電子出版
電子出版(でんししゅっぱん)とは、一般には文字・画像情報をデジタルデータに編集加工して、CD-ROMなどの電子メディアやネットワークにより配布する出版活動と定義される。この点ではDTPが普及したとされる1980~90年代が電子出版ブームの第一波であると言えるが、当時はコンテンツをダウンロードすることのできるインターネットインフラもなく、本格的な盛り上がりはアマゾン・キンドルがアメリカ市場に登場する2007年9月まで待たれることとなった。
電子出版が登場したのは1980年代半ばであるが、技術の進歩と社会との関わりの中で、その概念は未だ定着することなく変化し続けている。1980年代はDTPによる電子編集制作や、CD-ROMなどによるパッケージ系電子出版が中心であったが、1990年代半ばにインターネットが普及したことで、現在では本の内容を持ったデジタルコンテンツをインターネットを利用して配信するオンライン系電子出版(ネットワーク出版)が主流になっている。例えばアマゾンのキンドルの場合キンドルストアと呼ばれるオンラインショップでコンテンツを購入し、Wispernetと呼ばれる機能により端末が3G通信を通じてコンテンツのダウンロードを開始する。コンテンツは端末にダウンロードされるが、同時に購入履歴がサーバー上に保存され、端末内のデータを一度削除してもまた後に必要になればダウンロードすることが可能になっている。日本の市場では専用の電子書籍端末(電子ブックリーダーと呼ばれる)がまだ普及しておらず、電子出版のコンテンツは主に携帯電話とPCを中心に販売されている。
1986年日本電子出版協会が設立され、仕様の標準化や普及活動を行っている。近年、多くの業界団体が設立されている。
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[編集] 主な配布方法
- PDF形式による配布
- .book形式による配布
- EPUB形式による配布
- テキスト形式による配布
- HTML形式による配布
- なおこの形式を使い、一部小説投稿サイトで電子出版できたり、出来るように計画しているところがある。
[編集] 日本の電子出版関連団体
古くからの団体も存在するが、2010年以降に急激に増加しつつある。
- 日本電子出版協会
- デジタルメディア協会
- ビジネス支援図書館推進協議会
- 電子出版制作・流通協議会
- 日本出版インフラセンター
- 出版文化産業振興財団(JPIC)
- 日本雑誌協会
- 日本出版取次協会
- 日本書籍出版協会
- 日本書店商業組合連合会
- 日本電子書籍出版社協会
- 出版デジタル機構