原子心母 (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
原子心母
ピンク・フロイド楽曲
収録アルバム 原子心母
リリース 1970年10月2日
規格 レコード[1]
録音 1970年
ジャンル プログレッシヴ・ロック
時間 23:44
レーベル ハーヴェスト・レコード
作曲者 ニック・メイスン

デヴィッド・ギルモア
ロジャー・ウォーターズ
リチャード・ライト
ロン・ギーシン

プロデュース ピンク・フロイド,ノーマン・スミス
原子心母 収録曲
  • 原子心母
  • 「もし」
  • 「サマー'68」
  • 「デブでよろよろの太陽」
  • 「アランのサイケデリック・ブレックファスト」
原子心母 収録順
原子心母 もし
(2)

原子心母 (げんししんぼ,原題Atom Heart Mother)は、1970年に発表されたピンク・フロイドの楽曲である。[2]20分を超える大作で、5つのパートに分かれており、同バンドの評価を飛躍的に上昇させた曲として知られる。

パート[編集]

この曲は5つのパートに分かれており、その境界は以下のとおりである。

パート 時間
父の叫び ~2:54
ミルクたっぷりの乳房 2:55~5:26
マザー・フォア 5:27~10:12
むかつくばかりのこやし 10:13~15:29
喉に気をつけて 15:30~19:13
再現 19:14~23:43

初めにハモンドオルガンの音色から始まり、直後金管楽器を用いたメインテーマが演奏される。メインテーマが終わると一旦静かになり、オートバイの効果音などを聞くことができる。「ミルクたっぷりの乳房」に入るとベースとオルガンを伴ったヴィオラのソロが始まり、後からドラムが入ってギルモアによるギターソロが展開される。

「マザー・フォア」では、再びベースとオルガンの優しい音色と共に、コーラス隊が現れる。そして、8:51より、メイスンのドラムが参加する。「むかつくばかりのこやし」では、最初にコーラス隊は登場せず、ギルモアが再びギターソロを展開する。13:00から再びコーラス隊の合唱が始まる。その後、メインテーマのリプライズを行う。

「喉に気をつけて」は2つのパートに分かれている。前半はメロトロンによる不協和音が展開され、歪んだ声が聞こえたあと、機関車の効果音によってかき消される。後半はエコーのかかった音声が続いたあと、歪んだ声による「Silence In The Studio!」という呼びかけのあと、メインテーマのリプライズが行われる。 「再現」においてはメインテーマの後のヴィオラ・ソロのリプライズから始まり、すべての楽器が登場して曲を盛り上げ。終焉へ向かう。

パーソナリティ[編集]

その他[編集]

キャッシュ・ボックス誌は、「アトム・ハート・マザー」はロックミュージックにとってビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』やクリームの『ホイールス・オブ・ファイアー』と同じくらい重要である。このアルバムは今年のトップ・アルバムの一枚である。」と絶賛した。[3]

参考文献[編集]

  1. ^ Mabbett, Andy (1995). The Complete Guide to the Music of Pink Floyd. London: Omnibus,ISBN 0-7119-4301-X
  2. ^ Manning, Toby (2006). "The Albums". The Rough Guide to Pink Floyd (1st ed.). London: Rough Guides. p. 162. ISBN 1-84353-575-0.
  3. ^ 東芝EMI「原子心母」(2011年リマスター版)立川直樹によるライナーノーツより