「ネックブリーカー・ドロップ」の版間の差分
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=== ランニング・ネックブリーカー・ドロップ === |
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[[ジャイアント馬場]]のオリジナル技。助走して相手の右横を通り抜けながら相手の喉元に自身の右腕を引っ掛けて、相手の喉を絡めたまま背中から倒れ込み、その勢いで転倒させた相手の後頭部を |
[[ジャイアント馬場]]のオリジナル技。助走して相手の右横を通り抜けながら相手の喉元に自身の右腕を引っ掛けて、相手の喉を絡めたまま背中から倒れ込み、その勢いで転倒させた相手の後頭部を打ちつける。ネックブリーカー・ドロップの原点である。 |
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=== ジャンピング・ネックブリーカー・ドロップ === |
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助走して相手の喉元に右腕を引っ掛けると同時にジャンプして尻餅をつく形で着地して、その勢いで後ろに引き倒した相手の後頭部を |
助走して相手の喉元に右腕を引っ掛けると同時にジャンプして尻餅をつく形で着地して、その勢いで後ろに引き倒した相手の後頭部を打ちつける。 |
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=== フライング・ネックブリーカー・ドロップ === |
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助走して相手の右横を通り抜けるようにジャンプして空中で相手の喉元に右腕を引っ掛けて、尻餅をつく形で着地して、その勢いで後ろに引き倒した相手の後頭部を |
助走して相手の右横を通り抜けるようにジャンプして空中で相手の喉元に右腕を引っ掛けて、尻餅をつく形で着地して、その勢いで後ろに引き倒した相手の後頭部を打ちつける。 |
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* 主な使用者 |
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** [[アニマル浜口]] |
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=== ダイビング・ネックブリーカー・ドロップ === |
=== ダイビング・ネックブリーカー・ドロップ === |
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コーナー最上段からジャンプして立っている相手の喉元に右腕を引っ掛けて、相手を後ろに押し倒して後頭部を |
コーナー最上段からジャンプして立っている相手の喉元に右腕を引っ掛けて、相手を後ろに押し倒して後頭部を打ちつける。 |
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* 主な使用者 |
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** [[保永昇男]] |
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=== ローリング・ネックブリーカー・ドロップ === |
=== ローリング・ネックブリーカー・ドロップ === |
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相手の体を軽く屈ませたあと助走して相手の頭を両手でキャッチして270度前方回転するようにジャンプして背中から着地して、その勢いで後ろに転倒した相手の後頭部を |
相手の体を軽く屈ませたあと助走して相手の頭を両手でキャッチして270度前方回転するようにジャンプして背中から着地して、その勢いで後ろに転倒した相手の後頭部を打ちつける。[[エディ・ゲレロ]]と[[ロブ・ヴァン・ダム]]が'''スリングショット・ネックブリーカー'''の名称で使用して以降は同名称が定着している。 |
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応用技として相手の背後から技を仕掛けて相手の顔面を痛打させる'''リバース式'''、コーナー最上段からジャンプして立っている相手に仕掛ける'''ダイビング式'''がある。 |
応用技として相手の背後から技を仕掛けて相手の顔面を痛打させる'''リバース式'''、コーナー最上段からジャンプして立っている相手に仕掛ける'''ダイビング式'''がある。 |
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== 関連技 == |
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=== ファイナル・カット === |
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[[グレゴリー・ヘルムズ|ザ・ハリケーン]]がグレゴリー・ヘルムズの時代に開発したオリジナル技。相手の首を[[DDT (プロレス技)#リバースDDT|リバースDDT]]の要領で左脇に抱え込み、相手の首を左脇から解き放ちながら自身の体だけを左方向へと180度捻って相手の喉元に自身の右腕を叩きつけつつ尻餅をつき、その衝撃で後ろに倒れ込ませた相手の後頭部を |
[[グレゴリー・ヘルムズ|ザ・ハリケーン]]がグレゴリー・ヘルムズの時代に開発したオリジナル技。相手の首を[[DDT (プロレス技)#リバースDDT|リバースDDT]]の要領で左脇に抱え込み、相手の首を左脇から解き放ちながら自身の体だけを左方向へと180度捻って相手の喉元に自身の右腕を叩きつけつつ尻餅をつき、その衝撃で後ろに倒れ込ませた相手の後頭部を打ちつける。ファイナル・カットの名称で最初に使用したのは[[ビッグ・ショー (プロレスラー)|ビッグ・ショー]]。ヘルムズやショーが使用していたのは[[エルボー・ドロップ]]のように肘を叩きつける型であるが、[[WCW]]時代にヘルムズの抗争相手だった[[カズ・ハヤシ]]が日本に帰国後、ネックブリーカー・ドロップのように腕を叩きつける形を使用して以降、日本ではネックブリーカー・ドロップ型が普及している。 |
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* 主な使用者 |
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** エルボー・ドロップ型 |
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=== スリング・ブレイド === |
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[[棚橋弘至]]のオリジナル技。助走して相手の左横を通り抜けながら相手の喉元に左腕を引っ掛けて、体を左方向へと180度捻るようにジャンプして相手の背後に回り込み、喉元に引っ掛けていた左腕を離しつつ体を左方向へと180度捻って相手の喉元に右腕を引っ掛け直して背中から倒れ込み、その勢いで後ろに転倒した相手の後頭部を |
[[棚橋弘至]]のオリジナル技。助走して相手の左横を通り抜けながら相手の喉元に左腕を引っ掛けて、体を左方向へと180度捻るようにジャンプして相手の背後に回り込み、喉元に引っ掛けていた左腕を離しつつ体を左方向へと180度捻って相手の喉元に右腕を引っ掛け直して背中から倒れ込み、その勢いで後ろに転倒した相手の後頭部を打ちつける。 |
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応用技として相手の背後から技を仕掛けて相手の顔面を痛打させる'''リバース式'''、コーナー最上段からジャンプして相手に相手の後頭部を痛打させる'''ダイビング式'''がある。 |
応用技として相手の背後から技を仕掛けて相手の顔面を痛打させる'''リバース式'''、コーナー最上段からジャンプして相手に相手の後頭部を痛打させる'''ダイビング式'''がある。 |
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=== 腕吉野 === |
=== 腕吉野 === |
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[[吉野正人]]のオリジナル技。[[ヘッドシザーズ・ホイップ#関連技|人工衛星ヘッドシザーズ]]の要領で自身の下半身を持ち上げて相手の右肩の上に飛び越えて相手の背後に体を落下させて相手の喉元に左腕を引っ掛けて、背中から倒れ込み、後ろに転倒した相手の後頭部を |
[[吉野正人]]のオリジナル技。[[ヘッドシザーズ・ホイップ#関連技|人工衛星ヘッドシザーズ]]の要領で自身の下半身を持ち上げて相手の右肩の上に飛び越えて相手の背後に体を落下させて相手の喉元に左腕を引っ掛けて、背中から倒れ込み、後ろに転倒した相手の後頭部を打ちつけると同時に相手の右腕を痛めつける。 |
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=== ゴー・フラッシャー === |
=== ゴー・フラッシャー === |
2018年6月20日 (水) 18:05時点における版
ネックブリーカー・ドロップ(Neckbreaker Drop)は、プロレス技の一種である。日本名は首折り落とし(くびおりおとし)、空中首折り落とし(くうちゅうくびおりおとし)。
技を仕掛ける時の態勢により、複数の呼び名があり、ネックブリーカー・ドロップは、それらの総称である。技名にある「ブリーカー」はバックブリーカーと同じで英語の「Breaker(ブレイカー)」の単語が変化したものである。
しばしば、ネックブリーカーと混同されるが別の技である。
ジャイアント馬場が最期まで使用していたオリジナル・フィニッシュ・ホールドの1つである。
種類
ランニング・ネックブリーカー・ドロップ
ジャイアント馬場のオリジナル技。助走して相手の右横を通り抜けながら相手の喉元に自身の右腕を引っ掛けて、相手の喉を絡めたまま背中から倒れ込み、その勢いで転倒させた相手の後頭部を打ちつける。ネックブリーカー・ドロップの原点である。
ジャンピング・ネックブリーカー・ドロップ
助走して相手の喉元に右腕を引っ掛けると同時にジャンプして尻餅をつく形で着地して、その勢いで後ろに引き倒した相手の後頭部を打ちつける。
フライング・ネックブリーカー・ドロップ
助走して相手の右横を通り抜けるようにジャンプして空中で相手の喉元に右腕を引っ掛けて、尻餅をつく形で着地して、その勢いで後ろに引き倒した相手の後頭部を打ちつける。
ダイビング・ネックブリーカー・ドロップ
コーナー最上段からジャンプして立っている相手の喉元に右腕を引っ掛けて、相手を後ろに押し倒して後頭部を打ちつける。
ローリング・ネックブリーカー・ドロップ
相手の体を軽く屈ませたあと助走して相手の頭を両手でキャッチして270度前方回転するようにジャンプして背中から着地して、その勢いで後ろに転倒した相手の後頭部を打ちつける。エディ・ゲレロとロブ・ヴァン・ダムがスリングショット・ネックブリーカーの名称で使用して以降は同名称が定着している。
応用技として相手の背後から技を仕掛けて相手の顔面を痛打させるリバース式、コーナー最上段からジャンプして立っている相手に仕掛けるダイビング式がある。
- 主な使用者
- 本間朋晃 - ダイビング式をシャリマティーの名称で使用。
- "brother"YASSHI - 通常型をバッドボーイ、ダイビング式をビッグボーイの名称で使用。
- 太田一平
- Kzy - B-BOYの名称で使用。
- YOSHI-HASHI - ヘッドハンターの名称で使用。
- ヒージャーキッドマン
- エディ・ゲレロ
- ロブ・ヴァン・ダム
- バフ・バグウェル - ダイビング式をバフ・ブロック・バスターの名称で使用。
関連技
ファイナル・カット
ザ・ハリケーンがグレゴリー・ヘルムズの時代に開発したオリジナル技。相手の首をリバースDDTの要領で左脇に抱え込み、相手の首を左脇から解き放ちながら自身の体だけを左方向へと180度捻って相手の喉元に自身の右腕を叩きつけつつ尻餅をつき、その衝撃で後ろに倒れ込ませた相手の後頭部を打ちつける。ファイナル・カットの名称で最初に使用したのはビッグ・ショー。ヘルムズやショーが使用していたのはエルボー・ドロップのように肘を叩きつける型であるが、WCW時代にヘルムズの抗争相手だったカズ・ハヤシが日本に帰国後、ネックブリーカー・ドロップのように腕を叩きつける形を使用して以降、日本ではネックブリーカー・ドロップ型が普及している。
- 主な使用者
サイドエフェクト
マット・ハーディーのオリジナル技。向かい合った相手の上半身を肩固めに捕らえて相手の体を抱え上げながら自身の体を前方へとジャンプして体重をあずけることで相手の体を後ろに引き倒して尻餅をつくように着地すると同時に相手の背中を叩きつける。
スリング・ブレイド
棚橋弘至のオリジナル技。助走して相手の左横を通り抜けながら相手の喉元に左腕を引っ掛けて、体を左方向へと180度捻るようにジャンプして相手の背後に回り込み、喉元に引っ掛けていた左腕を離しつつ体を左方向へと180度捻って相手の喉元に右腕を引っ掛け直して背中から倒れ込み、その勢いで後ろに転倒した相手の後頭部を打ちつける。
応用技として相手の背後から技を仕掛けて相手の顔面を痛打させるリバース式、コーナー最上段からジャンプして相手に相手の後頭部を痛打させるダイビング式がある。
腕吉野
吉野正人のオリジナル技。人工衛星ヘッドシザーズの要領で自身の下半身を持ち上げて相手の右肩の上に飛び越えて相手の背後に体を落下させて相手の喉元に左腕を引っ掛けて、背中から倒れ込み、後ろに転倒した相手の後頭部を打ちつけると同時に相手の右腕を痛めつける。
ゴー・フラッシャー
潮崎豪のオリジナル技。相手をブレーンバスターの要領で垂直になるまで持ち上げて両膝を屈伸させた反動を使って軽く宙に浮き上がらせた相手の体から腕を離して仰向けの状態で落下する相手の喉元を左腕で打ち下ろしのラリアットを打ち込み、自身は尻餅をつく形で倒れ込み、相手の後頭部や背中を叩きつける。