白川道

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白川 道(しらかわ とおる 1945年10月19日 - )は、日本のハードボイルド作家。

人物[編集]

大連で出生、戦後に引き揚げた神奈川県平塚市で育つ。一橋大学社会学部卒業。

高校時代から本をよく読み、特に太宰治が好きだった。一橋大学卒業後、入社した大手電機メーカーを3ヶ月で退社したのち、大手広告代理店に入社したものの、26歳で退社した。先物取引会社勤務を経て、旅行会社や書店を起業したが、いずれも失敗した。

その後、松山市にあった妻の父の会社で役員を務めたが、2年半で離婚した。子供を松山に残して東京に戻り、兜町投資顧問会社に入社、のちに自ら株式投資顧問会社を起業した。何十億という金を動かし、女子大生と同棲しながら、1年間に1億円を使いきるような生活を送る。投資ジャーナルなどとも関わり、インサイダー取引マネーロンダリング等の違法行為で逮捕、実刑判決を受けた経歴もある。服役中に、小説の書き方を勉強し、1994年、49歳のときに『流星たちの宴』で作家デビューする。2001年には、『天国への階段』が第14回山本周五郎賞候補作となり、同名の連続ドラマも作られた。ハードボイルドの新旗手として注目される。

中村うさぎの『週刊文春』のコラムでは、かなり競輪のマニアといわれている[1]

前『新潮45』編集長、現『週刊新潮』部長の中瀬ゆかりと事実婚関係にある。二人揃ってマージャン仲間である西原理恵子の漫画のネタにされることが多い。

『流星たちの宴』と横森理香『ぼぎちん』は、白川と横森が付き合っていた当時を題材としている作品である

夕刊フジでは毎週土曜日発行版に「俺ひとり」というコラムを連載している。また同紙木曜発行の中瀬のコラム「ナナメ45度・オンナの坂道」でも白川を「トウチャン」として登場させている。

著書[編集]

  • 流星たちの宴 (新潮社 1994年 のち文庫)
  • 海は涸いていた (新潮社 1996年1月 のち文庫)
  • カットグラス (文藝春秋 1998年7月 のち文庫、「星が降る」新潮文庫)
  • 病葉流れて (幻冬舎 1998年8月 のち文庫)
  • 天国への階段 (幻冬舎 2001年3月 のち文庫)
  • 捲り眩られ降り振られ (文藝春秋 2004年4月 のち幻冬舎文庫
  • 朽ちた花びら - 病葉流れて2 (小学館 2004年7月 のち幻冬舎文庫)
  • 崩れる日なにおもう - 病葉流れて3 (小学館 2004年9月 のち幻冬舎文庫)
  • 終着駅 (新潮社 2004年10月 のち文庫)
  • 十二月のひまわり (講談社 2004年12月)
  • 単騎、千里を走る。 (ノベライズ、幻冬舎 2005年 脚本・ヅォウジンジー
  • 大人のための嘘のたしなみ (幻冬舎新書、2006年)
  • 最も遠い銀河 (幻冬舎 2009年7月)のち文庫 
  • 竜の道 飛翔篇 (講談社 2009年9月)のち幻冬舎文庫 
  • 祈る時はいつもひとり 幻冬舎, 2010.7.
  • 冬の童話 ポプラ社, 2010.11. のち文庫 
  • 俺ひとり ひと足早い遺書 2011.6. 幻冬舎文庫
  • 身を捨ててこそ - 新・病葉流れて (幻冬舎, 2012年5月)
  • 漂えど沈まず - 新・病葉流れて(幻冬社、2013年12月)

脚注[編集]

  1. ^ コラム本である『捲り眩られ降り振られ』(幻冬舎文庫)は、競輪歴40年という、自身の体験談も交えた内容となっている。