ミドルウェア

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ミドルウェア(Middleware)とは、OSと各種システム固有の処理を行うアプリケーションソフトウェアとの間に入り、アプリケーションが要求する様々な処理の代換えとOSへ依頼する各種手順・手続きを行う中間的なソフトウェアのこと。

目次

[編集] 概要

アプリケーションプログラムが動作するにあたり、ネットワーク上の他サーバやデータベースとのやり取りなど、普遍的で面倒な手続きを要するものがある。これらとのやり取りの手順や管理をその種別単位にまとめ、ひとつの機能管理パッケージソフトウェアとしてまとめたものがミドルウェアである。

特に企業システムや社会インフラシステムなどのエンタープライズ領域のシステム構築において、分散されたソフトウェアやアプリケーションソフトウェア間のデータのやり取りなどを司る。ミドルウェアとしては、それぞれの管理分野の専用ソフトウェアが用いられる事が多い。

また、カスタマイズの幅も大きく、それぞれのシステム特性に合わせた最適化設定が必要となっている。

なお、最近のシステム構築においては、基本ソフトウェアとこのミドルウェアをシステムプラットホーム(またはシステム基盤と呼ぶ)としてひとつの管理単位として定義し、専用のエンジニア/ITコンサルタントに設計構築を依頼する事が多い。

[編集] 歴史

ミドルウェアという定義及び、名称は比較的新しいものである。実際には、ダウンサイジングによる旧来のレガシーシステムの置き換え需要が生まれた1980年代半ば以降に、メインフレームと新しいアプリケーションやそのアプリが動作する汎用サーバとを連携させる際の共通基盤的なソフトウェアに付けられたものである。
特に、当時の汎用サーバの処理能力は非常に小さく、分散処理を行う事が必要であり、そのための通信基盤としての共通手順やデータへのアクセス方法の確立と共通化したパッケージ化が必要だった。

これが現在のミドルウェアと定義されるソフトウェアの起源となっている。

[編集] ミドルウェアの区分と代表的なパッケージソフトウェア製品

メッセージ通信基盤
サーバ間及びコンピュータ・クラスターのノード間の通信に使用され、アプリケーション側からはその手順の複雑さや制御が見えないようにラッピングするための共通機能をサポートする。
統合監視コンソール
システム内のサーバの動作状況やバッチ処理の管理を1つの監視用端末から行うための共通機能をサポートする。
高可用クラスタ
クラスターに参加しているノードの管理やサービスアプリケーション及びミドルウェアサービスを監視し、障害や異常停止が発生した場合に、他ノードに自動的に切り替え、サービスの継続を図る共通機能をサポートする。
データベース
システムの固有データや管理情報などを統括的に管理し、検索サービスを提供する。
アプリケーションサーバ
アプリケーションが動作するサービスを管理し、提供する。
トランザクションモニター
TCP/IPやその上で動作するHTTPによる通信トランザクションと業務処理要求である処理トランザクションとの関係を把握し、管理する共通機能をサポートする。
データ連携, EAI, BPM

[編集] 組み込みシステムにおけるミドルウェア

システムによって必要とされる機能が異なるため、より少ないリソースで動作させるために、OSの基本機能の他に機能ごとにオプションとなっている製品が商品化されている。

[編集] 関連項目