タッカー・デービッドソン
| ボルティモア・オリオールズ（マイナー） | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 アメリカ合衆国 |
| 出身地 | テキサス州アマリロ |
| 生年月日 | 1996年3月25日（28歳） |
| 身長 体重 |
6' 2" ＝約188 cm 215 lb ＝約97.5 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投左打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2016年 MLBドラフト19巡目 |
| 初出場 | 2020年9月26日 |
| 年俸 | $740,000（2023年）[1] |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
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この表について
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ジョセフ・タッカー・デービッドソン（Joseph Tucker Davidson[注釈 1],1996年3月25日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州アマリロ出身のプロ野球選手（投手）。左投左打。mlbのボルティモア・オリオールズ傘下に所属。
経歴[編集]
プロ入りとブレーブス時代[編集]
2016年のMLBドラフト19巡目（全体559位）でアトランタ・ブレーブスに指名されプロ入り。契約後に傘下ルーキー級ガルフ・コーストリーグ（GCL）のGCLブレーブスで11試合に登板し、0勝3敗、防御率1.52という成績を残した[3]。
2017年は傘下A級のローム・ブレーブスでシーズン途中から先発に転向し、31試合（うち先発12）に登板して、5勝4敗、防御率2.60の好成績を挙げた。
2018年に傘下A+級のフロリダ・ファイヤーフロッグスに昇格。24試合（全て先発）に登板して、7勝10敗、防御率4.18の成績を残した[3]。
2019年には傘下AA級ミシシッピ・ブレーブスで21試合、傘下AAA級グウィネット・ストライパーズで4試合の合計25試合（全て先発）に登板し、8勝7敗、防御率2.15という好成績を挙げた[3]。オフの11月19日にメジャー契約を結んで40人枠に登録された[3]。
2020年は9月26日にメジャーに昇格し、同日のボストン・レッドソックス戦で先発しメジャーデビューを果たしたが、1.2回を投げて7失点という結果に終わった[4]。
2021年は6月16日に左前腕部の炎症のため10日間の故障者リストに入り、24日に60日間の故障者リストに移動した。その後10月にAAA級で復帰したがメジャーのレギュラーシーズンでの登板はなかった[5]。チームはワールドシリーズに進出し、当初はロースターに登録されていなかったが、チャーリー・モートンが第1戦で腓骨を骨折したため、急遽ロースターに登録され合流し、第5戦に先発登板した（2回0/3を4失点2自責点）[6]。チームは26年ぶり4度目のワールドシリーズ優勝を果たし、自身初めてとなるワールドシリーズ優勝を経験した[7]。
エンゼルス時代[編集]
2022年8月2日にライセル・イグレシアスとのトレードでジェシー・チャベスと共にロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[8]。
ロイヤルズ時代[編集]
2023年8月2日に金銭トレードでカンザスシティ・ロイヤルズに移籍した。[9]
投球スタイル[編集]
最速95.8mph（約154.2km/h）・平均90mph台前半の速球と、80mph台後半のスライダー、70mph台後半のカーブを使用する。マイナーにおける与四球率は4程度とやや高い[4]。
その他[編集]
高校時代は野球とアメリカンフットボールを兼任しており、アメフトでのポジションはクォーターバックだった[10]。
詳細情報[編集]
年度別投手成績[編集]
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | ATL | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 13 | 1.2 | 3 | 1 | 4 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 7 | 2 | 10.80 | 4.20 |
| 2021 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 83 | 20.0 | 15 | 3 | 8 | 0 | 0 | 18 | 0 | 0 | 8 | 8 | 3.60 | 1.15 | |
| MLB：2年 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 96 | 21.2 | 18 | 4 | 12 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 15 | 10 | 4.15 | 1.38 | |
- 2021年度シーズン終了時
年度別守備成績[編集]
| 年 度 |
球 団 |
投手（P） | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
| 2020 | ATL | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
| 2021 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
| MLB | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
- 2021年度シーズン終了時
背番号[編集]
- 64（2020年 - 2022年途中）
- 32（2022年途中 - 2023年途中）
- 41（2023年途中 - ）
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ “Tucker Davidson Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “英語のIPA発音記号変換（アメリカ英語）”. tophonetics.com. 2021年5月18日閲覧。
- ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2022年6月27日閲覧。
- ^ a b “Braves Top Prospects”. MLB.com (2021年). 2021年5月18日閲覧。
- ^ “Tucker Davidson 2021 Minor Leagues Game Logs & Splits”. Baseball-Reference.com. 2022年6月26日閲覧。
- ^ “2021 World Series Game 5, Houston Astros at Atlanta Braves, October 31, 2021”. 2022年6月27日閲覧。
- ^ Anthony Castrovince (2021年11月2日). “Braves win 1st World Series title since 1995” (英語). MLB.com. 2021年11月3日閲覧。
- ^ “Angels deal for prospects, flexibility with flurry at Deadline” (英語). MLB.com. 2022年8月3日閲覧。
- ^ “エ軍が左腕デビッドソンを金銭トレード 中継ぎで防御率6.54、5日前に“戦力外””. Full-Count（フルカウント） ― 野球ニュース・速報・コラム ― (2023年8月2日). 2023年8月31日閲覧。
- ^ Lahnert, Lance (2013年8月25日). “Tascosa Rebels QB Davidson confident team will find success”. Amarillo Globe-News 2020年9月27日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Tucker Davidson Statcast Visuals & Advanced Metrics BaseballSavant.MLB.com （英語）
- Tucker Davidson stats MiLB.com （英語）
- Tucker Davidson (@tucktuck) - Instagram
- Tucker Davidson (@tucktuck6) - X（旧Twitter）
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