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=== 共著 ===
=== 共著 ===
*『娼婦とマフィアの[[ペレストロイカ]] :[[マルクス]]の国の闇経済』([[岩上安身]] [[JICC出版局]]、1990) 
*『娼婦とマフィアの[[ペレストロイカ]] :[[カール・マルクス|マルクス]]の国の闇経済』([[岩上安身]] [[JICC出版局]]、1990) 
*『皆殺しブック・レヴュー かくも雅かな書評鼎談』[[佐藤亜紀]],[[福田和也]]共著 四谷ラウンド 1997
*『皆殺しブック・レヴュー かくも雅かな書評鼎談』[[佐藤亜紀]],[[福田和也]]共著 四谷ラウンド 1997
*『消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか』([[辰巳渚]] [[光文社]]、2002) 
*『消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか』([[辰巳渚]] [[光文社]]、2002) 

2015年1月13日 (火) 04:53時点における版

松原 隆一郎
人物情報
生誕 (1956-09-05) 1956年9月5日(67歳)
日本の旗 日本兵庫県
出身校 東京大学
学問
研究分野 経済政策
研究機関 東京大学
公式サイト
思考の格闘技
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松原 隆一郎(まつばら りゅういちろう、1956年9月5日 - )は、日本社会学者経済学者。専攻は社会経済学相関社会科学。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授

人物

神戸市出身。神戸市立魚崎小学校を経て、灘中学校と灘高等学校で柔道部に所属。1979年東京大学工学部都市工学科卒業。1985年東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程退学[1]。1985年東大教養学部助教授、2001年教授。

諸君!』『中央公論』などの論壇誌に寄稿している。格闘技プロレスにも造詣が深く、自身も国際空道連盟大道塾4段(同塾ビジネスマンクラス師範代)、講道館柔道3段の腕前を持つ。2007年2月より東京大学柔道部部長に就任した。「探偵!ナイトスクープ」のファンとしても知られる(2007年4月13日に顧問として出演)。

その他

  • ゴング格闘技』誌上での連載「教えて、教授!」にて、格闘技界の現状を論評をしている。
    • 北京五輪の日本柔道惨敗については「日本は一本を取る柔道、世界はポイントを取るJUDOなんて、まったくの嘘である。日本人はみんな一本取られているじゃないか。横文字のJUDOは駄目だとか、日本的な柔道以外の戦略を取るなとか本気で言うのなら、オープン化したこと自体が間違い。スポーツが国際化したら、それぞれ別の戦略を取るのは当たり前です」と、評した[要出典]
    • 石井慧のプロ転向騒動に関しては「吉田秀彦は、プロ格闘家に転身した後、市民大会に出ようとして出場を拒否されています。昭和20年代に木村政彦がプロ柔道を旗揚げして以降、柔道界はプロに門戸を閉じたのですね。規定にはあっても、オリンピックに復帰できなくなる可能性は高い」と、「プロ」という言葉にアレルギーを持つ日本柔道界を揶揄している[要出典]
  • テレビ朝日系のCS放送局「朝日ニュースター」の番組「武田鉄矢の週刊鉄学」でコメンテーターを務めている。

著書

単著

  • 『豊かさの文化経済学』(丸善、1993)
  • 『格闘技としての同時代論争 外国人横綱から自由主義まで』(勁草書房、1994)
  • 『さまよえる理想主義 現代日本社会論』(四谷ラウンド、1996)
  • 『自由の条件 90年代日本における公共性のゆくえ』(四谷ラウンド、1999)
  • 『消費資本主義のゆくえ コンビニから見た日本経済』(ちくま新書、2000)
  • 『経済思想』(新世社、2001)
  • 『「消費不況」の謎を解く』(ダイヤモンド社、2001)
  • 『思考する格闘技 実戦性・競技性・精神性と変容する現実』(廣済堂ライブラリー、2002)
  • 『失われた景観 戦後日本が築いたもの』(PHP新書、2002)
  • 『長期不況論 信頼の崩壊から再生へ』(日本放送出版協会NHKブックス、2003)
  • 『分断される経済 バブルと不況が共存する時代』(NHKブックス、2005)
  • 『武道を生きる』(NTT出版、2006)
  • 『経済学の名著30』(ちくま新書、2009)
  • 『金融危機はなぜ起きたか? 経済思想史からの眺望』(新書館、2009)
  • 『日本経済論「国際競争力」という幻想』(NHK出版新書、2011)
  • ケインズハイエク 貨幣と市場への問い』(講談社現代新書、2011)
  • 『武道は教育でありうるか』イースト新書 2013

共著

共編著

  • 『<新しい市場社会>の構想 信頼と公正の経済社会像』ライブラリ社会科学のヴィジョン(佐伯啓思 新世社、2002)
  • 共和主義ルネサンス 現代西欧思想の変貌』(佐伯啓思 NTT出版、 2007)

  1. ^ 博士課程修了とあるが、博士号を取得しておらず退学である。

参考文献

外部リンク