クリップスプリンガー

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クリップスプリンガー
Oreotragus oreotragus (1).jpg
クリップスプリンガー Antidorcas marsupialis
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svgO. o. porteousi ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))
Status iucn3.1 EN.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: ウシ目 Artiodactyla
亜目 : ウシ亜目 Ruminantia
: ウシ科 Bovidae
亜科 : アンテロープ亜科 Antilopinae
: ローヤルアンテロープ族
Neotragini
: クリップスプリンガー属
Oreotragus
A. Smith, 1834
: クリップスプリンガー
O. oreotragus
学名
Oreotragus oreotragus
(Zimmermann, 1783)
和名
クリップスプリンガー
英名
Klipspringer

クリップスプリンガーOreotragus oreotragus)は、動物界脊索動物門哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科クリップスプリンガー属に分類されるレイヨウ。本種のみでクリップスプリンガー属を形成する。

分布[編集]

アンゴラウガンダエチオピアエリトリアケニアコンゴ民主共和国ザンビアジブチジンバブエスーダンスワジランドソマリアタンザニアナミビアボツワナマラウイ南アフリカ共和国レソトルワンダ

  • O. o. porteousi

中央アフリカ共和国ナイジェリア

形態[編集]

体長75-90cm。肩高40-60cm。体重8-18kg。背面は灰褐色、吻端と腹面、四肢の内側は白い体毛で覆われる。体毛は軽いうえに密毛し、皮膚は厚い。これにより低温や岩と接触することによる怪我から身を守ることができる。

外耳は大型で丸く、黒い筋模様が入る。四肢は短く頑丈で、蹄は縦長で楔形をしており、外側は固いが中央部は弾力性がある。蹄の接地面が小さいため、狭い足場でも直立することができる。

オスにのみ最長でも15cm程の短い直立した角が生える。

亜種[編集]

  • Oreotragus oreotragus oreotragus (Zimmermann, 1783)
  • Oreotragus oreotragus porteousi Lydekker, 1911 

生態[編集]

高山や岩場に生息する。1頭のオスと5-10頭のメスにより形成される小規模な群れで生活する。夜行性で、昼間は岩陰等で休む。岩と岩の間を飛び跳ねるようにして移動する。

食性は植物食で、や木の果実等を食べる。

繁殖形態は胎生で、1回に1頭の幼獣を産む。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、110頁。
  • 『動物大百科4 大型草食獣』、平凡社、1986年、135-136、140頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館、2002年、101頁。

外部リンク[編集]