サイクロン級哨戒艇

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サイクロン級哨戒艇
USS Tempest (PC-2).jpg
艦級概観
種別 哨戒艇
艦名
建造者
運用者
建造期間
就役期間
同型艦
前級
次級
主要諸元
排水量 331満載排水トン
総トン数 {{{総トン数}}}
全長 179 ft (55 m)
全幅 25 ft (7.6 m)
吃水 8.5 ft (2.6 m)
深さ {{{深さ}}}
機関 パクスマンディーゼルエンジン×4基, 4軸(3,350 shp; 2.50 MW)
機関出力 {{{機関出力}}}
電力 {{{電力}}}
速力 35ノット (40 mph; 65 km/h)
燃料 {{{燃料}}}
航続距離
潜航深度 {{{潜航深度}}}
乗員 士官4名+曹士 24名
搭載量 {{{搭載量}}}
装甲
兵装 Mk.96 25mm単装機関砲×1
Mk.38 25mm単装機関砲×1
M2 12.7mm機関銃×5
Mk.19 40mm自動擲弾銃×2
M240B 7.62mm機関銃×2
スティンガー近SAM 6連装発射機×1
搭載機
搭載総数 {{{総艦載機数}}}
搭載艇 6メートル型複合艇×1隻
11メートル型複合艇(PC-14以降)
C4ISTAR スペリー・ヴィジョン2100M戦闘システム
レーダー
ソナー
電子戦
対抗手段
特殊装備 {{{特殊装備}}}
その他 {{{その他}}}

サイクロン級哨戒艇英語: Cyclone class patrol shipsは、アメリカ海軍哨戒艇。特殊作戦に投入され、米本国あるいは同盟国の沿岸防衛や、特殊部隊の潜入支援などを行なう。また、アメリカ海軍の退役艇は、アメリカ沿岸警備隊フィリピン海軍において運用されている。

概要[編集]

本級は、アメリカ海軍に対して、低強度紛争に対応する小回りの効く洋上戦力を与えるために開発されたもので、アメリカ海軍特殊戦コマンドの有する最大の艦艇である。海上保安庁巡視艇アメリカ沿岸警備隊カッターと同様に洋上対テロ任務を遂行するほか、海軍特殊戦コマンドの要求により、Navy SEALsなど特殊部隊の浸透を支援するための装備を有するという特徴がある。

本級は2門のM242 ブッシュマスター 25mm機関砲を有する。船首側の1門は、海軍が従来より使用してきた人力操作のMk.38であるが、後部上部構造物上の1門は安定化された遠隔操作型砲塔を採用したMk.96とされている。また、多数の小型舟艇との交戦を想定して多数の小火器が搭載されているほか、沿岸域での行動において航空脅威に対処できるよう、スティンガー近距離防空ミサイルの簡易マウントも設置される。

現在、5隻がノーフォークリトル・クリーク両用戦基地に配備されているほか、5隻がバーレーンマナーマに前進配備されている。また、「ゼファー」「シャマル」「トルネード」の3隻はアメリカ沿岸警備隊にリースされ、またネームシップは一度沿岸警備隊にリースされたのちにフィリピン海軍に売却されて、「マリアーノ・アルバレス」として再就役した。

リトル・クリークで係留されるサイクロン級。
同型艦一覧
# 艦名 就役 退役 備考
PC-1 サイクロン
USS Cyclone
1993年 2000年 2000年2月に沿岸警備隊にリース、
2004年3月にフィリピン海軍に売却され、「マリアーノ・アルバレス」として再就役。
PC-2 テンペスト
USS Tempest
就役中 リトル・クリークを母港としている。
PC-3 ハリケーン
USS Hurricane
PC-4 モンスーン
USS Monsoon
PC-5 タイフーン
USS Typhoon
1994年 バーレーンマナーマに前進配備中。
PC-6 シロッコ
USS Sirocco
PC-7 スコール
USS Squall
リトル・クリークを母港としている。
PC-8 ゼファー
USS Zephyr
2004年から2011年まで沿岸警備隊にリースされ、WPC-8として就役していた。
パスカグーラを母港としている。
PC-9 チヌーク
USS Chinook
1995年 バーレーン・マナーマに前進配備中。
PC-10 ファイアボルト
USS Firebolt
PC-11 ホワールウィンド
USS Whirlwind
PC-12 サンダーボルト
USS Thunderbolt
リトル・クリークを母港としている。
PC-13 シャマル
USS Shamal
1996年 2004年から2011年まで沿岸警備隊にリースされ、WPC-13として就役していた。
パスカグーラを母港としている。
PC-14 トルネード
USS Tornado
2000年 2004年から2011年まで沿岸警備隊にリースされ、WPC-14として就役していた。
パスカグーラを母港としている。

関連項目[編集]