ローバ族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ローバ族、ロパ族
総人口
約60万人
居住地域
中華人民共和国の旗 中国2300人(2000年)
インドの旗 インド約57.5万人(2000年)
言語
ローバ語義都語蘇竜語崩如語チベット語
宗教
ボン教シャーマニズム
関連する民族
チベット民族

ローバ族中国語:珞巴族)は主にインド北東部や、中華人民共和国チベット自治区山南市ニンティ市少数民族のひとつ。ロパ族とも和訳される。全人口は国家民族事務委員会発表分では1980年代頃は約30万人であったが、現在は約60万人としている。

中国ではチベット自治区のみに居住しており、その人口は2000人台と、中国政府認定している全ての少数民族としては一番少ない。チベット仏教信仰していないという点で、チベット族とは異なる。そもそもローバの意味自体が、チベット族からみて「南方の人」を表現する言葉に由来する[1]

中国の自治地方[編集]

民族郷[編集]

出典[編集]

  1. ^ 松岡格 (2008年). 中国56民族手帳. マガジンハウス. p. 74ページ. ISBN 978-4-8387-1887-0