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2013年3月25日 (月) 14:23時点における版
韓国国民党 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 한국국민당 |
漢字: | 韓國國民黨 |
発音: | ハングッククンミンダン |
韓国国民党(かんこくこくみんとう)は、韓国の第五共和国時代の保守政党で、第三共和国と第四共和国時代の与党民主共和党(共和党)に所属していた国会議員の一部が集まって結成された。略称は国民党。
経緯
1981年1月31日に結成された。旧・共和党と維新政友会所属の国会議員を中心に結集し、81年1月27日に結成大会を開催、金鍾哲を党総裁及び第12大統領選挙候補に推薦した。同年3月24日の第11代総選挙で民主正義党(151議席)、民主韓国党(81議席)に次ぐ、25議席を確保し、第3党となった。国民党はその結成発起趣旨文で「極限的な対立論理と政治不在の惰性を共に排撃し、・・(中略)・・健全な政策政党としての任務を尽くそうとする」と自らの役割を示したが、実際には「体制圏」(韓国の議会権限の枠内)野党としての活動に留まった。1985年の第12代総選挙では辛うじて院内交渉団体を構成できる20議席を獲得したが、1987年10月、旧共和党総裁の金鍾泌が政界復帰し新党(新民主共和党)を創党すると議員6名を含む党員34名が離党、その後も議員の離党が相次いだ。
翌88年4月の総選挙では得票は1%にも満たず、当選者もいなかったため、直後に政党法の規定により解党された。
党勢推移
年月日 | 代 | 候補者 | 得票率 |
---|---|---|---|
1981年2月25日 | 第12代大統領選挙 | 金鍾哲 | 1.6 |
得票率は、大統領選挙人団による投票結果によるものである。
年月日 | 代 | 議席数 (地域区+全国区) |
得票率 |
---|---|---|---|
1981年3月25日 | 第11代総選挙 | 25=(18+7) | 13.3 |
1985年2月12日 | 第12代総選挙 | 20=(15+5) | 9.2 |
1988年4月26日 | 第13代総選挙 | 0=(0+0) | 0.3 |
出典
- 韓国史編纂委員会 金容権編著『朝鮮韓国近現代史』日本評論社
- 한국국민당 Daum-백과사전