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神戸市中心部と神戸市北部や[[三田市]]などを結ぶ[[兵庫県道15号神戸三田線]](通称・[[有馬街道]])の深刻な慢性渋滞を解消する目的で、[[六甲山地]]西部を南北に貫通して建設した[[バイパス道路|バイパス]]トンネルである。[[市町村道]]としては[[交通に関する日本一の一覧#道路|日本最長]]の[[トンネル]]2本で構成されており、延長は新神戸トンネル(北行)8.5km(トンネル部分7.9km)、第2新神戸トンネル(南行)8.5km(トンネル部分8.1km)である。また、南側坑口付近で一部、[[山麓バイパス]]と路線を共有しており、同バイパス西行きとトンネル内で分岐している。開通当初は、現在北行トンネルとなっている新神戸トンネル1本での開業で、[[対面通行]]を行っていた。 |
神戸市中心部と神戸市北部や[[三田市]]などを結ぶ[[兵庫県道15号神戸三田線]](通称・[[有馬街道]])の深刻な慢性渋滞を解消する目的で、[[六甲山地]]西部を南北に貫通して建設した[[バイパス道路|バイパス]]トンネルである。[[市町村道]]としては[[交通に関する日本一の一覧#道路|日本最長]]の[[トンネル]]2本で構成されており、延長は新神戸トンネル(北行)8.5km(トンネル部分7.9km)、第2新神戸トンネル(南行)8.5km(トンネル部分8.1km)である。また、南側坑口付近で一部、[[山麓バイパス]]と路線を共有しており、同バイパス西行きとトンネル内で分岐している。開通当初は、現在北行トンネルとなっている新神戸トンネル1本での開業で、[[対面通行]]を行っていた。新神戸トンネル(北行)では、[[対面通行]]時代の南行き車線側に[[湧水]]があり、天然水を汲みとり持ち帰ることができたが現在は廃止されている。 |
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[[料金所]]は[[箕谷出入口|箕谷IC]]にあり、北行き・南行きともここで料金を徴収している。全線で[[ETC]]が利用可能である。なお、[[危険物]]積載車両は通行禁止となっている。また、[[自動車専用道路]]ではない(標識は青色)が[[原動機付自転車|原付]]は通行禁止となっている。トンネル内の[[制限速度]]は60km/h、布引と箕谷IC付近の制限速度は40km/h(南行の[[新神戸駅]]出口付近は30km/h)である。 |
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* [http://www.kobe-toll-road.or.jp/ 神戸市道路公社] |
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** [http://www.kobe-toll-road.or.jp/tollway/shinkobe.html 新神戸トンネル有料道路] |
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* [http://www.city.kobe.lg.jp/ 神戸市] |
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2012年6月3日 (日) 02:40時点における版
この項目「阪神高速32号新神戸トンネル」は加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。 加筆の要点 - 新神戸トンネルと神戸電鉄粟生線赤字との関連 (貼付後はWikipedia:加筆依頼のページに依頼内容を記述してください。記述が無いとタグは除去されます) (2012年6月) |
新神戸トンネル有料道路(しんこうべトンネルゆうりょうどうろ)は、兵庫県神戸市中央区三宮町から、同市北区山田町に至る有料道路である。路線名は主要市道生田川箕谷線。新神戸トンネル・第2新神戸トンネルの2本のトンネルから成る。神戸市道路公社が管理している。
概要
神戸市中心部と神戸市北部や三田市などを結ぶ兵庫県道15号神戸三田線(通称・有馬街道)の深刻な慢性渋滞を解消する目的で、六甲山地西部を南北に貫通して建設したバイパストンネルである。市町村道としては日本最長のトンネル2本で構成されており、延長は新神戸トンネル(北行)8.5km(トンネル部分7.9km)、第2新神戸トンネル(南行)8.5km(トンネル部分8.1km)である。また、南側坑口付近で一部、山麓バイパスと路線を共有しており、同バイパス西行きとトンネル内で分岐している。開通当初は、現在北行トンネルとなっている新神戸トンネル1本での開業で、対面通行を行っていた。新神戸トンネル(北行)では、対面通行時代の南行き車線側に湧水があり、天然水を汲みとり持ち帰ることができたが現在は廃止されている。
料金所は箕谷ICにあり、北行き・南行きともここで料金を徴収している。全線でETCが利用可能である。なお、危険物積載車両は通行禁止となっている。また、自動車専用道路ではない(標識は青色)が原付は通行禁止となっている。トンネル内の制限速度は60km/h、布引と箕谷IC付近の制限速度は40km/h(南行の新神戸駅出口付近は30km/h)である。
阪神高速道路7号北神戸線(箕谷出入口)と3号神戸線(生田川出入口)との乗り継ぎルートとしても使われており、3号神戸線の混雑時は7号北神戸線を経由して姫路・淡路島・徳島方面への迂回路として利用できる。31号神戸山手線開通後は乗り継ぎルートとしては外れたものの、2011年4月以降は、ETC車限定で従来の7号北神戸線(箕谷出入口)に加え、3号神戸線(生田川出入口)との間でも乗り継ぎ割引が適用されるようになった[1]。
迂回時の料金加算の問題もあり、また阪神高速道路が距離制料金へ移行することもあり、2012年の夏までに同社へ移管する見通しであった[2]が、事務手続きの遅れなどにより、同年10月1日へ延期されることとなった[3]。なお、阪神高速の他線を利用できない、排気量50cc~125ccの小型自動二輪車についても現状通り通行を認めることとなった[3]。
この区間には多数の路線バス・高速バスが運行されており、特に神戸市営バスの急行64号系統(三宮 - 箕谷駅・神戸北町)は有数のドル箱路線でもある。また、神姫バスの三宮駅 - 三田・三木・西脇間の特急(路線によっては急行または快速)バスやフットバス(高松方面)などが経由する。また鉄道トンネルである北神急行北神線の北神トンネルが並行している。北神急行電鉄のトンネルは先行して貫通した第2新神戸トンネル工事で使用した先進坑などが活用できたことで建設費用を圧縮できた。このトンネルや阪神高速の開通によって、有馬温泉や三木・小野へは神戸電鉄よりも早く行くことができるようになった。
歴史
- 1971年 : 慢性渋滞が深刻な兵庫県道15号神戸三田線(箕谷以南は1982年4月1日から国道428号重複に)のバイパスとして神戸市が着工
- 1976年5月15日 : 開通
- 1988年 : 東側に増設した第二新神戸トンネルを南行きとして4車線化
- 2006年3月30日 : 布引側を生田川交差点付近まで延伸
- 2012年10月1日 : 神戸市道路公社から阪神高速道路株式会社に移管予定
新神戸トンネルを経由する路線バス・高速バス
高速バス
- 高松エクスプレス神戸フットバス
- 競合する高松エクスプレス神戸、さぬきエクスプレス神戸、ハーバーライナー(高松・丸亀線)の標準経路である第二神明道路を通らず、定時性が高いことを同路線のパンフレットで売りにしている。ただし、大阪なんばから三宮を経由して高松に向かう便は通らない。
- これ以外の高速バスでも、第二神明道路や阪神高速3号神戸線で通行止め、大渋滞が発生した場合は、阪神高速7号北神戸線経由、または一般道から新神戸トンネルに迂回することがある。
- ウエスト神姫(山崎 - 三ノ宮線)
- 全但バス 神戸 - 湯村温泉・浜坂駅」・神戸 - 城崎温泉)
- 京都交通・日交シティバス 神戸 - 福知山・神戸 - 舞鶴
- 神姫バス・両備バス・中鉄バス 神戸 - 岡山・倉敷
- 阪神バス・大阪空港交通・関西空港交通 谷上駅・箕谷 - 関西国際空港
- 西日本JRバス 「有馬エクスプレス神戸号(神戸 - 有馬温泉)」
- サンデン交通「ふくふく大阪号(大阪・神戸 - 山口・宇部・下関)」
路線バス
- 回送時も使用する。
出入口
- 新神戸トンネル
- 国道2号入口(国道2号(171号重複)・阪神高速道路3号神戸線生田川ランプ)
- 二宮入口(新神戸駅付近)(山麓バイパス・山手幹線)
- 箕谷IC(国道428号・阪神高速道路7号北神戸線・兵庫県道15号神戸三田線)
- 第2新神戸トンネル
- 箕谷IC(国道428号・阪神高速道路7号北神戸線・兵庫県道15号神戸三田線)
- 新神戸駅出口(新神戸駅付近)
- 神若出口(山麓バイパス・山手幹線)
- 国道2号出口(国道2号(171号重複)・阪神高速道路3号神戸線生田川ランプ)
関連項目
脚注
- ^ 新神戸トンネル連続利用割引 ~ 3号神戸線への適用のお知らせ
- ^ 新神戸トンネル 来夏、阪神高速に移管へ 神戸新聞、2011年10月19日(2011年11月9日閲覧)。
- ^ a b “新神戸トンネル 阪高移管、10月1日で合意”. 神戸新聞. (2012年3月22日) 2012年5月24日閲覧。