コンテンツにスキップ

蓮池 (一宮市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 一宮市 > 蓮池
蓮池
蓮池の位置(愛知県内)
蓮池
蓮池
蓮池の位置
北緯35度17分29.9秒 東経136度44分25.9秒 / 北緯35.291639度 東経136.740528度 / 35.291639; 136.740528
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 一宮市
面積
 • 合計 0.357772921 km2
人口
2019年平成31年)4月1日現在)[WEB 2]
 • 合計 810人
 • 密度 2,300人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
494-0019[WEB 3]
市外局番 0586(一宮MA[WEB 4]
ナンバープレート 一宮

蓮池(はすいけ[WEB 5])は、愛知県一宮市の地名。日光川の中流の右岸に位置し[1]、旧尾西市の中央部にあたる[2]

歴史

[編集]

古くは蓮が生い茂る池が数多くあったといい、小字として首池、上長池、下長池などの地名も遺されている[1]

近世

[編集]

江戸時代には尾張国中島郡蓮池村として史料に登場する。美濃路が地域内を通っており、近傍の起宿(旧起町)の助郷となっていた[3][1]天保年間(1830-1844年)の史料では、「農業のほかに産物はない」とされている[3]

近現代

[編集]

明治時代当初は中島郡蓮池村となった。町村制施行に伴い、1889年(明治22年)に近隣6ヵ村が合併して大徳村大字蓮池となる。さらに1906年(明治39年)に町村域の統合整理があり、朝日村の一部となった[1]。隣接する起町毛織物産業が盛んであった影響で、蓮池地区でも繊維工業が行われるようになった[1]

1955年(昭和30年)に朝日村と起町が合併して尾西市となり、大字蓮池となる[1]。さらに平成の大合併により2005年(平成17年)に尾西市が一宮市に編入合併となり、一宮市蓮池となる。

世帯数と人口

[編集]

2019年(平成31年)4月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]

大字 世帯数 人口
蓮池 309世帯 810人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移

2005年(平成17年) 897人 [WEB 6]
2010年(平成22年) 902人 [WEB 7]
2015年(平成27年) 844人 [WEB 8]

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[WEB 9]

大字 小学校 中学校
蓮池字郷西(一部)
蓮池字下松山(一部)
一宮市立朝日東小学校 一宮市立尾西第二中学校
その他 一宮市立大徳小学校

施設

[編集]

交通

[編集]

美濃路に相当する愛知県道136号一宮清須線が北東部を通っている。また、南部には名神高速道路東海道新幹線が通過している[2]

その他

[編集]

日本郵便

[編集]

脚注

[編集]

WEB

[編集]
  1. ^ 愛知県一宮市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
  2. ^ a b 一宮市の人口町丁字別(Excel)”. 一宮市 (2019年4月8日). 2019年5月19日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
  5. ^ 日本の地名がわかる事典,講談社,「愛知県一宮市蓮池」コトバンク版 2017年4月23日閲覧。
  6. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  7. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  8. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  9. ^ 一宮市立小中学校区一覧表”. 一宮市 (2017年5月30日). 2019年5月19日閲覧。
  10. ^ 愛知県神社庁公式HP,一宮市(旧尾西市) 2017年4月23日閲覧。
  11. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。

文献

[編集]

参考文献

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9 

関連項目

[編集]