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県央振興局

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県央振興局(けんおうしんこうきょく)は、長崎県県央地域を管轄する県の出先機関であり、諫早市に置かれている。2009年平成21年)の組織改編で、新設された機関である。

所在地

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主所管区

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長崎県 地域区分図
(濃色が市部、淡色が郡部)
  • 諫早市
  • 大村市
  • 部署によっては、所管区がこれに更に加わる場合もある。以下に示す。

組織

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  • 管理部
    • 【所管区】諫早市、大村市
      • 総務課、地域づくり推進課
  • 建設部
    • 【所管区】諫早市、大村市
      • 管理課
      • 用地課
      • 道路第一課
      • 道路第二課
      • 河港課
      • 都市計画課
      • 建築課

沿革

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統合前

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諫早・島原県税事務所

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県央保健所

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大村保健所
  • 1938年昭和13年)8月 - 保健所[2]に基づき、長崎県下初の保健所として大村保健所が発足。
    • 場所 - 大村市武部郷(現在の大村市武部町)
    • 職員 - 所長以下 10 名
    • 所管 - 現在の大村市の全域・東彼杵郡の全域・佐世保市の一部
  • 1942年(昭和15年)5月 - 東彼杵郡だった早岐町が市町村合併で佐世保市に編入される。
  • 1951年(昭和26年)10月 - 庁舎を移転。(場所 - 大村市西三城町12)
  • 1955年(昭和30年)4月 - 東彼杵郡だった折尾瀬村江上村崎針尾村が佐世保市に編入される。
  • 1958年(昭和33年)8月 - 東彼杵郡だった宮村が市町村合併で佐世保市に編入される。
  • 1966年(昭和41年)3月 - 犬抑留所を設置。
  • 1976年(昭和51年)
    • 4月 - 犬抑留所を解体。
    • 8月 - 畜犬管理所を建設。(場所 - 大村市森園郷(現在の大村市森園町))
  • 1979年(昭和54年)10月 - 新庁舎建設のため、大村市松並2丁目の仮庁舎で業務を開始。
  • 1980年(昭和55年)4月 - 新庁舎が完成。
  • 1989年平成元年)4月 - 食肉検査部門が独立し長崎県川棚食肉衛生検査所[3]となる。
  • 1997年(平成9年)4月 - 諫早保健所と統合し、県央保健所となる。保健所本部は諫早保健所を利用し、大村保健所跡地は精神保健福祉センターとして利用。
諫早保健所
  • 1944年(昭和19年)10月 - 保健所法[2]に基づき、当時の簡易保険諫早健康相談所が諫早保健所として発足。
    • 場所 - 諫早市上野町の民家を借用。
    • 職員 - 所長以下7 名。
    • 所管 - 現在の諫早市を所轄。
  • 1948年(昭和23年)4月 - 所管区域に南高来郡の一部(現在の雲仙市愛野町吾妻町)、西彼杵郡の一部(現在の諫早市多良見町)を追加。
  • 1949年(昭和24年)11月 - 同町(諫早市上野町)内に、庁舎を新築し、移転。
  • 1962年(昭和37年)5月 - 犬抑留所を設置(場所 - 諫早市栗面町[4]
  • 1969年(昭和44年)7月 - 諫早市栄田町に精神保健センター(現 精神保健福祉センター)との合同庁舎を建設し、移転。
  • 1976年(昭和51年)8月 - 犬抑留所を解体。
  • 1984年(昭和59年)3月 - 食肉検査施設が諫早市幸町に完成。
  • 1989年(平成元年)4月 - 食肉検査部門が独立し、長崎県諫早食肉衛生検査所となる。
  • 1997年(平成9年)4月 - 大村保健所と統合し、県央保健所となる。県央保健所の本部は諫早保健所内に設置。精神保健センターが旧大村保健所跡地に移転。
県央保健所
  • 1997年(平成9年)4月 - 地域保健法[5]による県保健所の再編整備で、大村保健所と諫早保健所を統合し、県央保健所を設置。
    • 所管 - 現在の諫早市・大村市・東彼杵郡[6]
      • 旧諫早保健所所管のうち吾妻町、愛野町は県南保健所(島原市、現島原振興局保健部(県南保健所))に移管。
    • 庁舎 - 諫早保健所の敷地建物。
      • 精神保健センターは大村保健所跡地に移転する。
  • 2000年(平成12年)3月 - 旧庁舎の横に新庁舎が完成。
    • 庁舎2階建 1997 ㎡ その他 20 ㎡ (敷地5354 ㎡、建築面積1113 ㎡)
  • 2001年(平成13年)1月 - 車庫(350 ㎡)と 動物収容施設(12 ㎡)が完成。
  • 2004年(平成16年)4月 - 組織改正により、衛生環境課が衛生課と環境課に分かれ、3課から4 課体制となる。
  • 2005年(平成17年)3月 - 市町村合併により、所管自治体数が2市8町から2 市3 町(諫早市、大村市、東彼杵郡3町)[7]となる。
  • 2009年(平成21年)4月 - 組織改正により、県央振興局保健部(県央保健所[8]となり、総務企画課が企画調整課に改称。

長崎・県央農業改良普及センター

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中央家畜保健衛生所

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  • 1950年(昭和25年)7月 - 五島列島福江島に福江家畜保健衛生所[9]を設置。
  • 19--年(昭和--年)- 佐世保家畜保健衛生所[10]を設置。
  • 1951年(昭和26年)
    • 3月 - 佐世保家畜保健衛生所[11]瀬川[12]支所と福江家畜保健衛生所青方[13]支所を設置。
    • 10月 - 諌早家畜保健衛生所を設置。
  • 1952年(昭和27年)
    • 6月 - 長崎家畜保健衛生所を設置。
    • 以下の支所を本所に昇格。
      • 佐世保家畜保健衛生所瀬川支所 → 瀬川家畜保健衛生所に昇格。
      • 福江家畜保健所青方支所 → 青方家畜保健衛生所に昇格。
  • 1955年(昭和30年)7月 - 大村家畜保健衛生所を設置。
  • 1963年(昭和38年)7月 - 諌早家畜保健衛生所に病性鑑定施設を併設。
  • 1968年(昭和43年)4月 - 組織統合・再編
    • 4カ所の家畜保健衛生所(長崎、諌早、大村、西海(旧 瀬川))を統合し、中央家畜保健衛生所を設置。時津町に庁舎を新築し、移転。
      • 福江家畜保健衛生所を中央家畜保健衛生所 福江支所とする。
      • 上五島(旧青方)家畜保健衛生所を中央家畜保健衛生所 上五島町駐在とする。
  • 1974年(昭和49年)
    • 4月
      • 中央家畜保健衛生所「福江」支所 を 「五島」支所に改称。
      • 中央家畜保健衛生所 上五島町駐在 を 中央家畜保健衛生所「五島支所」上五島町駐在とする。
  • 1980年(昭和55年)4月 - 施設拡充のため、現在地(諫早市)に新築移転。家畜衛生研修施設設置所の組織を、衛生課、防疫課、検査課とする。
  • 2000年(平成12年)3月 - 上五島町駐在を廃止。
  • 2009年(平成21年)
    • 4月
      • 地方機関再編により、県央振興局農林部(中央家畜保健衛生所)衛生課、防疫課、検査課となる。
      • 中央家畜保健衛生所五島支所は、五島振興局農林水産部家畜衛生課(五島家畜保健衛生所)となる。

県央農村整備事務所

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長崎林業事務所

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諫早土木事務所

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県央振興局(統合後)

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  • 2009年(平成21年)-長崎県の組織編成により、諫早合同庁舎内に県央振興局が新設。
    • 諫早県税事務所+島原県税事務所 → 税務部
    • 県央保健所 →保健部
    • 長崎農業改良普及センター+県央農業改良普及センター+中央家畜保健衛生所+県央農村整備事務所+長崎林業事務所 → 農林部[14]
    • 諫早土木事務所 → 建設部
  • 2011年(平成23年)-農林部の体制が一部改編。
  • 2022年(令和4年)4月 - 保健部の組織改正により、衛生課、環境課が衛生環境課へ再編。

脚注

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  1. ^ 島原出張所の業務内容は県税の納付、納税証明書の発行、申告書の受付、軽油免税証の発行等
  2. ^ a b 1937年(昭和12年)に制定。
  3. ^ 食肉衛生検査所は翌年1990年(平成2年)東彼杵郡川棚町百津郷39-64(現在地)に新築移転)
  4. ^ 読みは「くれもまち」
  5. ^ 1994年(平成6年)制定、1997年(平成9年)施行。
  6. ^ その当時であれば、諫早市、大村市、東彼杵郡(東彼杵町川棚町波佐見町)、西彼杵郡多良見町、北高来郡飯盛町森山町高来町小長井町)の2市8町。
  7. ^ 合併前と区域は同じ。市町村合併により西彼杵郡多良見町と北高来郡の4町が諫早市に編入された。
  8. ^ 保健所の名称はそのまま継承。
  9. ^ その当時は南松浦郡福江町、後に福江市、現在は五島市
  10. ^ 現在の県北振興局農林部(県北家畜保健衛生所)
  11. ^ 現在の県北振興局農林部県北家畜保健衛生所
  12. ^ せがわ、その当時の西彼杵郡瀬川村、後に同郡西海町、現在の西海市
  13. ^ あおかた、その当時の南松浦郡青方町、後に同郡上五島町、現在同郡新上五島町
  14. ^ 県央水産業普及指導センターは、長崎振興局の組織である。

関連事項

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外部リンク

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