セシリア・ペイン=ガポーシュキン

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セシリア・ペイン=ガポーシュキン(Cecilia Payne-Gaposchkin、1900年5月10日 - 1979年12月7日)は、イギリスバッキンガムシャー出身のアメリカ合衆国の女性天文学者である。

ケンブリッジ大学で植物学、物理学、化学を学んだあと、アメリカ合衆国に移住し、ハーバード大学で1925年に天文学の博士号を得た。ペイン=ガポーシュキンの研究テーマはメグナード・サハ電離公式を、天体の実際の温度とスペクトルの関係に応用したもので、恒星の組成の大部分が水素からできていることを証明したものであり高い評価を得た。

1933年、ヨーロッパに旅行し、ロシア生まれの天文学者セルゲイ・ガポーシュキンのドイツからアメリカへの移住を助けた。翌1934年にガボーシュキンと結婚し、3人の子供を生んだ。

ペイン=ガポーシュキンはその後もハーバード大学で研究を続けたが、当時の女性研究者に対する待遇は低く、女性として初めて常勤の教授になることができたのは1956年になってからである。ハーバード大学天文台エドワード・ピッカリングの指導のもとに、ウィリアミーナ・フレミングアニー・ジャンプ・キャノンヘンリエッタ・リービットなど多くの女性天文学者が活躍したが、ペイン=ガポーシュキンは男性が支配していた学問研究のシステムに本格的に進出した女性であった。

賞・叙勲等[編集]

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命名[編集]

  • 小惑星 : (2039)Payne-Gaposchkin