上総中野駅

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上総中野駅
駅舎(2008年4月)
駅舎(2008年4月)
かずさなかの - Kazusa-Nakano
所在地 千葉県夷隅郡大多喜町堀切61
所属事業者 小湊鉄道
いすみ鉄道
電報略号 ナノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
小湊:1面1線
いすみ:1面1線
開業年月日 1928年昭和3年)5月16日
乗入路線 2 路線
所属路線 小湊鉄道線
キロ程 39.1km(五井起点)
養老渓谷 (4.2km)
所属路線 いすみ線
キロ程 26.8km(大原起点)
西畑 (1.7km)
備考  無人駅
ホーム(2008年4月撮影)駅舎横の緑色の建物は公衆トイレ

上総中野駅(かずさなかのえき)は、千葉県夷隅郡大多喜町堀切にある小湊鉄道いすみ鉄道である。小湊鉄道の小湊鉄道線といすみ鉄道いすみ線が乗り入れ、接続駅となっている。

歴史[編集]

小湊鉄道は当初、内房線五井駅外房線安房小湊駅を結ぼうとしていた。一方で、当時の国鉄(現・いすみ鉄道)は大原駅木更津駅上総亀山駅を通じ、現在の久留里線を経由して結ぼうとしていた。2つの成らなかった房総横断線がこの駅で接続した。小湊鉄道線で唯一市原市でなく大多喜町にある。

駅構造[編集]

小湊鉄道、いすみ鉄道それぞれに単式ホーム1面1線を有する地上駅。2路線が接続するが無人駅となっている。有人時代は小湊鉄道の社員が常駐し、小湊側だけでなく国鉄側の駅業務も行っていた。駅構内にトイレはないが、駅舎に向かって左側に公衆トイレがある。

小湊鉄道といすみ鉄道のレールは側線を通してつながっているが、現在は使用されていない。小湊鉄道といすみ鉄道の相互乗り入れは以前より提案がなされているが、両社ともに(特に小湊鉄道側が)消極的で今日まで実現していない。2011年5月にいすみ鉄道の保線用モーターカーが小湊鉄道に譲渡され、この側線を経由して小湊鉄道五井機関区まで回送された。

小湊鉄道側は養老渓谷 - 上総中野間の列車本数が1日6往復(平日)、7往復(休日)である。

また、両社とも列車の停泊がなく、そのまま折り返す。

のりば[編集]

小湊鉄道 小湊鉄道線 養老渓谷上総牛久五井JR内房線方面
いすみ鉄道 いすみ線 大多喜大原JR外房線方面

利用状況[編集]

  • 小湊鉄道の1日平均乗車人員は28人である。(2010年度)
  • いすみ鉄道の1日平均乗車人員は141人である。(2010年度)

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 小湊鉄道 いすみ鉄道 出典
2007年 20 118 [3]
2008年 23 128 [4]
2009年 23 130 [5]
2010年 28 141 [6]

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

のりば 主要経由地 行先 運行会社 備考
中野駅 老川 粟又 小湊鉄道
筒森・老川 土曜1本のみ
老川 養老渓谷駅
平沢循環左回り(弓木寺下・平沢共同館・西畑小前 中野駅 学休日運休
平沢循環右回り(西畑小前・平沢共同館・弓木寺下)
西畑小前・総元駅前大多喜駅 大多喜車庫

その他[編集]

  • 小湊鐵道側ホームの構内レールは1927年の刻印がある八幡製鉄所製60ポンド短尺レールが敷設されており、これは1928年の開業時からのものと思しい。
  • 桑野信義出演のテレビショッピングの洗剤商品のコーナーにおいて、洗浄効果を示すために当駅の駅舎が全面的に洗浄された。
  • 行楽の時期には、無料でお茶が配られることもある。

隣の駅[編集]

小湊鉄道
小湊鉄道線
養老渓谷駅 - 上総中野駅
いすみ鉄道
いすみ線
西畑駅 - 上総中野駅

参考文献[編集]

  • 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 JTB、1998年、初版(日本語)。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]