クリプトン・フューチャー・メディア

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クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
Crypton Future Media, Inc.
Crypton Future Media logo.svg
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 クリプトン、CFM
本社所在地 日本の旗 日本
郵便番号:060-0003
北海道札幌市中央区北3条西4-1-1
日本生命札幌ビル11F
設立 1995年7月
業種 情報・通信業
事業内容 音楽制作ソフトの開発・販売
BGM・SEライブラリの販売
音楽配信系携帯コンテンツ運営
コミュニティサイト運営
代表者 代表取締役 伊藤博之
外部リンク http://www.crypton.co.jp/
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2008年10月12日サイエンスカフェ「初音ミクNight――科学を超えた歌姫」にて講演する代表取締役・伊藤博之

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社Crypton Future Media, Inc.)は、北海道札幌市中央区にある、音楽、効果音などの音に関連する製品を販売する企業。単に「クリプトン」と呼ばれる場合もある。CIは『「音」で発想するチーム。』。

概要[編集]

1995年にサウンド素材の輸入販売事業で起業し、サンプリングCD/DVDや効果音、BGMライブラリ、ソフトウェア音源の開発・輸入・販売を手がけている。主な取引先は、楽器店、コンピュータショップ、ソフトウェア流通業者などとなっている。

また、2000年ごろから携帯電話の着信音向けに効果音販売サービスを始め、現在「ポケット効果音Pro」「まぜてよ★生ボイス」「初音ミクモバイル」「ミクと歌おう♪」等の着メロ・効果音・着ボイス配信といったサービスを行う携帯電話向けサイトも運営している。

2013年11月2日の秋の褒章で伊藤博之(代表取締役)に藍綬褒章が授与される[1]

社名の由来[編集]

社名に意味はなく、適当な乱数から検索に引っかからない名前を生成した[2]

VOCALOID製品の製造販売[編集]

クリプトンは特にヤマハの音声合成エンジンVOCALOIDを採用したデスクトップミュージック(DTM)用の音声合成ソフトの製造販売で知られる。2004年に「MEIKO」を2006年に「KAITO」を販売。そして2007年8月31日にバージョンアップ版のVOCALOID2を搭載したキャラクター・ボーカル・シリーズ第1弾に当たる「初音ミク」を発売、一躍有名になった。第2弾の「鏡音リン・レン」も12月27日に発売され、2009年1月30日には第3弾「巡音ルカ」が発売された。また、それらの人気を受けてVOCALOIDに関連するコンテンツの投稿サイト「ピアプロ」を開設、自社の音楽レーベル「KarenT」(カレント)によるVOCALOIDによって作られた楽曲の販売も行っている。また、同社製のVOCALOID製品は、パッケージにキャラクターイラストを使用しており、このキャラクターイラストについては、同社が独自に定めたピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)および、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCL)によって、非営利での複製や2次著作物の作成、公開が認められている[3]

脚注[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 根津禎「実録 開発物語 パソコン用歌声合成ソフト「初音ミク」(第1回)出会いは着メロから」、『日経エレクトロニクス』(971) [2008.2.11]、日経BP社、 107-110頁、 ISSN 0385-1680。

外部リンク[編集]