月極ラジオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

月極ラジオ(つきぎめラジオ)は、MBSラジオで放送されていた土曜深夜のラジオ番組

概要[編集]

今まではラジオではあまり喋ったことがないような俳優、芸人、落語家、探検家さんから関西で活躍中のディスクジョッキー、東京で活躍中の放送作家など、多種多様な人がパーソナリティを担当する。放送時間は、基本的に土曜深夜26時から29時(日曜午前2時から午前5時)までの3時間(ナイター期間中は、ナイター延長のため短縮になることもある)。2006年4月1日の放送をもって三年間続いた番組終了。最終回でこの番組の放送作家を務めた寺本覚によると、三年間の出演者は、計85人に上る。

番組オープニングの言葉[編集]

「月極ラジオ この番組は未来のラジオパーソナリティを発掘することを目的とし、また、普段ラジオで話すことのない人たちにも広く門戸を開放しようというものです。担当するのは毎週土曜日、朝の五時まで。期間は一ヶ月のみという短期集中型ラジオ番組です。」(ナレーターは、元毎日放送アナの中村香奈

担当したパーソナリティ[編集]

2003年[編集]

2004年[編集]

  • 2004年1月第一週 シンデレラエキスプレス渡辺とチョップリン小林(inファミレス)
  • 2004年1月 畑中フーと打越元久(歌手)
  • 2004年2月 名越康文(精神科医)と大塚由美
  • 2004年3月 小林エミ(ミュージシャン)
  • 2004年4月 桂文我(落語家)
  • 2004年5月 梅田淳(フリーアナウンサー)(四週目のゲスト、読売テレビの森アナ)
  • 2004年5月最終週 馬野雅行(毎日放送アナ)と子守康範(毎日放送元アナ)(鉄道の話題)
  • 2004年6月 後藤ひろひと山内圭哉(Piper、脚本家とミュージシャン)
  • 2004年7月 土清水縁(としみゆかり、音楽コミュニケータ)
  • 2004年7月最終週 佐野正幸小関順二(野球評論家)
  • 2004年8月 今村克彦(小学校教師)
  • 2004年9月第1週 西村麻子西靖(毎日放送アナ、オリンピックの話題)
  • 2004年9月第2週 西村麻子大月勇(毎日放送アナ、オリンピックの話題)
  • 2004年9月後半 大八木淳史(元ラグビー日本代表)
  • 2004年10月 倉本美津留(歌手、構成作家)とキタキマユ(歌手)
  • 2004年10月第2週 藤沢俊一郎(倉本美津留が台風で大阪に来られず)
  • 2004年11月 桂吉弥(落語家)
  • 2004年12月第1週 小笠原匡(狂言師)
  • 2004年12月第2週 後藤ひろひとと山内圭哉(Piper)
  • 2004年12月第3週 ザ・プラン9
  • 2004年12月第4週 小林エミ

2005年[編集]

  • 2005年1月第一週はお休み
  • 2005年1月 金子達仁(スポーツライター)
  • 2005年2月 コザック前田(ガガガSP、ミュージシャン)
  • 2005年2月最終週 馬野雅行(毎日放送アナ) ほか(不明、鉄道の話題?)
  • 2005年3月前半 土平ドンペイ浪花勇二(俳優)
  • 2005年3月後半 及川奈央(女優)
  • 2005年4月 佐野正幸と小関順二(野球評論家)
  • 2005年5月 小籔千豊吉本新喜劇)と上田誠(ヨーロッパ企画
  • 2005年6月前半 土平ドンペイと浪花勇二
  • 2005年6月後半 金子達仁
  • 2005年7月 伊藤洋介(東京プリン
  • 2005年7月最終週 坂本達と大塚由美
  • 2005年8月 石田英司(毎日放送社員)とSchatte 岩切(石田の高校の同級生)
  • 2005年9月 岡田斗司夫中野貴雄
  • 2005年10月第1週 佐野正幸と小関順二(野球評論家)
  • 2005年10月 宮川一朗太(男優)と六車奈々(モデル、タレント)
  • 2005年11月 村木よし子(劇団☆新感線、女優)と山村涼子(デス電所、女優)
  • 2005年12月第1週 佐野正幸と小関順二(野球評論家)
  • 2005年12月第2週 石田英司(毎日放送社員)とSchatte 岩切(石田の高校の同級生)
  • 2005年12月第3週 土平どんぺいと浪花勇二(俳優)
  • 2005年12月第4週 小籔千豊(吉本新喜劇)と上田誠(ヨーロッパ企画
    (実際には、小籔の体調不良のため、上田とこの番組の放送作家寺本覚が午前4時40分まで担当。その後の約二十分、病院帰りの小籔と上田が担当。)
  • 2005年12月第5週 後藤ひろひと、福田転球、久保田浩、石原正一、ザ・プラン9
    (月極SP!後藤ひろひとの王立電波局R(リターンズ)として。)

2006年[編集]

番組終了後の動向[編集]

この番組に出演後、MBSラジオのMBS夜な夜な倶楽部を担当していた畑中フー打越元久大塚由美などをはじめ、谷口キヨコ笑福亭銀瓶名越康文加藤ヒロユキ後藤ひろひと土清水縁(としみゆかり)など番組オープニングの言葉どおり、この番組を担当したのちに毎日放送ラジオでレギュラー番組を持ったパーソナリティも多い。毎年12月は、1週ずつ以前登場したパーソナリティが再登場。

関連項目[編集]

番組のサイト[編集]