「コンス」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: 取り消し
編集の要約なし
1行目: 1行目:
{{Otheruses|エジプト神話の神|その他}}
{{Otheruses|エジプト神話の神|その他}}


[[ファイル:Iah.png|thumb|80px|コンス]]
[[File:Khonsu.svg|thumb|120px|コンス]]
'''コンス''' (Khons, Chons) は[[エジプト神話]]の[[神]]。[[テーベ]]では、[[アメン]]と[[ムト]]の[[息子]]として、また[[コム・オンボ]]においては、[[セベク]]と[[ハトホル]]の[[息子]]として三柱神の1柱を担う。
'''コンス''' (Khons, Chons) は[[エジプト神話]]の[[神]]。[[テーベ]]では、[[アメン]]と[[ムト]]の[[息子]]として、また[[コム・オンボ]]においては、[[セベク]]と[[ハトホル]]の[[息子]]として三柱神の1柱を担う。



2020年12月12日 (土) 22:36時点における版

コンス

コンス (Khons, Chons) はエジプト神話テーベでは、アメンムト息子として、またコム・オンボにおいては、セベクハトホル息子として三柱神の1柱を担う。

概要

主に子供、幼児の髪型をしたミイラ、またホルスと同じの頭を持った姿で描かれる。の神である事から、どちらの姿で描かれる場合であっても三日月満月を組み合わせたものが頭飾りとして描かれる。

アメン、ムトと共にテーベ三柱神と構成した。その名は、「横切る者」を意味し、父アメンの乗る太陽の船に対して月の船を持ち夜に天空を移動すると考えられた。子供の姿から新生児を守護するとも、月の神であることから夜に三日月の刃を振るい罪人に制裁を与える恐ろしい神とも言われる。また同じ月の神トトに関係して暦を司るとも考えられた。

テーベ(ルクソール)カルナック神殿にコンス神殿がある。

ヒエログリフによるKhons
Aa1
N35
O34
M23G43G7