岡田良菜

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岡田 良菜
名前
カタカナ オカダ ラナ
ラテン文字 Rana OKADA
基本情報
国籍 日本の旗 日本
種目 スノーボードハーフパイプ
所属 HOOD
生年月日 1991年1月5日(23歳)
生誕地 滋賀県大津市
居住地 滋賀県大津市
ワールドカップ戦歴
デビュー年 2006年
最高成績 1位(2014年)
 
獲得メダル
ワールドカップ
2008-09 ストーンハム大会 ハーフパイプ
2013-14 ストーンハム大会 ハーフパイプ

岡田 良菜(おかだ らな、1991年1月5日)は、滋賀県大津市出身の女子元スノーボード選手で、バンクーバーオリンピック2010年カナダの旗 カナダ)およびソチオリンピック2014年ロシアの旗 ロシア)の女子スノーボード・ハーフパイプ日本代表。名前の「良菜」は、未来少年コナンの登場人物「ラナ」に由来する。

来歴[編集]

両親の影響で小学校2年生の頃にスノーボードを始めると、大津市立瀬田中学校1年生の時にハーフパイプの大会に初出場。また、中学生で走り幅跳びの滋賀県大会へ出場すると、4m30cm以上の距離を跳んで7位に入賞した。

2006年11月からスノーボード・ワールドカップに参戦。滋賀短期大学附属高等学校への在学中から、プロのスノーボーダーとして活動している。在学中の2009年には、1月のスノーボード世界選手権で8位、2月のFISワールドカップで3位に入賞。3年生の時に出場した全日本選手権では、圧倒的な強さで初優勝を果たした[1]。大学から進学の誘いもあったが、高校卒業後は、地元(滋賀県栗東市)のスノーボードショップにアルバイトとして勤務しながら「フッド(HOOD)」(岐阜県郡上市に本社を置くウィンタースポーツ・アウトドアグッズの輸入代理店・小売店運営会社)所属のスノーボーダーとして活動。現在は、バートン・スノーボードとスポンサー契約を結んでいる。

2010年には、バンクーバーオリンピックで自身初のオリンピック出場を果たすも、予選23位で準決勝以上に進めなかった。翌2011年の夏には、アメリカ国内での練習中に右膝の前十字靱帯を断裂[2]。実戦への復帰までにおよそ1年を要した[1]。しかし、ソチオリンピックの開幕直前(2014年1月18日)に、ワールドカップストーンハム(カナダ)大会・ハーフパイプ女子の部でワールドカップ初優勝[3]。この結果を受けて、全日本スキー連盟では同月20日に、岡田をソチオリンピック・スノーボード種目の日本代表へ追加することを発表した[4]

「自分にとって最後のオリンピック」という覚悟[2]で臨んだソチオリンピックでは、予選2組を7位で通過した後に、準決勝6位で決勝に進出した。決勝では、最終試技の2回目に、予選・準決勝を通じても自己最高点となる85.50点を記録して暫定3位に浮上。競技終盤までメダル圏内の3位に付けた末に、5位入賞を果たした[5]

なお、ソチオリンピックの終了後には、冬季オリンピックなどの出場に必要な全日本スキー連盟の強化指定を辞退する予定。プロのスノーボーダーが集結する賞金大会への出場を主体に活動する[2]。なお平昌オリンピックは目指さないことを明言している。

3月に結婚し引退を発表[6][7]

プレースタイル[編集]

柔軟な身体と、走り幅跳びで鍛えた脚力による高いエアが持ち味[1]。右膝の靱帯断裂からのリハビリ中に右足を鍛えることによって、右足の小指を使えない癖を克服するとともに、エアの高さや技の難度に磨きを掛けた[2]

主な成績[編集]

  • 2009年
    • 2月、FISワールドカップカナダ大会 3位
  • 2010年
    • 3月、Roxy チキンジャム 2位
    • 12月、US スノーボードグランプリ 2位
  • 2013年
    • 1月、FISスノーボード JAPAN SERIES 尾瀬戸倉大会 1位
    • 2月、FISスノーボード JAPAN SERIES ニセコ大会 3位
    • 2月、全日本選手権 1位
  • 2014年
    • 1月、スノーボードジャンボリー 1位

主な受賞[編集]

2014年
  • スポーツ特別賞
  • 特別栄誉賞

エピソード[編集]

高校3年生の時に、たむらけんじによる『ちちんぷいぷい』(MBSテレビが平日の午後に関西ローカルで放送中の情報番組)月曜日の学校訪問企画「たむらけんじの学校に行こッ!」で、ホームルームのロケ中に「プロのスノーボーダーとしてオリンピックへの出場を目指す女子高校生」としてたむらと共演した[8]

同番組ではこの出演をきっかけに、現在に至るまで、折に触れて岡田への取材を続けている[9]。岡田がソチオリンピックで5位に入賞した当日(2014年2月13日)の放送では、「ぷいぷい縁(ゆかり)のあの選手も大健闘!」というタイトルで、過去の取材映像を交えながら準決勝2本目以降の模様を詳しく紹介した。

出典[編集]

外部リンク[編集]