谷風作

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たに ふうさく
谷 風作
本名 谷 風作
生年月日 (1994-10-13) 1994年10月13日(29歳)
出生地 日本の旗 日本福岡県北九州市
(生まれは静岡県富士市
身長 185 cm
血液型 O
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ映画演劇CM
活動期間 2017年 -
配偶者 独身
事務所 レイ・グローエンタテインメント
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谷 風作(たに ふうさく、1994年10月13日[1][2] - )は、日本俳優[1][2]福岡県北九州市出身(出生地は静岡県富士市[2]立命館大学文学部人文学科卒業[2]レイ・グローエンタテインメント、劇団幻灯劇場所属[2]

来歴[編集]

静岡県富士市に生まれ、0歳のうちにイタリアミラノへ転居[2]。3歳の時に福岡県北九州市へ移った[2]

幼少期より父親と洋画の吹き替え声優(特にテレビ朝日版のダイ・ハード2ジョン・マクレーンを演じた野沢那智)の物真似をして遊び、その影響で演技の仕事に憧れるようになる[2]

14歳の時に、人見知り克服の名目で地元の市民劇団に参加[2]ペーター・ゲスナー演出『紫・まれびとエビス~紫川物語~』で主人公・エビスの少年時代を演じ舞台デビュー[2]

高校時代は演劇部に所属[2]。16歳の時に脚本・演出・主演を務めた『木村に100円借りた』が高文連主催の2011年度福岡県高校演劇大会北九州地区大会で奨励賞を受賞[2][3]

立命館大学に入学後、大学公認演劇サークルの劇団月光斜に所属(当時の芸名は「なうしか」)[2]。2016年度京都学生演劇祭にて『虎と娘』で主演・虎尾を演じ大賞を受賞[4]。同年の演劇ドラフト会議で劇団衛星より1位指名を受ける[2]

2017年に大学を卒業後、オフィス斬に所属。2018年にレイ・グローエンタテインメントへ移籍[1]

脚本の執筆も行っており、戯曲『蚊の子のカゾク』が2017年度第44回テアトル・エコー創作戯曲募集で最終選考3作品に選出[2][5]。また、イタリア・ボローニャの劇場 "Teatri di vita" 主催の朗読劇へ短編戯曲を寄稿している[2][6]

人物[編集]

幼少期をイタリアで過ごしたにもかかわらず、イタリア語が話せないのがコンプレックスだったため、大学ではイタリア語を専攻した[2]

ヒョウモントカゲモドキを飼っている。当初「白身」と名付けたが、現在はほとんどその名前で呼ばず、「娘さん」と呼んでいる[7]

出演[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

配信ドラマ[編集]

舞台[編集]

  • 虎と娘(2016年6月、人間座スタジオ) - 主演・虎尾 役,(2016年8月、京都大学 吉田寮食堂) - 主演・虎尾 役(2016年度京都学生演劇祭大賞)[4]
  • DADA(2017年2月25日 - 27日、ロームシアター京都 ノースホール) - 主演・らじお 役[8][9]
  • 56db(2017年6月15日 - 16日、鳳山文化芸術会館 ラオンホール) - 医者 役[10][11]
  • ラッツィ・バッツィの耳を1000回殴る(2018年7月6日 - 7月8日、京都市東山青少年活動センター) - パスタ―ヴィッツ牧師 役[12]
  • 緑子の部屋(2019年3月6日、東京芸術劇場 アトリエイースト) - 大熊 役
  • 永浜(2019年3月22日 - 3月24日、阿佐ヶ谷アートスペースプロット) - 主演・啞 役(第16回杉並演劇祭優秀賞)
  • 光の祭典(2017年4月27日 - 4月30日、大阪市立芸術創造館) - 麻生良太朗 役,(2018年6月1日 - 6月3日、伊丹・アイホール) - 麻生良太朗 役,(2019年8月21日 - 8月27日、こまばアゴラ劇場) - 主演・江上透 役
  • 0番地(2020年2月8日、京都府立文化芸術会館) - 東和也 役
  • イキザマ3(2020年4月18日、四日市市文化会館 第二ホール),(2020年4月24日 - 29日、東京芸術劇場 シアターウエスト) - 溝口真治 役 ※新型コロナにより公演延期
  • DADA(2021年2月26日 - 27日、京都府立文化芸術会館) - 主演・らじお 役 ※新型コロナにより公演延期
  • 盲年(2021年8月27日 - 29日、京都芸術センター),(2021年9月30日 - 10月4日、こまばアゴラ劇場) - 吉田大八 役
  • 0番地(2023年3月25日 - 3月26日、新宿シアタートップス) - 三牧琢磨 役

CM・広報・Web[編集]

  • WATCHA(2017年5月30日)[1][13]
  • アートネイチャー「マープ・リボーン」(2018年3月23日)[1][13]
  • SCRAP「リアル脱出ゲーム×名探偵コナン『公安最終試験(プロジェクト・ゼロ)からの脱出』」(2018年6月15日)[1][13]
  • JAPAN VIDEO TOPICS「バーチャルキャラクター ~新時代のパートナー~」(2018年11月27日)[1][13]
  • クラシエ「漢方セラピー(ゆずりあい篇)」(2019年1月15日)[1][13]
  • Azar(2019年1月28日)
    • 「サッカー観戦」編
    • 「ギター」編
    • 「手相」編
  • 小田急電鉄「箱根フリーパス」(2019年10月7日)[1][13]
  • 明治「メイジのだいじ」新聞広告(2020年3月29日,3月30日) - 明治社員 役[1][13]
  • Lilith Games「AKF アリーナ」(2020年7月8日)
  • 「RECEPTIONIST」(2020年8月6日)
  • SUNSTAR「G・U・M」(2020年8月31日)
  • Lilith Games「Rise of Kingdoms ―万国覚醒―」(2020年9月27日)
  • チャレンジふくしま県民運動「ウォークビズ」(2020年11月18日)
  • 「TNJな人々」第5話(2021年6月25日) - 山下優斗 役
  • Re就活「異業種転生 〜はじめて転職してみたら秘めていた俺のスキルが開花した〜」(2021年7月8日) - 山中悟 役
  • 八月のシンデレラナイン「ハチナイ、しよ?」編(2021年8月6日)
  • 八十二銀行「勇者たち」(2021年12月24日) - 勇者 役
    • 「遺言信託」編
    • 「ライフサポート」編
    • 「判断能力の低下」編
    • 「遺産整理」編
  • ベルクラシック「モノローグ編」(2022年1月12日) - 新郎マサキ 役
  • GATSBY「コンディショニング オールインワン」(2022年10月3日)
  • 漢検「学びたいって、希望だ」社会人編(2022年11月21日)
  • ハウス食品「スパイス オブ ライフ」〜充実ごはんのある暮らし〜(2022年11月26日)
  • 旭化成ホームプロダクツ「サランラップ」チャランラップ現る篇(2023年1月12日)
  • バイク王「愛車循環篇」(2023年1月20日)
  • Tポイント ガイドムービー「たいして貯まらないんでしょ?篇」(2023年3月13日)
  • トップバリュ「プレミアム生ビール」夏のうまいに!篇(2023年7月25日)
  • Cloud Link「なんでも早い IT田中」篇(2023年8月28日)
  • ブラックサンダー「頭がつかれたときに、いったんザクザクだ!」(2023年9月1日) - 黒井 役
    • 「即決田係長」編
    • 「心配杉課長」編
    • 「休間内部長」編
  • KDDI「思いがつながる喜びを、ひとりでも多くの人へ。」(2023年10月27日) - 新郎 役
  • Digital Garage「Musubell for 仲介」(2023年1月11日) - メイン社員 役
  • 住友林業「三年目の面接(施工管理編)」(2024年1月20日) - 鈴木風作 役
  • スカパー!「誤解です」(2024年3月25日) - メイン彼氏 役

PV・モデル[編集]

  • 小説「18歳のビッグバン」(2015年10月14日) - 小林春彦 役[1][13]
  • SKSS「顔認証セキュリティ Secure Face」(2020年3月9日)
  • JACLAバイクマガジン(2022年秋号) - スチールモデル
  • トヨタハイエース」(2024年1月)カタログモデル
  • がんノート「なんてな」(2024年4月4日)望月健太郎 役

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k 公式プロフィール|レイ・グローエンタテインメント”. 2020年1月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q PROFILE”. 調理器具としての僕. 2020年1月5日閲覧。
  3. ^ 2011福岡県 県大会結果 #kokoengeki”. 高校演劇 大会結果 速報ブログ. 2020年1月5日閲覧。
  4. ^ a b 京都学生演劇祭2016参加作品「虎と娘」”. 幻灯劇場 PAST WORK. 2020年1月5日閲覧。
  5. ^ 創作戯曲募集選考結果2013年〜”. テアトル・エコー. 2020年1月5日閲覧。
  6. ^ 【脚本提供情報】"Lettere dal fronte interno (内なる前線からの手紙)"”. 調理器具としての僕. 2020年1月5日閲覧。
  7. ^ 谷風作のTwitter(“この子と一緒に関西上陸しました。…”)”. 2020年1月5日閲覧。
  8. ^ 演劇動画配信サービス「観劇三昧」: 全国学生演劇祭 / 第2回:幻灯劇場『DADA』”. v2.kan-geki.com. 2020年1月5日閲覧。
  9. ^ 全国学生演劇祭参加作品 「DADA」”. 幻灯劇場 PAST WORK. 2020年1月5日閲覧。
  10. ^ 幻灯劇場「56db」二カ国三都市ツアー 韓国・大邱”. 幻灯劇場 PAST WORK. 2020年1月5日閲覧。
  11. ^ 幻灯劇場”. ktf2017. 2020年1月5日閲覧。
  12. ^ 喜劇「ラッツィ・バッツィの耳を1000回殴る」”. 幻灯劇場 PAST WORK. 2020年1月5日閲覧。
  13. ^ a b c d e f g h WORKS”. 調理器具としての僕. 2020年1月5日閲覧。

外部リンク[編集]