テリー・ブランスタッド

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アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国の政治家
テリー・ブランスタッド
Terry Branstad
生年月日 (1946-11-17) 1946年11月17日(77歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
アイオワ州ルランド
出身校 アイオワ大学
ドレーク大学
所属政党 共和党
配偶者 クリスティーン・ジョンソン
子女 3人

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
第12代駐中華人民共和国大使
在任期間 2017年7月12日 - 2020年10月4日
大統領 ドナルド・トランプ

アイオワ州の旗 アイオワ州
第39代・第42代知事
当選回数 2回
4回
在任期間 1983年1月14日 - 1999年1月15日
2011年1月14日 - 2017年5月24日
副知事 ロバート・アンダーソン
ジョー・アン・ジンマーマン
ジョイ・コーニング
キム・レイノルズ

アイオワ州の旗 アイオワ州
40代目副知事
在任期間 1979年1月12日 - 1983年1月14日
州知事 ロバート・ドルフ・レイ

その他の職歴
アイオワ州の旗 アイオワ州
下院議員

(1973年1月8日 - 1979年1月7日)
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テリー・エドワード・ブランスタッド(Terry Edward Branstad、1946年11月17日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。所属は共和党アイオワ州知事に当選合計6回、通算在任期間は2016年で22年を迎えたアメリカ政界の重鎮であり、2015年に初代・第3代ニューヨーク州知事ジョージ・クリントンを抜いて、アメリカ合衆国史上最も長く州知事を務めた政治家となった[1]

2017年1月よりドナルド・トランプ政権で駐中華人民共和国大使に就任した[2]1985年にアメリカを訪問した習近平と30年近く親交のある親中派とされる[3][4]

来歴[編集]

1946年11月17日にアイオワ州ルランドに誕生する。1973年に26歳でアイオワ州下院議員に就任した。1979年まで務め、同年に32歳でロバート・レイ知事の下で副知事に就任。1982年にレイ知事の後任として州知事選挙に立候補して36歳の若さで州知事に当選。アイオワ州史上最年少の知事となり、また同年アーカンソー州知事に復帰したビル・クリントンを3か月下回る当時全米最年少の州知事となった。以後4期連続州知事に当選し、16年州知事を務めた後、1999年に一度退任(この間、1989年から1990年に全米知事協会会長を務めた)。

退任後、2003年デスモインズ大学の学長に就任し、2009年まで務めた後に2010年中間選挙で、現職州知事の民主党チェット・カルヴァーを下して5度目の州知事当選を果たした。2014年に連続2回、通算6回目の州知事当選[5]。駐中国大使に就任するため2017年5月24日に知事を退任。

2020年9月14日に大使の退任が発表された[6]

脚注[編集]