「苫小牧運転所」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
キハ40系350番台の営業運転終了について追記
キハ150形の運転範囲を修正(ダイヤ改正に伴う)。重複リンクを修正。併せて脚注節分離(連続投稿をお詫び申し上げます)。
44行目: 44行目:
; [[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ40形気動車]] (24両)
; [[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ40形気動車]] (24両)
* 350番台の8両(351・353 - 359)、1700番台の16両(1701・1703 - 1706・1762・1763・1767・1771・1772・1780・1783 - 1787)計24両が配置されている。全車両が機関換装済み。
* 350番台の8両(351・353 - 359)、1700番台の16両(1701・1703 - 1706・1762・1763・1767・1771・1772・1780・1783 - 1787)計24両が配置されている。全車両が機関換装済み。
* [[室蘭本線]](全線)、[[千歳線]]・[[石勝線]]([[千歳駅 (北海道)|千歳]] - [[新夕張駅|新夕張]]間)、[[函館本線]]([[岩見沢駅|岩見沢]] - [[滝川駅|滝川]]間)、[[日高本線]]([[苫小牧駅|苫小牧]] - [[鵡川駅|鵡川]]間)の普通ワンマン列車に使用される<ref name="JRRL 39">ジェー・アール・アール編『普通列車編成両数表』Vol.39 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年。</ref><ref>滞泊運用は、岩見沢運転所・帯広運転所・室蘭駅等が設定されている。</ref>。そのため全車両がワンマン運転に対応している。
* [[室蘭本線]](全線)、[[千歳線]]・[[石勝線]]([[千歳駅 (北海道)|千歳]] - [[新夕張駅|新夕張]]間)、[[函館本線]]([[岩見沢駅|岩見沢]] - [[滝川駅|滝川]]間)、[[日高本線]]([[苫小牧駅|苫小牧]] - [[鵡川駅|鵡川]]間)の普通ワンマン列車に使用される<ref name="JRRL 39">ジェー・アール・アール編『普通列車編成両数表』Vol.39 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年。</ref><ref group="注釈">滞泊運用は、岩見沢運転所・帯広運転所・室蘭駅等が設定されている。</ref>。そのため全車両がワンマン運転に対応している。
** 350番台車はもともと日高本線の専用車で、以前は同じ敷地内に拠点を持つ[[日高線運輸営業所]]に所属していたが、[[2015年]][[1月8日]]に起きた高波による土砂流出等の影響で、鵡川 - 様似間が不通となっているため、現在は1700番台と同様の運用に用いられている。その後、[[2021年]][[3月13日]]のダイヤ改正をもって営業運転を終了した<ref name="press/20210325_KO_40%20VR">{{Cite press release|url=https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20210325_KO_40%20VR.pdf|title=「キハ40-353(優駿浪慢カラー)VR」を公開します!|format=PDF|publisher=北海道旅客鉄道|date=2021-03-25|accessdate=2021-03-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210325070409/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20210325_KO_40%20VR.pdf|archivedate=2021-03-25}}</ref>。
** 350番台車はもともと日高本線の専用車で、以前は同じ敷地内に拠点を持つ[[日高線運輸営業所]]に所属していたが、[[2015年]][[1月8日]]に起きた高波による土砂流出等の影響で、鵡川 - 様似間が不通となっているため、現在は1700番台と同様の運用に用いられている。その後、[[2021年]][[3月13日]]のダイヤ改正をもって営業運転を終了した<ref name="press/20210325_KO_40%20VR">{{Cite press release|url=https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20210325_KO_40%20VR.pdf|title=「キハ40-353(優駿浪慢カラー)VR」を公開します!|format=PDF|publisher=北海道旅客鉄道|date=2021-03-25|accessdate=2021-03-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210325070409/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20210325_KO_40%20VR.pdf|archivedate=2021-03-25}}</ref>。
** 700番台も1両(キハ40-789)配置されていたが、2018年4月30日付で廃車されている。
** 700番台も1両(キハ40-789)配置されていたが、2018年4月30日付で廃車されている。
53行目: 53行目:


; [[JR北海道キハ150形気動車|キハ150形気動車]] (10両)
; [[JR北海道キハ150形気動車|キハ150形気動車]] (10両)
* 100番台の10両(101 - 110)が所属しており、[[室蘭本線]](全線)、[[千歳線]][[石勝線]][[千歳駅 (北海道)|千歳]] - [[夕張駅|新夕張]]間)、[[函館本線]][[岩見沢駅|岩見沢]] - [[滝川駅|滝川]]間)の普通ワンマン列車に使用される<ref name="JRRL 39" />。
* 100番台の10両(101 - 110)が所属しており、室蘭本線([[室蘭駅|室蘭]] - 岩見沢間)、千歳線・石勝線(千歳 - 新夕張間)、函館本線(岩見沢 - 滝川間)の普通ワンマン列車に使用される<ref name="JRRL 39" />。
** 以前は函館本線の長万部 - [[小樽駅|小樽]]間でも運用されていたが、現在は定期的な運用は無い<ref name="JRRL 39" />。
** 以前は函館本線の長万部 - [[小樽駅|小樽]]間でも運用されていたが、現在は定期的な運用は無い<ref name="JRRL 39" />。


82行目: 82行目:
== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{脚注ヘルプ}}

=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注釈"}}

=== 出典 ===
{{Reflist}}
{{Reflist}}



2021年3月28日 (日) 11:07時点における版

苫小牧運転所
基本情報
鉄道事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
帰属組織 本社鉄道事業本部
所属略号 札トマ
配置両数
気動車 44両
合計 44両
備考 2020年4月1日現在のデータ[1]
テンプレートを表示

苫小牧運転所(とまこまいうんてんしょ)は、北海道苫小牧市にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の車両基地である。所属略号は「札トマ」。また乗務員も所属している。

室蘭本線苫小牧駅の西側に隣接している。

所属車両

2020年(令和2年)4月1日現在の所属車両は以下の通り[1][2]。ただし、H100形気動車については、2020年9月末までの新製情報を[3]キハ40形気動車350番台については、2021年3月25日付のプレスリリースを基とした[4]

なお、当所には気動車のみが所属している。

電車 気動車 機関車 客車 貨車 合計
0両 44両 0両 0両 0両 44両
キハ40形気動車 (24両)
  • 350番台の8両(351・353 - 359)、1700番台の16両(1701・1703 - 1706・1762・1763・1767・1771・1772・1780・1783 - 1787)計24両が配置されている。全車両が機関換装済み。
  • 室蘭本線(全線)、千歳線石勝線千歳 - 新夕張間)、函館本線岩見沢 - 滝川間)、日高本線苫小牧 - 鵡川間)の普通ワンマン列車に使用される[5][注釈 1]。そのため全車両がワンマン運転に対応している。
    • 350番台車はもともと日高本線の専用車で、以前は同じ敷地内に拠点を持つ日高線運輸営業所に所属していたが、2015年1月8日に起きた高波による土砂流出等の影響で、鵡川 - 様似間が不通となっているため、現在は1700番台と同様の運用に用いられている。その後、2021年3月13日のダイヤ改正をもって営業運転を終了した[4]
    • 700番台も1両(キハ40-789)配置されていたが、2018年4月30日付で廃車されている。
キハ143形気動車 (10両)
  • 100番台の4両(101 - 104)と、150番台の6両(151 - 154, 156, 157)計10両が配置されている。
  • 2012年10月27日のダイヤ改正で、室蘭本線の普通電車列車の多くが気動車によるワンマン運転に置き換えとなるため、ワンマン化改造の上苗穂運転所から転属となった。
キハ150形気動車 (10両)
  • 100番台の10両(101 - 110)が所属しており、室蘭本線(室蘭 - 岩見沢間)、千歳線・石勝線(千歳 - 新夕張間)、函館本線(岩見沢 - 滝川間)の普通ワンマン列車に使用される[5]
    • 以前は函館本線の長万部 - 小樽間でも運用されていたが、現在は定期的な運用は無い[5]
H100形気動車 (12両)
  • 12両(28 - 39)が所属している[3]。2021年3月13日のダイヤ改正より、室蘭本線(長万部 - 苫小牧間・室蘭 - 東室蘭間)の普通ワンマン運転に使用されている[6][7]。室蘭 - 苫小牧間は66本中43本、長万部 - 東室蘭間は全普通ワンマン列車が当形式での運用に充当されている[6][7]

過去の配置車両

キハ130形気動車
1988年(昭和63年)から1990年(平成2年)の日高線運輸営業所発足まで最大11両全車が所属していた。
キハ160形気動車
2007年のMAハイブリッド試験車改造から2013年の廃車まで、1両(キハ160-1)のみ所属していた。

運転部門

苫小牧運転所はJR北海道発足当初まで運転士が配置されていたが、日高線運輸営業所発足時に日高線行路を移管し、室蘭線・千歳線行路についても他運転所へ移管したため、それ以後は車両配置のみとなっていた。その後、日高線運輸営業所廃止に伴い、要員と行路を引き継ぐ形で再び運転士が配置された。現在は室蘭線の一部列車(気動車のみ)にも乗務している。

脚注

注釈

  1. ^ 滞泊運用は、岩見沢運転所・帯広運転所・室蘭駅等が設定されている。

出典

  1. ^ a b 交友社鉄道ファン』 2020年7月号「JR旅客会社の車両配置表」
  2. ^ ジェー・アール・アール編『JR気動車客車編成表』2018 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年。
  3. ^ a b 『鉄道ファン』通巻718号 p.172
  4. ^ a b "「キハ40-353(優駿浪慢カラー)VR」を公開します!" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 25 March 2021. 2021年3月25日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年3月28日閲覧
  5. ^ a b c ジェー・アール・アール編『普通列車編成両数表』Vol.39 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年。
  6. ^ a b "来春のダイヤ見直しについて" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 9 December 2020. 2020年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年3月13日閲覧
  7. ^ a b "2021年3月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 18 December 2020. 2020年12月18日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年3月13日閲覧

参考文献

  • 編集部「2020年上半期 JR旅客会社 車両のデータバンク」『鉄道ファン』第61巻第2号(通巻718号)、交友社、2021年2月1日、pp.172-174。 

関連項目

座標: 北緯42度38分17秒 東経141度35分28.3秒 / 北緯42.63806度 東経141.591194度 / 42.63806; 141.591194