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|代表者= 代表取締役社長 吉見 淳一 |
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|資本金= 10億円 |
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|売上高= 385億(2009年3月期) |
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== TCSの特徴 == |
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キーワードは「大規模」、「最上流」、「グローバル」、「最先端」。トヨタグループの開発案件ではトップクラスのシェアがあり、プライムベンダーとしてトヨタ自動車およびグループ会社の情報システム部門を幅広く支えている。 |
キーワードは「大規模」、「最上流」、「グローバル」、「最先端」。トヨタグループの開発案件ではトップクラスのシェアがあり、プライムベンダーとしてトヨタ自動車およびグループ会社の情報システム部門を幅広く支えている。1990~91年にトヨタ自動車の情報システム部門が分離独立し、ベンダー各社との共同出資により設立されたトヨタグループのIT関連企業3社が2001年に再び合併したことにより発足。TCSは2006年の企業再編によって情報システム機能会社に位置付けられIT企業として専業化が図られた。以来、TCSはトヨタのクルマづくりをIT(情報技術)でサポートし、グローバルビジネスを推進する情報基盤としての役割を果たしている。 |
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* 名駅分室 - [[名古屋市]][[中村区]][[名駅]]3-13-5 名古屋ダイヤビルディング3号館6F |
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*[[2001年]](平成13年)[[4月]] ‐ '''トヨタシステムインターナショナル'''(TSI)<ref>株式会社トヨタシステムインターナショナル(TSI:Toyota System International Inc.) - {1991年11月設立 資本金7億円 事業内容:生産・販売・調達・管理関連システムの開発・保守}</ref>、'''トヨタシステムリサーチ'''(TSR)<ref>株式会社トヨタシステムリサーチ(TSR:Toyota System Research Inc.) - {1990年9月設立 資本金3億円 事業内容:CAE、ECU関連システムの開発・保守}</ref>、'''トヨタソフトエンジニアリング'''(TSE)<ref>株式会社トヨタソフトエンジニアリング(TSE:Toyota Soft Engineering Inc.) - {1991年2月設立 資本金3億円 事業内容:CAD/CAM関連システムの開発・保守}</ref>の3社が合併し、'''トヨタコミュニケーションシステム'''(TCS)<ref>株式会社トヨタコミュニケーションシステム(TCS:Toyota Communication System Co., Ltd.) - {TSIを存続会社として合併前3社の業務を承継。事業内容はグローバルに展開する基幹システムの設計、開発、保守、運用、コンサルティング。}</ref>を設立。 |
*[[2001年]](平成13年)[[4月]] ‐ '''トヨタシステムインターナショナル'''(TSI)<ref>株式会社トヨタシステムインターナショナル(TSI:Toyota System International Inc.) - {1991年11月設立 資本金7億円 事業内容:生産・販売・調達・管理関連システムの開発・保守 ([[トヨタ]]・[[日本IBM]]・[[東芝]]の合弁企業)}</ref>、'''トヨタシステムリサーチ'''(TSR)<ref>株式会社トヨタシステムリサーチ(TSR:Toyota System Research Inc.) - {1990年9月設立 資本金3億円 事業内容:CAE、ECU関連システムの開発・保守 ([[トヨタ]]・[[富士通]]の合弁企業)}</ref>、'''トヨタソフトエンジニアリング'''(TSE)<ref>株式会社トヨタソフトエンジニアリング(TSE:Toyota Soft Engineering Inc.) - {1991年2月設立 資本金3億円 事業内容:CAD/CAM関連システムの開発・保守 ([[トヨタ]]・[[日本ユニシス]]の合弁企業)}</ref>の3社が合併し、'''トヨタコミュニケーションシステム'''(TCS)<ref>株式会社トヨタコミュニケーションシステム(TCS:Toyota Communication System Co., Ltd.) - {TSIを存続会社として合併前3社の業務を承継。事業内容はグローバルに展開する基幹システムの設計、開発、保守、運用、コンサルティング。}</ref>を設立。 |
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*[[2006年]](平成18年)[[4月]] ‐ [[トヨタテクノサービス]](TTS)、[[トヨタマックス]](MACS)との間で企業の再編を実施。新設された[[トヨタテクニカルディベロップメント]](TTDC)に対して[[CAE]]部門ならびに電子技術部門を業務移管。<ref>再編要旨:'''トヨタテクノサービス'''(1982年設立 事業内容:研究開発戦略の策定と技術情報の収集・解析)、'''トヨタコミュニケーションシステム'''(1991年設立 事業内容:設計・生産・販売・調達・管理関連のトータルシステム開発)、'''トヨタマックス'''(1990年設立 事業内容:計測機器開発)の3社を会社合併ならびに吸収分割の方式により、'''製品開発機能会社'''(トヨタテクニカルディベロップメント 事業内容:車両開発、システム開発、情報解析、CAE解析、電技開発、計測機器開発)と'''情報システム機能会社'''(トヨタコミュニケーションシステム 事業内容:エンジニアリングシステム、グローバル基幹システム、及び金融系情報システムの開発、販売、運用サービス)の2社に再編 |
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2009年12月23日 (水) 09:45時点における版
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | TCS / トヨタCS / toyota-cs |
本社所在地 |
日本 〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉一丁目23番22号 トヨタ名古屋ビル |
設立 | 2001年4月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 4180001017641 |
事業内容 | 自動車の設計から生産、販売に至るトータルプロセスを対象としたフルラインITサービス |
代表者 | 代表取締役社長 吉見 淳一 |
資本金 | 10億円 |
売上高 | 385億(2009年3月期) |
従業員数 | 1010名(2009年4月) |
主要株主 | トヨタ自動車 100% |
外部リンク | www.toyota-cs.com |
株式会社トヨタコミュニケーションシステム(略称:TCS 英文社名:TOYOTA Communication Systems Co., Ltd.)は、トヨタグループに属するITサービス企業で、トヨタ自動車100%出資のシステムインテグレーター(ユーザー系)。トヨタグループ内ではTCSの略称で呼称される。
本社所在地は愛知県名古屋市東区泉1丁目23番22号 トヨタ名古屋ビル。
概要
トヨタコミュニケーションシステム(TCS)はトヨタ自動車およびグループ企業のグローバルな事業戦略をサポートする各種業務支援システムの開発を行っている。車両開発工程に関わるエンジニアリングシステムや基幹業務に関わるビジネスシステム、金融事業に関わるファイナンスシステム等を開発し、製品開発から生産、物流、販売、金融に至るトータルプロセスを対象としたフルラインITサービスを提供している。
トヨタグループ各社の情報技術戦略を世界規模で推進するグローバルIT企業であり、トヨタ自動車の情報システム開発で培った広範囲で先進的なITソリューションを世界の市場に展開している。
TCSの特徴
キーワードは「大規模」、「最上流」、「グローバル」、「最先端」。トヨタグループの開発案件ではトップクラスのシェアがあり、プライムベンダーとしてトヨタ自動車およびグループ会社の情報システム部門を幅広く支えている。1990~91年にトヨタ自動車の情報システム部門が分離独立し、ベンダー各社との共同出資により設立されたトヨタグループのIT関連企業3社が2001年に再び合併したことにより発足。TCSは2006年の企業再編によって情報システム機能会社に位置付けられIT企業として専業化が図られた。以来、TCSはトヨタのクルマづくりをIT(情報技術)でサポートし、グローバルビジネスを推進する情報基盤としての役割を果たしている。
- 2008年度ソリューションプロバイダ業績ランキング(日経ソリューションビジネス)
- 技術スタッフ比率ランキング1位(94.9%)
Do IT now for TCS!
TCS stands for Tomorrow, Customers, Society and ourselves.
経営ビジョン
- 市場(社会)でのポジション { 1. Best Partner 2. Reliable Company 3. Global Company }
- 事業運営ポリシー { 1. Communication 2. Open 3. Welcome }
- 組織と個々人のあり方 { 1. Professional 2. Team Work 3. Flexible }
略称
トヨタグループ内での略称 "TCS" は英文社名(Toyota Communication Systems Co., Ltd.)の頭文字を取ったものだが、インドのタタ・グループに属するITサービス企業タタ・コンサルタンシー・サービシズ(Tata Consultancy Services)や独立系ソフトウェア企業の東京コンピュータサービス(TCS Corporation)との混同を避けるため、メディア等では "トヨタCS" と表記されることがある。
事業所
- 本社 - 名古屋市東区泉1-23-22 トヨタ名古屋ビル7F 地図 (by Google Maps)
- 豊田事業所 - 豊田市喜多町1-140 ギャザビル5F 地図
- 名駅分室 - 名古屋市中村区名駅3-13-5 名古屋ダイヤビルディング3号館6F 地図
沿革
- 2001年(平成13年)4月 ‐ トヨタシステムインターナショナル(TSI)[1]、トヨタシステムリサーチ(TSR)[2]、トヨタソフトエンジニアリング(TSE)[3]の3社が合併し、トヨタコミュニケーションシステム(TCS)[4]を設立。
- 2006年(平成18年)4月 ‐ トヨタテクノサービス(TTS)、トヨタマックス(MACS)との間で企業の再編を実施。新設されたトヨタテクニカルディベロップメント(TTDC)に対してCAE部門ならびに電子技術部門を業務移管。[5]
製品
- ExDB Premium - 製造業における開発から生産に関する情報を一元管理するPDM(Product Data Management)システム
- XVL - XVLデータ形式(ラティス・テクノロジー社が開発)に対応した各種エンジニアリングシステム
- CAE - 「鋳造湯流れ凝固解析/TopCAST」や「プレス成形解析/FAST_FORM3D」等の各種CAEソフト
TCSの事業内容
ES:エンジニアリングシステム
CAD/CAM/CAE/PDMなどの車両開発工程(企画~発売準備)において利用されるエンジニアリング系システムの開発
- システム企画・開発
- システム運用・活用
- VC推進(Virtual Content)
- 情報インフラ整備利用技術 - インフラサーバとクライアント環境の構築
- データ正活動推進 - 一元管理されたデジタルデータを車両開発全工程で活用
BS:ビジネスシステム
車両開発、調達、生産、物流、販売、アフターサービス、一般管理といった幅広い基幹業務システムの開発
- 営業・アフターマーケットシステム
- 販売情報システム、補給システム、サービス情報システム
- 技術・生技システム
- 部品表システム、出図管理システム、原価企画システム
- オーダー・生産・物流(サプライチェーン)システム
- グローバルサプライチェーンシステム - トヨタIMVプロジェクトに代表される世界的規模のSCMシステム
- オーダーシステム、生産計画/生産指示システム、部品手配システム、完成車物流システム
- 海外拠点展開
- グローバル調達システム
- 一般管理システム
- 経理・財務システム、連結決算システム
FS:ファイナンスシステム
金融システム(カード・クレジット・保険・証券・eコマース等)の開発・維持・運用
- クレジットカード・ 電子マネー - トヨタファイナンス(TFC)が発行するTS CUBICカードやQUICPayに関わるシステム
- 入会審査システム、請求・回収システム、アウトソーシング
- カスタマーセンター・インターネットモールシステム
- 証券システム - トヨタFS証券(TFSS)のシステムサポート
SI:システムインテグレーション
トヨタグループ及び一般マーケットにおけるシステムインテグレーション(製品の供給、企画、開発、サポートサービス)
- ソリューション企画・開発
- PLM(Product Lifecycle Management)製品の企画、業務コンサルティング、導入コンサルティング
- システム開発
- システムサポートサービス
- 車両開発サポートサービス、インテグレーション・品質保証、導入コンサルタントサービス
脚注
- ^ 株式会社トヨタシステムインターナショナル(TSI:Toyota System International Inc.) - {1991年11月設立 資本金7億円 事業内容:生産・販売・調達・管理関連システムの開発・保守 (トヨタ・日本IBM・東芝の合弁企業)}
- ^ 株式会社トヨタシステムリサーチ(TSR:Toyota System Research Inc.) - {1990年9月設立 資本金3億円 事業内容:CAE、ECU関連システムの開発・保守 (トヨタ・富士通の合弁企業)}
- ^ 株式会社トヨタソフトエンジニアリング(TSE:Toyota Soft Engineering Inc.) - {1991年2月設立 資本金3億円 事業内容:CAD/CAM関連システムの開発・保守 (トヨタ・日本ユニシスの合弁企業)}
- ^ 株式会社トヨタコミュニケーションシステム(TCS:Toyota Communication System Co., Ltd.) - {TSIを存続会社として合併前3社の業務を承継。事業内容はグローバルに展開する基幹システムの設計、開発、保守、運用、コンサルティング。}
- ^ 再編要旨:トヨタテクノサービス(1982年設立 事業内容:研究開発戦略の策定と技術情報の収集・解析)、トヨタコミュニケーションシステム(1991年設立 事業内容:設計・生産・販売・調達・管理関連のトータルシステム開発)、トヨタマックス(1990年設立 事業内容:計測機器開発)の3社を会社合併ならびに吸収分割の方式により、製品開発機能会社(トヨタテクニカルディベロップメント 事業内容:車両開発、システム開発、情報解析、CAE解析、電技開発、計測機器開発)と情報システム機能会社(トヨタコミュニケーションシステム 事業内容:エンジニアリングシステム、グローバル基幹システム、及び金融系情報システムの開発、販売、運用サービス)の2社に再編
関連項目
トヨタ自動車のICT・ITS関連企業
外部リンク
- トヨタコミュニケーションシステム
- なぜ「IT産業のトヨタ」は出ないのか(上)(下) - ITpro