京王電気軌道125形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(京王2125系電車から転送)
京王電気軌道125形電車(けいおうでんききどう125がたでんしゃ)は、現在の京王電鉄京王線に相当する路線を運営していた京王電気軌道が1933年に投入した電車である。
[編集] 概要
1933年に日本車輌製造(日車)東京支店で125 - 130の6両が製造された。京王としては初の日車製車両で、また貴賓車500号以外では初のシングルルーフの電車である。モーターは1両当たり2個装備されている。側扉は当初2扉であったが1940年に中扉が増設され3扉となっている。
1944年に京王電気軌道が東京急行電鉄(大東急)に統合された際、デハ2125形2125 - 2130に改番された。2126は1947年2月27日の高幡不動での火災で被災し、1948年の京王独立後に桜上水工場にて復旧工事が行われた。しかし、被災の度合いがひどく、雨漏りや窓枠等が歪んでいたという。また、2130は1952年10月に衝突事故を起こし、翌月日車で復旧工事がされた際、片側全室運転台化とモーター増設(2個モーターを4個モーターに)がされた。
1962年頃、2126は運転台を撤去して中間車化がされたが、同年に廃車となっている。他の5両は1963年の京王線架線電圧1500V昇圧まで使用された。
昇圧後、2127 - 2129は廃車・解体された。2130は220系に改造されクハ231となったが、これも1969年に廃車・解体された。また、2125は1964年に東横車輛電設で側扉2扉化・運転台の移設(中央→左側)・狭軌化などの改造のを受け越後交通に譲渡され、同社長岡線モハ3005となったが、1969年に廃車されている。モハ3005はその後しばらく西長岡駅構内に留置されていたが、1972年に解体されている。
このため、現存するものはない。
|
|||||||||||||||||||||||||||