歌野晶午
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| 歌野 晶午 (うたの しょうご) |
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|---|---|
| 誕生 | 1961年9月26日(51歳) 福岡県福岡市 |
| 職業 | 小説家 |
| 国籍 | |
| 活動期間 | 1988年 - |
| ジャンル | 推理小説 |
| 代表作 | 『葉桜の季節に君を想うということ』 |
| 主な受賞歴 | 日本推理作家協会賞(2004年) 本格ミステリ大賞(2004年・2010年) |
| 処女作 | 『長い家の殺人』 |
歌野 晶午(うたの しょうご、1961年9月26日 - )は、日本の推理作家である。本名は歌野 博史(うたの ひろし)。主に本格推理小説を発表している。いわゆる「新本格第一世代」の1人。福岡県福岡市出身。福岡県立城南高等学校卒業。東京農工大学農学部環境保護学科卒。
目次 |
経歴[編集]
高校時代は漫画研究部に所属。大学卒業後、編集プロダクションで働く傍ら、小説を執筆する。島田荘司のエッセイを参考に島田宅を訪れ、それをきっかけに島田の推薦により1988年に『長い家の殺人』でデビュー。ペンネームの「晶午」は島田が考案した。以後、『白い家の殺人』『動く家の殺人』の家シリーズなどの名探偵・信濃譲二の活躍を描くシリーズと、『ガラス張りの誘拐』『死体を買う男』などのノンシリーズものの執筆を行う。
1992年の『さらわれたい女』以後、一時作品の発表がとだえるが、1995年『ROMMY』で復活。以後、1年に1〜2冊のペースで新作を発表し続ける。2003年に発表した『葉桜の季節に君を想うということ』は、2004年のこのミステリーがすごい!、本格ミステリ・ベスト10の各1位に選ばれ、第57回日本推理作家協会賞と、第4回本格ミステリ大賞を受賞し、高い評価を得た。
文学賞受賞・候補歴[編集]
- 1995年 - 「水難の夜」で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補。
- 1997年 - 「プラットホームのカオス」で第50回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補。
- 2004年 - 『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞、第4回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞。
- 2008年 - 『密室殺人ゲーム王手飛車取り』で第8回本格ミステリ大賞(小説部門)候補。
- 2010年 - 『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞。
- 2012年 - 『春から夏、やがて冬』で第146回直木三十五賞候補。
ミステリ・ランキング[編集]
週刊文春ミステリーベスト10[編集]
このミステリーがすごい![編集]
本格ミステリ・ベスト10[編集]
- 1999年 - 『ブードゥー・チャイルド』5位
- 2001年 - 『安達ヶ原の鬼密室』20位
- 2004年 - 『葉桜の季節に君を想うということ』1位
- 2008年 - 『密室殺人ゲーム王手飛車取り』6位
- 2010年 - 『密室殺人ゲーム2.0』1位
- 2012年 - 『密室殺人ゲーム・マニアックス』8位
作品[編集]
名探偵・信濃譲二シリーズ[編集]
- 長い家の殺人(1988年9月 講談社ノベルス / 1992年3月 講談社文庫 / 2008年4月 講談社文庫【新装版】)
- 白い家の殺人(1989年2月 講談社ノベルス / 1992年2月 講談社文庫 / 2009年4月 講談社文庫【新装版】)
- 動く家の殺人(1989年8月 講談社ノベルス / 1993年5月 講談社文庫 / 2009年8月 講談社文庫【新装版】)
- 放浪探偵と七つの殺人(1999年6月 講談社ノベルス / 2002年7月 講談社文庫 / 2011年5月 講談社文庫【増補版】)
- 収録作品:ドア⇄ドア / 幽霊病棟 / 烏勧請 / 有罪としての不在 / 水難の夜 / W=mgh / 阿闍梨天空死譚 / マルムシ(増補版のみ)
密室殺人ゲームシリーズ[編集]
- 密室殺人ゲーム王手飛車取り(2007年1月 講談社ノベルス / 2010年1月 講談社文庫)
- 密室殺人ゲーム2.0(2009年8月 講談社ノベルス / 2012年7月 講談社文庫)
- 密室殺人ゲーム・マニアックス(2011年9月 講談社ノベルス)
舞田ひとみシリーズ[編集]
- 舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵(2007年11月 光文社カッパ・ノベルス / 2010年7月 光文社文庫)
- 収録作品:黒こげおばあさん、殺したのはだあれ? / 金、銀、ダイヤモンド、ザックザク / いいおじさん、わるいおじさん / いいおじさん? わるいおじさん? / トカゲは見ていた知っていた / そのひとみに映るもの
- 舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵(2010年10月 光文社カッパ・ノベルス)
- 収録作品:白+赤=シロ / 警備員は見た! / 幽霊は先生 / 電卓男 / 誘拐ポリリズム / 母
- コモリと子守り(2012年12月 光文社)
シリーズ外[編集]
- ガラス張りの誘拐(1990年8月 カドカワノベルズ / 1995年6月 講談社文庫 / 2002年5月 角川文庫)
- 死体を買う男(1991年5月 カッパ・ノベルス / 1995年2月 光文社文庫 / 2001年11月 講談社文庫)
- さらわれたい女(1992年1月 カドカワノベルズ / 1997年11月 講談社文庫 / 2006年1月 角川文庫)
- ROMMY そして歌声が残った(1995年7月 講談社ノベルス)
- 【改題】ROMMY 越境者の夢(1998年5月 講談社文庫 / 2011年1月 講談社文庫【新装版】)
- 正月十一日、鏡殺し(1996年9月 講談社ノベルス / 2000年1月 講談社文庫 / 2011年12月 講談社文庫【新装版】)
- 収録作品:盗聴 / 逃亡者大河内清秀 / 猫部屋の亡者 / 記憶の囚人 / 美神崩壊 / プラットホームのカオス / 正月十一日、鏡殺し
- ブードゥー・チャイルド(1998年7月 角川書店 / 2001年8月 角川文庫)
- 安達ヶ原の鬼密室(2000年1月 講談社ノベルス / 2003年3月 講談社文庫)
- 生存者、一名(2000年11月 祥伝社文庫)
- 世界の終わり、あるいは始まり(2002年2月 角川書店 / 2006年10月 角川文庫)
- 館という名の楽園で(2002年6月 祥伝社文庫)
- 葉桜の季節に君を想うということ(2003年3月 文藝春秋 / 2007年5月 文春文庫)
- 家守(2003年11月 カッパ・ノベルス / 2007年1月 光文社文庫)
- 収録作品:人形師の家で / 家守 / 埴生の宿 / 鄙 / 転居先不明
- ジェシカが駆け抜けた七年間について(2004年2月 原書房 / 2008年10月 角川文庫)
- 魔王城殺人事件(2004年9月 講談社ミステリーランド / 2012年5月 講談社ノベルス)
- 女王様と私(2005年8月 角川書店 / 2009年8月 角川文庫)
- そして名探偵は生まれた(2005年10月 祥伝社 / 2009年2月 祥伝社文庫)
- 収録作品:そして名探偵は生まれた / 生存者、一名 / 館という名の楽園で / 夏の雪、冬のサンバ(文庫版のみ収録)
- ハッピーエンドにさよならを(2007年8月 角川書店 / 2010年9月 角川文庫)
- 収録作品:おねえちゃん / サクラチル / 天国の兄に一筆啓上 / 消された15番 / 死面 / 防疫 / 玉川上死 / 殺人休暇 / 永遠の契り / In the lap of the mother / 尊厳、死
- 絶望ノート(2009年5月 幻冬舎 / 2012年8月 幻冬舎文庫)
- 春から夏、やがて冬(2011年10月 文藝春秋)
アンソロジー[編集]
「」内が収録されている歌野の作品
日本推理作家協会・編[編集]
- 推理小説代表作選集 1995年版(1995年6月 講談社)「水難の夜」
- 【改題】犯行現場にもう一度 ミステリー傑作選33(1997年10月 講談社文庫)
- 推理小説代表作選集 1997年版(1997年6月 講談社)「プラットホームのカオス」
- 【改題】殺人哀モード ミステリー傑作選37(2000年4月 講談社文庫)
- ザ・ベストミステリーズ 1998 推理小説年鑑(1998年6月 講談社)「ドア⇄ドア」
- 【改題】完全犯罪証明書 ミステリー傑作選39(2001年4月 講談社文庫)
- ザ・ベストミステリーズ 1999 推理小説年鑑(1999年6月 講談社)「烏勧請」
- 【改題】殺人買います ミステリー傑作選41(2002年8月 講談社文庫)
- ザ・ベストミステリーズ 2004 推理小説年鑑(2004年7月 講談社)「転居先不明」
- 【改題】孤独な交響曲 ミステリー傑作選57(2007年4月 講談社文庫)
- 事件の痕跡(2007年11月 光文社カッパ・ノベルス/ 2012年4月 光文社文庫)「玉川上死」
- 暗闇を見よ(2010年11月 光文社カッパ・ノベルス)「おねえちゃん」
その他[編集]
- ミステリーの愉しみ5 奇想の復活(1992年8月 立風書房)「阿闍梨天空死譚」
- 密室殺人大百科 下 時の結ぶ密室(2000年7月 原書房 / 2003年9月 講談社文庫)「夏の雪、冬のサンバ」
- 新世紀犯罪博覧会(2001年3月 光文社カッパノベルス)「二十一世紀の花嫁」
- マスカレード 異形コレクション21(2002年1月 光文社文庫)「死面」
- 絶海(2002年10月 祥伝社ノン・ノベル)「生存者、一名」
- 川に死体のある風景(2006年5月 東京創元社 / 2010年3月 創元推理文庫)「玉川上死」
- 極上掌篇小説(2006年11月 角川書店)「永遠の契り」
- 9の扉(2009年7月 マガジンハウス)「母ちゃん、おれだよ、おれおれ」 - 北村薫、法月綸太郎らとのリレー短編集
リレー小説[編集]
メディア・ミックス[編集]
映画[編集]
テレビドラマ[編集]
- さらわれたい女(1992年9月1日放送、日本テレビ系、「火曜サスペンス劇場」で放送、主演:奥田瑛二)
- 北の捜査線・小樽港署(2002年1月13日放送、BSジャパン、「女と愛とミステリー」枠で放送、主演:奥田瑛二、原作:ガラス張りの誘拐)
バラエティー[編集]
- 超再現!ミステリー(2012年8月21日放送、日本テレビ系、「さらわれたい女」を再現ドラマとして放送)