ユー・ガット・メール
ユー・ガット・メール | |
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You've Got Mail | |
監督 | ノーラ・エフロン |
脚本 |
ノーラ・エフロン デリア・エフロン |
原作 | ミクロス・ラズロ |
製作 |
ノーラ・エフロン ローレン・シュラー・ドナー |
製作総指揮 |
ジュリー・ダーク G・マック・ブラウン デリア・エフロン |
出演者 |
トム・ハンクス メグ・ライアン |
音楽 | ジョージ・フェントン |
撮影 | ジョン・リンドリー |
編集 | リチャード・マークス |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1998年12月18日 1999年2月11日 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $65,000,000[1] |
興行収入 | $250,821,495[1] |
配給収入 | 11億5000万円[2] |
『ユー・ガット・メール』は1998年公開のアメリカ映画。インターネットで知り合った名前も知らない男女がメールのやり取りをしながらお互いに惹かれ合っていくロマンティック・コメディ。原題は「
この映画は1940年に製作されたエルンスト・ルビッチ監督の『桃色の店』のリメイク作品。時代を反映して元映画の「手紙で文通」の設定が「インターネットでメール」に置き換えられた。
脚本・監督のノーラ・エフロン、主演のトム・ハンクスとメグ・ライアンは1993年公開の『めぐり逢えたら』と同じ顔合わせ。
ストーリー
[編集]ニューヨークの片隅で、母親の代から続く老舗の小さな絵本専門店「街角の小さな本屋さん」を経営しているキャスリーン(メグ・ライアン)。彼女には同棲している恋人がいるがインターネットで知り合ったハンドルネーム「NY152」の彼とのメールのやり取りに夢中。
そんな時、キャスリーンの店のすぐ側に、カフェを併設した値引き商法の大型書店「フォックス・ブックス」が開店。どんどん客は奪われ売上は落ち続ける。このままではキャスリーンの店は潰されてしまう。実はこのフォックス・ブックスの御曹司ジョー(トム・ハンクス)こそが「NY152」の彼だった。キャスリーンとジョーは実生活では商売敵として顔を合わせれば喧嘩ばかり。だけど家に帰れば「Shopgirl」と「NY152」として、その日にあった事をメールで報告したり、お互いを励まし合う間柄に。メールを通じて、ふたりはますます惹かれ合っていく。お互い相手の正体に気付かぬまま…。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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ソフト版 | フジテレビ版 | ||
ジョー・フォックス | トム・ハンクス | 井上和彦 | 江原正士 |
キャスリーン・ケリー | メグ・ライアン | こおろぎさとみ | 水谷優子 |
フランク・ナバスキー | グレッグ・キニア | 宮本充 | 堀内賢雄 |
パトリシア・イーデン | パーカー・ポージー | 林佳代子 | 一城みゆ希 |
バーディ・コンラッド | ジーン・ステイプルトン | 島美弥子 | 京田尚子 |
ジョージ・パパス | スティーヴ・ザーン | 村治学 | 高木渉 |
クリスティーナ・プラッカー | ヘザー・バーンズ | 松熊明子 | 鈴鹿千春 |
ネルソン・フォックス | ダブニー・コールマン | 有本欽隆 | 池田勝 |
スカイラー・フォックス | ジョン・ランドルフ | 塚田正昭 | 石森達幸 |
ケビン・スキャンロン | デイヴ・シャペル | 落合弘治 | 秋元羊介 |
アナベル・フォックス | ハリー・ハーシュ | 今津朋子 | 川田妙子 |
マシュー・フォックス | ジェフリー・スカペロッタ | 三浦智子 | |
ジリアン・クイン | カーラ・シーモア | 佐藤しのぶ | 金野恵子 |
モーリーン | ケイト・フィネラン | 津田真澄 | 佐藤しのぶ |
チャーリー | マイケル・バダルコ | 天田益男 | 岩崎ひろし |
ミランダ・マルグリース | ヴィエンヌ・コックス | 姉崎公美 | 宮寺智子 |
ビンス・マンシーニ | ブルース・ジェイ・フリードマン | 辻親八 | |
セーラ・マンシーニ | アン・フルーカス | 鈴木紀子 | 竹口安芸子 |
ローズ | サラ・ラミレス | 喜田あゆ美 | |
ヘンリー | ハワード・スピーゲル | 長島雄一 | 後藤哲夫 |
ヴェロニカ・グラント | デボラ・ラッシュ | ||
スターバックスの客 | リチャード・コーエン | 古田信幸 | |
フォックスの販売員 | クリス・メッシーナ | 樫井笙人 | |
シドニー・アン | ジェーン・アダムス ※ノンクレジット |
増田ゆき | 沢海陽子 |
その他 | — | 山本健翔 吉田孝 |
森うたう 田尻ひろゆき |
演出 | 木村絵理子 | 伊達康将 | |
翻訳 | 岸田恵子 | 栗原とみ子 | |
編集 | オムニバス・ジャパン | ||
調節 | 高久孝雄 | 田中和成 | |
製作 | ワーナー・ホーム・ビデオ 東北新社 |
東北新社 |
- フジテレビ版:初回放送2001年9月29日『ゴールデン洋画劇場』※ノーカット
- この翌週からは『ゴールデンシアター』にリニューアルされたため、『ゴールデン洋画劇場』名義では最後の放送である。
スタッフ
[編集]- 監督:ノーラ・エフロン
- 製作:ノーラ・エフロン、ローレン・シュラー・ドナー
- 製作総指揮:ジュリー・ダーク、G・マック・ブラウン、デリア・エフロン
- 脚本:ノーラ・エフロン、デリア・エフロン
- 原作:ミクロス・ラズロ
- 撮影:ジョン・リンドリー
- 音楽:ジョージ・フェントン
- 美術:ダン・デイヴィス
- 編集:リチャード・マークス
- 衣装デザイン:アルバート・ウォルスキー
サウンドトラック
[編集]主に1960年代~1970年代の楽曲を使用していたが、キャロル・キングが書き下ろしの新曲を用意したのも話題になった。「孤独のニューヨーク」は映画ではオリジナルのニルソンのものが使用されたが、サウンドトラック・アルバムにはシネイド・オコナーのバージョンが収録された。
曲目
[編集]- "The Puppy Song" — ハリー・ニルソン
- "Dreams" — クランベリーズ
- "Splish Splash" — ボビー・ダーリン
- "Dummy Song" — ルイ・アームストロング
- "Remember" — ハリー・ニルソン
- "Dream" — ロイ・オービソン
- "Rockin' Robin" — ボビー・デイ
- "Lonely at the Top" — ランディ・ニューマン
- "Signed Sealed Delivered, I'm Yours" — スティーヴィー・ワンダー
- "I Guess the Lord Must Be In New York City" — シネイド・オコナー
- "Over the Rainbow" — ハリー・ニルソン
- "Anyone at All" — キャロル・キング
- "I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter" — ビリー・ウィリアムズ
- "Suite from "You've Got Mail"" — ジョージ・フェントン
- "You Made Me Love You" — ジミー・デュランテ
脚注
[編集]- ^ a b “You've Got Mail (1998)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年1月1日閲覧。
- ^ 1999年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟