ウランゲリ島
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ウランゲリ島に広がるツンドラ
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| 英名 | Natural System of Wrangel Island Reserve | ||
| 仏名 | Système naturel de la Réserve de l'île Wrangel | ||
| 面積 | 中心地域916,300 ha、緩衝地域3,745,300ha | ||
| 登録区分 | 自然遺産 | ||
| 登録基準 | (9), (10) | ||
| 登録年 | 2004年 | ||
| 公式サイト | ユネスコ本部(英語) | ||
| 地図 | |||
| 使用方法・表示 | |||
ウランゲリ島(ウランゲリとう、ロシア語: остров Врангеля 英語: Wrangel Island)は北極海、東シベリア海とチュクチ海との間にあるロシア領の島。極東連邦管区のチュクチ自治管区に所属している。大陸とはロング海峡を挟む。経度180度の子午線が通るが、日付変更線は島の東側に引かれている。
アザラシ、レミング、ホッキョクグマの繁殖地となっている。また、夏の間は多くの鳥がやってくる。
島の名前は探検家フェルディナント・フォン・ウランゲルに因む。彼はチュクチ族から島の位置を聞いて探索に向かったものの、見つけることは出来なかった。島を「発見」したのはアメリカの捕鯨船船長トマス・ロング(Thomas Long)である。
1911年には、ロシア人のグループが上陸した。1921年、カナダの探検家ステファンソン(Vilhjalmur Stefansson)はこの島をカナダ領とするため、カナダ人1名・アメリカ人3名・イヌイット1名、合計5名からなる移住者の一行を送った。しかしこの初期メンバーで生き残ったのはイヌイット1人のみであった。1923年にはあらためて13名(アメリカ人1名・イヌイット12名)からなる移住グループをこの島に送り込んだが、1924年にソビエトはステファンソンの送り込んだイヌイットを国外退去させ、現在ある町をつくった。
最後の氷河期、ウランゲリ島にはマンモスが生息していた。このマンモスは島嶼化によって一般的なマンモスより小型だった。考古学的証拠から、紀元前1700年頃に最後のマンモスがこの島で原住民に狩猟されて絶滅したと考えられている。
ただし最新の研究で、こうした考えに疑問が出され、人類の到達する約100年前にマンモスが絶滅していると考えられること、遺伝的多様性も維持されていたという調査結果から、環境の緩やかな変化や狩猟によってではなく、巨大な嵐、細菌、ウィルスといった突発的な事件によってマンモスは絶滅したのではないかという説も出されている[1]。
詳細は「マンモス#絶滅」を参照
同島の自然保護区は、2004年にはユネスコの世界遺産に自然遺産として登録された。
世界遺産登録基準 [編集]
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター[1]からの翻訳、引用である)。
- (9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
- (10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
脚注 [編集]
- ^ マンモス絶滅の原因は気候変動や「狩り」ではない、研究 (2010年04月01日 15:15 AFPBB News)
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