ルー (食品)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
ルーをベースにしたソース

ルーroux)とは、小麦粉サラダオイルバターなどの食用油脂で炒めて[1]調理したもの。「ルウ」とも表記する(品名の表記には「ルウ」を用いる)。

目次

[編集] 概要

伝統的なフランス料理の基本ソースのうち、ベシャメルソースヴルーテソースエスパニョールソースのとろみづけに使われる。デンプンがα化されて、各種ソースカレーシチューなどの料理のとろみを出す。

[編集] 作り方

バターを鍋で熱して溶かし、小麦粉を加える。小麦粉がバターとまんべんなく混ざるようにかき混ぜ、熱の通っていない小麦粉がなくなったら、好みの色味がつくまで加熱する。加熱時間の長さの調節次第で、白に近いものから色の濃いものまで作ることができる。このようにしてとろみと香りのついたルーが出来上がる。

[編集] 種類

白いホワイト・ルーと焦げ色をつけたブラウン・ルーがあり、料理によって使い分けられる。前者は最終加熱温度が摂氏120度前後なのに対して、後者は160~180度に達する。

[編集] 固形ルー

小麦粉と油、また調味料カレー粉スパイス、食塩など)、スープなどを調理[2]して水分を飛ばし固めた、カレー用の製品が市販されており、これも「固形ルー」や「ルー」と呼ばれることがある。同様の製法でシチュー用の製品も作られている。形状は石けん状に成形されたものやフレーク状のものがある。

[編集] 固形ルー(カレールー)の製造法の一例

[編集] 材料

  • 小麦、食用油脂
  • 調味料 (スパイスなど)
  • スープ

[編集] 工程

  1. 焙煎した小麦、食用油脂、調味料とスープをあわせて加熱する。
  2. 水分を飛ばしペースト状になったソースを容器にいれ石けん状に成形、もしくはフレーク状に加工する。
  3. 冷却し、パッケージに梱包する。

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ カレー用のルーは焦げるまで調理する場合もある
  2. ^ バーモントカレー 別に調理し混ぜる製法以外にも、材料を一緒に煮て調理する製法が存在する
個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語