いすゞ・ウィザードアライブ

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いすゞ・ウィザードアライブ
TA-UER25FW
フロント LS
概要
販売期間 2000年6月 - 2002年12月
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン 6VD1 3,165cc V型6気筒DOHC24バルブ
最高出力 215ps/5,600rpm
最大トルク 30.0kg・m/3,000rpm
変速機 4速AT
F ダブルウイッシュボーン・トーションバースプリング式独立懸架
R 5リンクコイルスプリング式車軸懸架
F ダブルウイッシュボーン・トーションバースプリング式独立懸架
R 5リンクコイルスプリング式車軸懸架
車両寸法
ホイールベース 2,700 mm
全長 4,515 mm
全幅 1,785 mm
全高 1,670 mm
車両重量 1,680-1,700 kg
系譜
先代 いすゞ・ウィザード
後継 いすゞ自動車の乗用車部門撤退に伴い無し
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ウィザードアライブWIZARD ALIVE )は、かつていすゞ自動車が生産・販売していた5ドア専用のSUVで、同社が販売していたウィザードのFR版に当たる。

概要[編集]

ミューの5ドア版として出発したミューウィザードは1998年のフルモデルチェンジを経てウィザードとして独立。当初はパートタイム4WDのみのラインナップだったが翌年にFR仕様(以下ウィザード2WD)を追加する。そして2000年5月のマイナーチェンジの際にウィザード2WDはアライブ(ALIVE)として分離独立する。

メカニズム[編集]

基本的な構造は、ベース車のウィザードと同一だが四輪ベンチレーテッドディスクのウィザードに対し後輪だけリーディングトレーディング(=ドラムブレーキ)だったり、LSDがオプション設定すらされていない等装備の簡略化がみられる。

歴史[編集]

2000年6月1日
ウィザード2WDから独立。同日発売(ウィザードは5月13日)。エンジンラインナップはウィザードとの差別化を図るためディーゼルエンジンは設定されずガソリンエンジンのみの設定に。グレード名もウィザード2WD時代のタイプX、タイプSではなくそれぞれLS、Sに[1]
2001年5月12日
一部改良。60タイヤ(235/60/R16)を採用。これにより従来型車比で20mm、4WD車比で40mm車高が下がる[2]
2002年12月
いすゞ自動車の乗用車部門撤退に伴い生産及び販売を終了。

グレード体制[編集]

グレード エンジン型式 エンジン 排気量 最大出力 最大トルク 変速機 車重 新車販売価格
S 6VD1 V型6気筒DOHC24バルブ 3,165cc 215ps/5,600rpm 30.0kg・m/3,000rpm 4速AT 1,700kg 1,938,000円
LS 1,680kg 2,140,000円

車名の由来[編集]

  • ウィザードは英語で「魔法使い」、「名手」を意味する。
  • アライブは英語で「活動的」、「生きる」などの意味。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]