ジョー・マンチン

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アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国の政治家
ジョー・マンチン
Joe Manchin
生年月日 (1947-08-24) 1947年8月24日(76歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ウェストバージニア州ファーミントン
出身校 ウェストバージニア大学
所属政党 民主党
配偶者 ゲイル・コネリー
子女 3人
サイン

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
上院議員
選挙区 ウェストバージニア州
在任期間 2010年11月15日 - 現職

ウェストバージニア州
34代目知事
在任期間 2005年1月17日 - 2010年11月15日
州務長官 ベティ・アイアランド
ナタリー・テナント

ウェストバージニア州
27代目州務長官
在任期間 2001年1月15日 - 2005年1月17日
州知事 ボブ・ワイズ

その他の職歴
ウェストバージニア州
上院議員

(1986年12月1日 - 1996年12月1日)
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ジョー・マンチン(Joe Manchin)ことジョゼフ・マンチン3世(Joseph Manchin III、1947年8月24日 - )は、アメリカ合衆国政治家民主党所属だが共和党とも近く、左右の分断に反対する中道派である。

2020年の連邦上院選後、上院においては民主党と共和党が共に50議席となり、上院議長による決裁票を含めて民主党が多数派となっている。このような状況のため、民主党の中でも中道派と言われるマンチンの議会運営への影響力は非常に大きい[1][2][3]

2022年の一般教書演説では共和党側議席に着席した。

2023年7月に開かれた、超党派による政策推進を目指す政治団体「ノー・レーベルズ」の集会で「今日は米国民には選択肢が必要だという話をしたい。政界は右も左も極端に寄ってしまっているが、これが米国のあるべき姿ではない」と述べたほか[4]、第3勢力が2024年大統領選挙に立候補者を擁立する可能性に言及した[5]

2023年11月9日には翌年の議会選挙に立候補しないと表明[5]。政治活動そのものは継続する意向も示し、2024年大統領選挙に無所属で出馬する可能性が取り沙汰された[6]。2024年1月16日、「第3党からの出馬は目指さない。この国を結束させるための知識や情熱、能力を持つ大統領を選出する運動に関わっていく」と述べ、大統領選挙に出馬しないことを表明した[7]

略歴[編集]

  • 1947年8月24日 ウェストバージニア州ファーミントンに誕生する。
  • 1965年 ウェストバージニア大学に入学し、アメリカンフットボール奨学金を受けた。
  • 1970年 学位を授与される。
  • 1982年 州下院議員に当選。
  • 1986年 州上院議員に当選。
  • 2000年 第27代ウェストバージニア州州務長官に当選。
  • 2004年 州知事選挙で共和党の候補に勝利し、2005年1月に34代目ウェストバージニア州知事に就任した。
  • 2010年 全米知事協会会長に就任。
  • 2010年 ロバート・バード上院仮議長の逝去に伴う連邦上院議員の補欠選挙に立候補し、共和党のジョン・リースを破って当選した。同年11月15日に連邦上院議員に就任し、州知事を辞職した。
  • 2012年 共和党のジョン・リースを再び破り、連邦上院議員に再選した。
  • 2018年 「カバノー氏の指名に賛成票を投じる」と表明した[8]
  • 2021年 民主党左派が推進した社会福祉インフラ投資法案に賛同せず。

脚注[編集]

  1. ^ “‘The Democratic version of John McCain’”. POLITICO. (2021年2月7日). https://www.politico.com/news/2021/02/07/joe-manchin-senate-congress-466132 2021年12月22日閲覧。 
  2. ^ “米民主議員、大型歳出法案に「ノー」…ホワイトハウスは不快感”. 読売新聞. (2021年12月20日). https://www.yomiuri.co.jp/economy/20211220-OYT1T50053/ 2021年12月22日閲覧。 
  3. ^ “米200兆円法案、窮地に 民主中道派1人反対で”. 日本経済新聞. (2021年12月21日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78615160R21C21A2EA1000/ 2021年12月22日閲覧。 
  4. ^ バイデン氏を揺さぶる「内なる敵」 米大統領選で民主が懸念”. 毎日新聞. 2023年10月4日閲覧。
  5. ^ a b “マンチン米上院議員、来年再選目指さず 民主党に逆風”. ロイター. (2023年11月10日). https://jp.reuters.com/world/us/ZJAAZUZADJIOLD3BFOPSHYO7YM-2023-11-09/ 2023年11月10日閲覧。 
  6. ^ “民主上院中道派が議員引退へ 大統領選出馬の観測―米”. 時事ドットコム. 時事通信. (2023年11月10日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111000312&g=int 2023年11月10日閲覧。 
  7. ^ “民主・マンチン氏、米大統領選出馬せず 「第3党から、目指さぬ」”. 時事通信. (2024年2月17日). https://mainichi.jp/articles/20240217/k00/00m/030/178000c 2024年2月17日閲覧。 
  8. ^ 米最高裁判事候補、指名承認へ前進 「浮動票」議員の一角も支持表明” (2018年10月6日). 2018年11月17日閲覧。
公職
先代
ケン・ヘックラー
ウェストバージニア州務長官
2001年 - 2005年
次代
ベティ・アイルランド
先代
ボブ・ワイズ
ウェストバージニア州知事
2005年1月17日 - 2010年11月15日
次代
アール・レイ・トンブリン
先代
ジム・ダグラス
ヴァーモント州
全米知事協会会長
2010年
次代
クリスティーン・グレゴワール
ワシントン州
アメリカ合衆国上院
先代
カート・グッドウィン
アメリカ合衆国の旗 ウェストバージニア州選出上院議員(第1部)
2010年11月15日 -
同職:ジョン・ロックフェラー4世
次代
現職
党職
先代
ボブ・ワイズ
ウェストバージニア州知事
民主党候補

2004年、2008年
次代
アール・レイ・トンブリン
先代
ロバート・バード
ウェストバージニア州選出上院議員(第1部)
民主党候補

2010年、2012年、2018年
次代
TBD