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電忍アレスタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
電忍アレスタ
Nobunaga and his Ninja force
ジャンル 縦スクロールシューティング
対応機種 メガCD
開発元 コンパイル
発売元 日本 コンパイル
アメリカ合衆国 テンゲン
ヨーロッパ セガ
プロデューサー 仁井谷正充
ディレクター 渡辺孝行
デザイナー 渡辺孝行
プログラマー TAKIN
山下孝一
広野隆行
音楽 田中勝巳
嶋崎聡
美術 龍王院弘
大西伸一
高島俊介
渡辺孝行
シリーズ アレスタシリーズ
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 日本 199211271992年11月27日
アメリカ合衆国 1993年
ヨーロッパ 1993年
その他 型式:日本 T-66014
アメリカ合衆国 T-48015
ヨーロッパ 4416
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電忍アレスタ Nobunaga and his Ninja force』(でんにんアレスタ - ノブナガ・アンド・ヒズ・ニンジャ・フォース)は、1992年11月27日コンパイルからメガCD用として発売された縦スクロールシューティングゲーム。日本国外では『ROBO ALESTE』のタイトルで発売された[1]

主人公アレスタを操り、ステージのボスを倒し、クリアしていくシューティングゲーム。全12ステージ。メガドライブのCD-ROMのゲームのなかで珍しくビジュアルシーンが少ない。

タイトルは元々『忍アレスタ』であったが、社内アンケートを集計する際に提案者が誤って『忍アレスタ』と書いてしまい、そのまま会議で通ってしまったため現在のタイトルとなった[2]PnP機メガドライブミニ2への移植にかかわった奥成洋輔によると、日本国内とそれ以外の地域で発売されたバージョンとでは、仕様に若干の差異があるとされている[3]

登場キャラクター

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影狼
緑川光
本作の主人公。
冴刃
声:久川綾
本作のヒロイン。
声:神谷明
本作のライバル。
アスタロス
声:寺瀬めぐみ
その他
声:岸野幸正
ナレーション
声:森山周一郎

移植版

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No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 電忍アレスタ INT 202210272022年10月27日
メガドライブ ミニ2
SEGA Genesis Mini 2
エムツー セガ プリインストール 日本 HAA-2524
アメリカ合衆国 MK-16310
メガCDとSega CD版の移植[3]

PnP機メガドライブミニ2への移植にかかわった奥成洋輔によると、セガの北米法人の関係者から本作の収録を勧められた際、奥成が北米版を持っていたことを思い出し、プレイしたところ、仕様の差異に気づき、本作の日本版と北米版の移植が実現した[3]

スタッフ

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  • プロデューサー:仁井谷正充
  • 企画:ケロル(渡辺孝行)
  • プログラマー:TAKIN、山下孝一、じぇみに広野(広野隆行)
  • キャラクターデザイン:龍王院弘、大西伸一、高島"グレート"俊介(高島俊介)、ケロル(渡辺孝行)
  • メカニックデザイン:龍王院弘、小玉"俺に惚れろ"浩樹(小玉浩樹)
  • 絵コンテ:森田時雨(森田健吾)、ゾッド星島、ケロル(渡辺孝行)
  • グラフィック:小玉"俺に惚れろ"浩樹(小玉浩樹)、大西伸一、龍王院弘、森田時雨(森田健吾)、弓弦之助
  • 効果音:長尾英之助(長尾亮利)
  • サンプリング:今末PON(大矢知恵)
  • 協力:秋山泰俊、白龍鳳霞、毘沙門天和鳴、果物茶、青二プロ、吉江企画
  • 音楽プロデュース、編曲:田中勝巳 (LMS Recordings)
  • 音楽:田中勝巳 (LMS Recordings)、嶋崎聡 (sinewave)
  • サウンド・レコーディング:LMS Recordings
  • マスタリング:HitfactoryJapan (LMS Recordings)
  • マルチオーディオ・プロデュース:田中勝巳 (LMS Recordings)
  • CDレコーディング・プロセス:VIRTUAL STEREO TREATED
  • マニュアルスタッフ:河野上和廣、内海庸一、池田克彦、ゾッド星島、龍王院弘
  • スーパーバイザー:じぇみに広野(広野隆行)
  • 監督:ケロル(渡辺孝行)

評価

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評価
レビュー結果
媒体結果
オールゲーム3.5/5stars[4]
エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー29/40点[4]
ファミ通24/40点[5]
GameFan89.75%[4]
メガドライブFAN19.96/30点[6]
メガドライブ大全否定的[7]
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計24点(満40点)になっている[5]
  • ゲーム誌『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り19.96(満30点)点となっている[6]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.69 3.96 3.20 3.17 2.98 2.96 19.96
  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年太田出版)では、「木造の巨大空中戦艦や、家紋入りの装甲列車など、石川賢マンガの徳川スチームパンクに負けない狂ったノリが、自機がデカく画面も狭くステージが長すぎて台なしに」と評している[7]
  • 一方、前述の通り北米版は日本版と仕様が異なるため、奥成が2022年のインタビューで語ったところによると評判が良かったとされている[3]

脚注

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  1. ^ 有限会社アイキ - ウェイバックマシン(2007年1月20日アーカイブ分)
  2. ^ ファミコン通信』、アスキー、1994年2月11日。 
  3. ^ a b c d 『メガドラミニ2』で遊べる『闘技王』『ビューポイント』の特徴を明かす。エムツーとのやりとりやデバッグ裏話も”. 電撃オンライン (2022年8月12日). 2022年8月15日閲覧。
  4. ^ a b c Robo Aleste for SEGA CD (1992) - Moby Games” (英語). Blue Flame Labs. 2018年10月7日閲覧。
  5. ^ a b 電忍アレスタ Nobunaga and his Ninja force まとめ [メガドライブ]/ ファミ通.com”. KADOKAWA CORPORATION. 2018年10月7日閲覧。
  6. ^ a b 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、63頁。 
  7. ^ a b 「Chapter 04 1991年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』太田出版、2004年9月29日、143頁。ISBN 9784872338805 

外部リンク

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