「雅歌」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
少ない内容を補足し明確化。 |
m Botによる: {{Normdaten}}を追加 |
||
43行目: | 43行目: | ||
{{Christ-stub}} |
{{Christ-stub}} |
||
{{Normdaten}} |
|||
{{DEFAULTSORT:かか}} |
{{DEFAULTSORT:かか}} |
||
[[Category:紀元前2世紀の書籍]] |
[[Category:紀元前2世紀の書籍]] |
2021年3月5日 (金) 15:44時点における版
ヘブライ聖書 または 旧約聖書 |
---|
詳細は聖書正典を参照 |
ユダヤ教、プロテスタント、 カトリック教会、東方教会 |
ユダヤ教とプロテスタントが除外 |
東方正教会が含む |
ロシア正教会とエチオピア正教会が含む |
エチオピア正教会が含む |
ペシッタ訳聖書が含む |
古代教会スラブ語聖書が含む |
『雅歌』[1](がか、ヘブライ語: שיר השירים Šīr-hašŠīrīm シール・ハッ=シーリーム、独: Hohes Lied、英: Song of Songs あるいは the Song of Solomon)はヘブライ聖書の中の一編。
「雅歌」とは原文では「歌の中の最高の歌」という意味である。[2]
男女の恋の歌であり、ユダヤ教では「諸書」のうちに入る。キリスト教では伝統的に預言書の前に置かれる。恋愛と男女の賛美を歌い上げる詩であるため、扱いをめぐって古くから議論が絶えなかったが、さまざまな経緯を経て正典におさめられた。
「イスラエル民族と神の関係」として解釈するのがユダヤ教元来の解釈であるが、キリスト教の置換神学などに多く見られるのは、比喩的に解釈して「キリストと教会の関係」を歌う歌であるとするものである。
また,これが実話であり,それが教会あるいはイスラエルと,神の関係を比喩的に表す「型」であるという解釈などもある。
ある意味、異色の作品である。
1:1に「ソロモンの雅歌」として、ソロモン王の作であるとされる。また,登場する「シュラムの女」の「シュラム」はソロモンの女性形である。[2]
内容は花嫁と花婿の詩、娘たちの合唱などが組み合わされている。
牧歌①:結婚式当日(1:2~2:7)
牧歌②:婚約時代(2:8~3:5)
牧歌③:結婚式の描写(3:6~5:1)
牧歌④:性的関係のずれ(5:2~6:9)
牧歌⑤:ガリラヤへの帰省(6:10~8:14)
以上のような区分けをすることができるとされる。
脚注・出典
- ^ 新世界訳聖書は、「ソロモンの歌」。
- ^ a b “60分でわかる旧約聖書(22)雅歌”. メッセージステーション. 2020年8月27日閲覧。