アドルフ・ブッシュ

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アドルフ・ブッシュAdolf Busch1891年8月8日 - 1952年6月9日)は、ドイツヴァイオリン奏者ジーゲン生まれ。ギルドフォード(アメリカ合衆国)没。指揮者フリッツ・ブッシュは兄。また、1919年に結成されたブッシュ弦楽四重奏団、及びルドルフ・ゼルキンも参加したピアノ三重奏団で共に演奏したチェロ奏者のヘルマン・ブッシュは弟。 (ヘルマンのブッシュ弦楽四重奏団への参加は1930年。)

ウェストファーレンの工芸家具職人でありアマチュアのヴァイオリン奏者であった父から、アドルフは3歳の時よりヴァイオリンの手ほどきを受けた。11歳の時、ケルン音楽院に入学し、ヘス、エルデリングに師事する。 1912年、ブラームスのヴァイオリン協奏曲でソリストとしてデビュー、21歳でウィーン楽友協会管弦楽団の首席に、1917年、26歳でベルリン高等音楽院の主任教授に就任した。 1919年、ブッシュ弦楽四重奏団を結成した。1922年、ルドルフ・ゼルキンと知り合うが、1935年、ナチスに追放されたルドルフ・ゼルキンを追ってスイスに亡命した。1939年、家族とブッシュ弦楽四重奏団のメンバーとともにアメリカに渡った。