ナミヘビ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ナミヘビ科
Coluber constrictorPCCP20030612-1115B.jpg
アメリカレーサー Coluber constrictor
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: ナミヘビ科 Colubridae

(本文参照)

ナミヘビ科(ナミヘビか、Colubridae)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目に属する科。

目次

分布 [編集]

南極大陸を除く全大陸に分布。

形態 [編集]

最大種はオオカサントウ。頭部の鱗は大型。様々な環境に生息するため、環境に応じて様々な形態をしている。

[編集]

毒蛇というと別科のコブラ科クサリヘビ科が有名だが、本科にも有毒種がいる。多くの有毒種は人体に深刻な被害をもたらすほどの強毒は持たないとされるが、ブームスラングヤマカガシ等では噛まれた人の死亡例もある。別科の毒蛇と違い本科の有毒種の毒牙は奥歯にあるため後牙類とも呼ばれる。

生態 [編集]

草原森林河川湿地、農耕地等、人の手が加わった環境も含め様々な環境に生息する。地上棲、樹上棲、水棲と環境に合わせて適応している。

食性は総じて動物食で、小型哺乳類鳥類、爬虫類、両生類魚類等を食べる。 偏食をする種もおり上記に挙げた生物や昆虫類ミミズカタツムリ、卵等を専食する種がいる。

繁殖形態は主に卵生だが、寒冷地や水中に生息する種等では卵胎生の種もいる。

分類 [編集]

ヘビ亜目最大の科で、構成種は約2000種とされる。分類は流動的でいくつかの亜科に分かれるとされるが、どの亜科にもあてはまらないとされる属もある。そのため本項ではアルファベット順で属名を羅列するものとする。

人間との関係 [編集]

中国等では食用とされることもある。またスジオナメラ等は皮が革製品に利用される。

クスシヘビはギリシャ神話に登場するアスクレーピオスの持つ杖のモチーフになったとして信仰の対象とされた。和名のクスシ(薬師)もこのことに由来する。

ペットとしても飼育されることもあり北アメリカに生息する種、特にコーンスネークコモンキングヘビ亜種カリフォルニアキングヘビは繁殖個体が多く流通する。

参考文献 [編集]

  • クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、緑書房、2000年、152-177頁。

関連項目 [編集]