青郷駅
表示
青郷駅 | |
---|---|
駅舎(2009年8月) | |
あおのごう Aonogō | |
◄三松 (2.1 km) (4.7 km) 松尾寺► | |
所在地 | 福井県大飯郡高浜町青1-4 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■小浜線 |
キロ程 | 73.5 km(敦賀起点) |
電報略号 | アウ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
102人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1940年(昭和15年)11月1日[1][2] |
備考 | 簡易委託駅 |
青郷駅(あおのごうえき)は、福井県大飯郡高浜町青にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)小浜線の駅である。
歴史
[編集]- 1940年(昭和15年)11月1日:官設鉄道(後に日本国有鉄道)小浜線の若狭高浜駅 - 松尾寺駅間に新設開業[1][2][3]。旅客営業のみ[4]。
- 1973年(昭和48年)3月15日:荷物扱い廃止[5]。国鉄職員による出札・改札業務を停止し旅客業務について無人化[6]。その後、簡易委託による乗車券販売を開始[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[7][4]。
- 2004年(平成16年)3月30日:現駅舎が完成[8]。
- 時期未定:簡易委託を解除し、無人化〈予定〉[9]。
駅構造
[編集]北側に単式ホーム1面1線[10]を有する地上駅(停留所)。金沢支社が管理している。
ホームは駅舎に対して高い位置にある。簡易委託駅で、窓口に係員が配置され、乗車券を発券している。ただし、水曜日のみ終日休業である。定期列車は各駅に停まるためすべて停車するが、臨時列車は停車しない場合もある。なお、列車の開扉扱いは無人駅と同様の扱いである。
2004年(平成16年)に駅舎は木造平屋建てのログハウス風に改築され、観光振興施設「ロッジ青葉」として整備された[8]。これに伴いスロープが新設され[3]、バリアフリーに対応するようになった。ただし、合同駅舎のため常時利用はできない。
利用状況
[編集]「福井県統計年鑑」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は102人である[11]。
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 125 |
1998年 | 120 |
1999年 | 111 |
2000年 | 86 |
2001年 | 101 |
2002年 | 88 |
2003年 | 92 |
2004年 | 92 |
2005年 | 96 |
2006年 | 106 |
2007年 | 105 |
2008年 | 121 |
2009年 | 110 |
2010年 | 112 |
2011年 | 124 |
2012年 | 132 |
2013年 | 140 |
2014年 | 132 |
2015年 | 142 |
2016年 | 134 |
2017年 | 121 |
2018年 | 113 |
2019年 | 102 |
駅周辺
[編集]駅前を福井県道150号線が通り、駅から少し北へ離れた所を国道27号が通る。駅付近は田園風景となっており、所々に集落がある。
- 小浜警察署青駐在所
- 青郷(あおごう)郵便局
- 青郷児童センター
- 青郷公民館
- 高浜町立青郷(せいきょう)小学校
- 大成寺
- 中山寺 - 若狭三十三カ所第33番札所
- 伊弉諾神社[12]
- 国道27号
- 福井県道150号青郷停車場線
- 京都交通「青郷」停留所
- 関屋川
その他
[編集]- 当駅は福井県および中部地方最西端の駅となっている[2]。経度は大阪駅とほぼ同じ。
- 西隣の松尾寺駅も西日本旅客鉄道金沢支社敦賀地域鉄道部の管理下ではあるが、同社発行の特別企画乗車券『北陸おでかけtabiwaパス』の利用可能エリアは当駅までである[注釈 1]。また、ハピラインふくい線内の各駅を発着駅とする連絡運輸の範囲も当駅までである。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 朝日 2010, p. 10.
- ^ a b c 川島 2011, p. 56.
- ^ a b 朝日 2012, p. 27.
- ^ a b 石野 1998, p. 148.
- ^ 「日本国有鉄道公示第426号」『官報』1973年3月15日。
- ^ 「通報 ●小浜線粟野駅ほか7駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1973年3月15日、2頁。
- ^ a b 朝日 2010, p. 11.
- ^ a b 「駅舎が山小屋風に JR青郷駅リニューアル 高浜」『福井新聞』福井新聞社、2004年3月31日、朝刊、22面。
- ^ 「福井県内JR駅、新たに16駅無人化 北陸線の5駅はイコカ対応、2030年度までに」『福井新聞ONLINE』福井新聞社、2020年8月26日。オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ 川島 2011, p. 35.
- ^ “8.駅別JR貨客輸送状況(1日平均)” (XIS). 福井県. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “伊弉諾神社”. 八百万の神. INFO UNITE. 2023年8月6日閲覧。
- ^ “北陸・せとうち観光ナビ「tabiwa by WESTER」北陸エリアでの 「tabiwa 周遊パス」・「tabiwa チケット」の発売について” (PDF). 西日本旅客鉄道 (2022年11月14日). 2023年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月8日閲覧。 “(※2022年度発売時の資料を出典として用いています)”
参考文献
[編集]- 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。
- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR48 小浜線 舞鶴線・七尾線 氷見線・城端線 越美北線』朝日新聞出版、2010年6月27日。
- 川島令三『【図説】日本の鉄道山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線 第2巻 北神戸・福知山エリア』講談社、2011年12月15日。ISBN 978-4-06-295152-4。
- 『週刊JR全駅・全車両基地06』朝日新聞出版、2012年9月16日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 青郷駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道