デイノケイルス
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デイノケイルスの両腕の骨格
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| 地質時代 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 白亜紀前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Deinocheirus Osmólska & Roniewics, 1970 |
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| 種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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デイノケイルス (Deinocheirus ) は、中生代白亜紀末期に生存した恐竜。1960年代にモンゴルで発見され、1970年に記載されたが、全長2.4メートルに達する巨大な両腕の骨格化石が見つかっただけで、詳しい事はわかっていない。腕の大きさから、全長も非常に大きかったと考えられる。
属名は、ギリシャ語で「恐ろしい手」を意味する。ギリシャ語のケイロス(χειρος)は手を意味する単語である。
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分類 [編集]
模式種はデイノケイルス・ミリフィクス (Deinocheirus mirificus ) 。デイノケイルスはコエルロサウルスに分類されたが、それまでの獣脚亜目の単純な二分法に再検討をもたらした点で注目される。
この恐竜の発見・記載以前は、獣脚亜目の恐竜は大型のカルノサウルス類と小型のコエルロサウルス類に明確に分けられていた。前者はアロサウルス・メガロサウルス・ケラトサウルスなどがふくまれ、ティラノサウルスも当時はカルノサウルスの仲間とされていた。これらは大きな体躯、大型の獲物を攻撃・捕食するための大きな頭部と口、体と不釣合いに小さな前肢が特徴である。後者は体が小さく大部分が全長3メートル以下であり、頸部が長くて頭は比較的小さく、自分の体よりずっと小さな獲物を捕らえるか、もしくは雑食であり、前肢は長く大きい。
それまでは小型のグループとされていたコエルロサウルス類に、カルノサウルスに匹敵する大型のデイノケイルスが加えられた結果、そうした分類は不完全なものである事が明らかになり、コエルロサウルスの仲間が非常に変化に富んだものであるとわかった。実際には発見と記載はテリジノサウルスの方が早かったが、先に研究者の注意を引いて見直しの機運を導いたのはデイノケイルスである。
形態 [編集]
2.4メートルもある腕だけしか発見されていないため、どのような恐竜であったかは想像の域を出ない。指は3本で、先端には鋭い鉤爪が付いているが、腕の骨そのものはさして頑丈ではない。コエルロサウルス類に属するので、頸が長く頭部も比較的小さく、二足歩行をしており、体躯に対する前肢の比率はカルノサウルス類より大きかったであろう。それらを勘案して、全長12メートルという説があり、これが正しければカルノサウルス類の中でも最大級のものに匹敵する巨大な種類となるが、もう少し小さかったのではないかという異論もあり、詳細は不明である。
生態 [編集]
全体像がわかっていないため、生態についても様々な議論がある。公表された当初は、恐ろしげな巨腕と鉤爪から、その腕と爪によって獲物を攻撃・捕食するどう猛な肉食動物とも考えられたが、前述のように腕はそれほど強力ではなく、また想像されるコエルロサウルス型の体型では頭部や口が小さいので、積極的な捕食者とする意見には疑問が出されている。一説によれば、デイノケイルスは爪で樹木の幹を引っかき、樹皮をはがして食べる植物食の恐竜であったという。肉食恐竜に襲われた時などは、その腕や爪を防衛の武器に使った可能性はある。