コンテンツにスキップ

福島 - いわき線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いわき~福島から転送)
福島 - いわき線(福島交通)
福島 - いわき線(福島交通)
福島 - いわき線(新常磐交通)
福島 - いわき線(新常磐交通)

福島 - いわき線(ふくしま - いわきせん)は、福島県福島市いわき市を結ぶ高速バスである。

運行会社

[編集]

運行経路

[編集]

福島競馬場前 - 福島市役所前 - 福島上町 - 福島駅東口 - 福島県庁前(いわき行のみ)/福島中町(福島行のみ) - 福島運輸支局 - 福島西IC - (東北自動車道) - 二本松バスストップ - (郡山JCT) - (磐越自動車道) - 小野インター - いわき好間 - いわき中央インター(※到着便のみ) - 好間一小 - 叶田団地入口 - 平中町 - いわき駅 - 平競輪場前 - 上荒川 - 温泉神社(※1) - ハワイアンズ(※1) - 支所入口(※到着便のみ) - 小名浜( - 小名浜 - アクアマリンパーク

  • (※1)小名浜発着の便は経由しない[1]
  • 二本松バスストップ、小野インターでは両方向とも乗車・降車ともに可能。
  • 途中、ハワイアンズ発は三春PAで、ハワイアンズ行は差塩PAで休憩する。
  • 上荒川 - アクアマリンパーク間は土曜・日曜・祝日および夏休み(7月21日8月31日)・冬休み(12月24日1月5日)のみ一部便(3往復)が停車(但し、東日本大震災発生以降運休中)。
  • いわき好間に150台、いわき中央ICに150台、上荒川に55台の駐車場が設置されている。

運行回数

[編集]
  • 1日7往復(福交4、新常交3)。

運賃

[編集]

各区間の運賃については公式サイト[2]を参照のこと。

歴史

[編集]
  • 1994年平成6年)12月1日 - 運行開始(1日4往復)[3]。当時は須賀川IC - いわき間は国道49号経由[3]
  • 1995年(平成7年)
  • 200x年[いつ?]- 1日8往復に増便。
  • 2005年(平成17年)4月 - 「小野インター」バス停設置。
  • 2007年(平成19年)5月10日 - 予約制度を再導入。
  • 2008年(平成20年)10月1日 - この日の出発便より、福島発便のみ予約不要の定員制となる(いわき発は引き続き予約制)。
  • 2009年(平成21年)7月1日 - 福島市内の運行経路を変更(開業時は福島駅東口始発の県庁前/中町経由だったが、この時までに競馬場始発の福島駅西口・八木田経由に変更されていた)。
  • 2010年(平成22年)3月25日 - 土曜・日曜・祝日および夏休み冬休み(2011年から春休みも)に限り、一部便(3往復)をアクアマリンパークへ延長。
  • 2011年(平成23年)
    • 1月11日 - この日の出発便より、いわき発も予約不要の定員制となる。
    • 4月15日 - 同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により運休していたが、この日より臨時ダイヤ(1日4往復、上荒川~アクアマリンパーク間運休)での運行を再開。同時に「二本松バスストップ」に停車。両方向とも乗降可能[4]
    • 4月28日 - この日より通常の運行回数に戻る。引き続き上荒川~アクアマリンパーク間は運休[5]
  • 2012年(平成24年)7月1日 - 新常磐交通便が1往復減便、1日7往復となる[6]
  • 2014年(平成26年)4月1日 - 「平競輪場前」バス停を新設。運賃を改定[7]
  • 2017年(平成29年)
    • 7月1日 - 常磐自動車道4車線化工事に伴い、いわき中央インターのりばと第1・第2駐車場が閉鎖。これに伴い「好間一小」停留所および無料駐車場(第4駐車場)を新設。なお、いわき中央インターおりばは存続となる[8]
    • 7月21日 - 福島交通便の2往復が、温泉神社・スパリゾートハワイアンズまで延伸運行開始[9][10]
  • 2018年(平成30年)
    • 6月15日 - 新常磐交通担当の一部便(1往復)を「小名浜」まで延伸[1]
    • 11月1日 - 小名浜発着便の途中休憩を廃止[11]
  • 2019年(平成31年)4月1日 - 運賃改定[12][2]
  • 2020年令和2年)4月29日 - 新型コロナウイルスの影響により、この日より当面の間、土休日のみ一部便(3往復)を運休するとともに、全便を上荒川発着とする[13]
  • 2022年(令和4年)4月1日 - 常磐自動車道4車線化工事完了に伴い、いわき中央インターのりば(および第1・第2駐車場)の利用を再開、好間一小バス停(および第4駐車場)を廃止[14][15]
  • 2023年(令和5年)1月24日 - バス運転者の確保が困難なため、この日より同年4月30日まで(のち延長)新常磐交通担当の一部便(1往復)を運休[16][17]

使用車両

[編集]
  • 福島県内発着高速バスにおいて唯一トイレ付き車両で運行される。
    • 車両整備などの都合でトイレ無し車両で運行される時は、三春PAにて途中10分間の休憩がある。
  • 開業当初の福交便は貸切車転用の三菱ふそう・エアロクィーンWが使用されていた。

利用状況

[編集]
福島 - いわき線利用状況
年度 福島 - いわき
1997年度 73,328人
1998年度 74,647人
1999年度 73,672人
2000年度 84,041人
2001年度 81,959人
2002年度 85,251人
2003年度 87,096人
2004年度 87,027人
2005年度 85,579人
2006年度 83,537人
2007年度 80,931人

脚注

[編集]
  1. ^ a b H30.06.15~ 高速バス「いわき~小野~郡山~会津若松」線 ダイヤ改正のおしらせ』(PDF)(プレスリリース)新常磐交通、2018年5月29日http://www.joko.co.jp/wp-content/uploads/2018/05/HBNews20180529_01.pdf2018年5月30日閲覧 
  2. ^ a b 福島~いわき線 (PDF) (福島交通)
  3. ^ a b “福島~いわき間バス 福島交通など来月から運行”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1994年11月2日) 
  4. ^ 高速バス『福島~いわき』線の運行を臨時ダイヤにて再開いたします(4月15日より)”. 福島交通 (2011年4月14日). 2011年4月17日閲覧。
  5. ^ 高速バス『福島~いわき』線を通常本数に戻します(4月28日より)”. 福島交通 (2011年4月26日). 2011年4月5日閲覧。
  6. ^ 高速バス「福島~いわき線」の運行時刻・運行回数変更のお知らせ(7月1日より)”. 福島交通 (2012年6月15日). 2012年7月1日閲覧。
  7. ^ 福島 - いわき線 2014年4月1日以降の運賃(福島交通 2014年2月28日) (PDF)
  8. ^ 常磐自動車道4車線化工事に伴う『いわき中央インター』のりば停留所および第1、第2駐車場閉鎖のお知らせ(新常磐交通 2017年6月28日) (PDF)
  9. ^ 高速バス「福島〜いわき線」がいわき湯本温泉、スパリゾートハワイアンズまで延伸いたします。(平成29年7月21日より)”. 福島交通 (2017年6月30日). 2017年7月4日閲覧。
  10. ^ H29.07.21(金) 高速バス「いわき〜小野〜二本松〜福島」線 ダイヤ改正(一部ダイヤをハワイアンズまで延長運転)のお知らせ (PDF, (新常磐交通)2017年07月12日閲覧)
  11. ^ 【高速バス「いわき⇔小野⇔二本松⇔福島」線 ダイヤ改正のおしらせ】』(PDF)(プレスリリース)新常磐交通、2018年9月28日https://www.joko.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/HBNews20180928_03A4.pdf2018年11月11日閲覧 
  12. ^ 高速バスの運賃改定について(4月1日より)”. 福島交通 (2019年3月8日). 2019年4月6日閲覧。
  13. ^ 新型コロナウイルス影響に伴う、高速バス「いわき⇔小野⇔二本松⇔福島」線の運行について”. 新常磐交通 (2020年4月27日). 2020年4月29日閲覧。
  14. ^ 「いわき中央インターのりば停留所」および「第1、第2駐車場」利用再開のおしらせ”. 新常磐交通 (2022年2月28日). 2022年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月12日閲覧。
  15. ^ 高速バス専用「好間一小 停留所」及び「第4駐車場」は『廃止』となります”. 新常磐交通 (2022年3月10日). 2022年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月12日閲覧。
  16. ^ (継続)新型コロナウイルス感染拡大に伴う「高速バス福島線の運休」について [3月10日(金)16:30現在]”. 新常磐交通 (2023年3月10日). 2023年5月28日閲覧。
  17. ^ (継続)バス運転者の確保困難に伴う「高速バス福島線の運休」について [4月21日(金)12:00現在]”. 新常磐交通 (2023年4月21日). 2023年5月28日閲覧。

外部リンク

[編集]