈 1]を含めてほとんどがクラシックSVとなっていた。スタンダードは前ドアに無線室の電話番号とともに「荏原無線タクシー」と表記していたが、近年[いつ?]になって電話番号が省略されていた。

2018年(平成30年)にはタクシー向けで初の日産以外の車種としてトヨタ自動車ジャパンタクシーおよびごく少数のクラウンセダンが導入された。タクシーおよびハイヤーのエルグランドの代替でアルファードも導入されている(ただし、2022年令和4年)をもってタクシーではアルファードは廃止)。さらにディー・エヌ・エー(DeNA)のMOV部門(現・GO株式会社)が提供するスマートフォン用タクシー配車アプリ「MOV(現・GO)」も導入[2][注釈 2]。GO株式会社のタクシー産業GXプロジェクトに呼応し2022年(令和4年)には久々の日産自動車製の車両として電気自動車であるアリアを、翌2023年(令和5年)にはリーフを導入した。

本社・営業所[編集]

事業所 所在地
本社 品川区荏原6-12-12
久ヶ原営業所 大田区久が原5-1-22
玉川営業所 世田谷区玉堤1-7-20[注釈 3]

なお、玉川営業所は法人格が他の営業所と別となっている[3]

廃止
事業所 所在地
世田谷営業所 世田谷区用賀
荏原金沢交通 石川県金沢市[4]
荏原札幌交通 北海道札幌市[注釈 4]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b ただしCピラーと屋根が紺色となっている。写真参照。
  2. ^ MOV(当時)導入前はJapanTaxi(旧・全国タクシー)を導入していた。
  3. ^ かつてANZEN品川の敷地であった。
  4. ^ 1970年代まで。後に北海道交運グループの共同交通へ統合。

出典[編集]

外部リンク[編集]