クララ

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クララ
クララ Sophora flavescens.JPG
Sophora flavescens
福島県会津地方、2008年6月24日)
分類APG III
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
亜科 : マメ亜科 Faboideae
: エンジュ連 Sophoreae
: クララ属 Sophora
: クララ S. flavescens
学名
Sophora flavescens
Aiton
シノニム
Sophora flavescens Aiton var. angustifolia (Siebold[1] et Zucc.) Kitag.
和名
クララ(眩草/苦参)
英名
Shrubby sophora

クララ(眩草/苦参、学名: Sophora flavescens[2])は、マメ科多年草

和名の由来は、を噛むとクラクラするほど苦いことから、眩草(くららぐさ)と呼ばれ、これが転じてクララと呼ばれるようになったといわれる。

目次

[編集] 分布

本州四国九州の日当たりの良い草原などに自生する。日本では草原環境が農業形態の変化によって衰退しているため、自生地がかなり減少しており、これのみを食草とするチョウの一種オオルリシジミはかなり希少なものとなっている。

[編集] 特徴

高さ50~150cm。花期は6~7月。茎の先に薄黄色の総状花序をつける。

全草有毒であり、根の部分が特に毒性が強い。ルピナンアルカロイドのマトリンを含み、これが後述の薬効の元であるが、薬理作用が激しく、量を間違えると大脳麻痺を引き起こし、場合によっては呼吸困難で死に至る。素人が安易に手を出すのは非常に危険である。

[編集] 利用

根は、苦参(くじん)という生薬であり、日本薬局方に収録されている。消炎鎮痒作用、苦味健胃作用があり、苦参湯(くじんとう)、当帰貝母苦参丸料(とうきばいもくじんがんりょう)などの漢方方剤に配合される。また、全草の煎汁は、農作物の害虫駆除薬や牛馬など家畜の皮膚寄生虫駆除薬に用いられる。

なお、延喜式には苦参をの原料としたことが記されているが、苦参紙と呼ばれる和紙が発見された例が存在せず、実態は不明である。2010年10月宮内庁正倉院事務所の調査で「続々修正倉院古文書第五帙第四巻」の1枚目は和紙、手触りや色合いが延喜式での工程や繊維の特徴を持ち2枚目は苦参の可能性が高いと判断した[3]

[編集] 脚注

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  1. ^ フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト (1796-1866) or Karl Theodor Ernst von Siebold (1804-1885) physiologist and zoologist
  2. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2011年6月28日閲覧。
  3. ^ 読売新聞2010年10月25日13S版35面幻の古代和紙、正倉院に

[編集] 参考文献

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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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