影山太郎
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人物情報 | |
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生誕 |
1949年2月13日(75歳) 日本・兵庫県神戸市 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
大阪外国語大学外国語学部 大阪外国語大学大学院外国語学研究科 南カリフォルニア大学大学院言語学研究科 |
学問 | |
研究分野 |
理論言語学 統語論 意味論 形態論 レキシコン 言語類型論 日英比較言語学 |
研究機関 |
神戸学院大学 大阪大学 関西学院大学 人間文化研究機構 国立国語研究所 |
学位 | Ph.D. in Linguistics(南カリフォルニア大学) |
学会 |
日本言語学会 関西言語学会 アメリカ言語学会 |
主な受賞歴 |
第22回金田一京助博士記念賞 市河賞 |
影山 太郎(かげやま たろう、1949年2月13日[1]- )は、日本の言語学者。元国立国語研究所所長。関西学院大学名誉教授。
来歴
[編集]神戸に生まれ育つ。1971年大阪外国語大学外国語学部英語学科卒、1973年同大学院修士課程修了、神戸学院大学教養部助手、1975年南カリフォルニア大学大学院に留学し、1977年博士(言語学)の学位を取得[2]、1978年1月大阪大学言語文化部専任講師、のち助教授、1987年関西学院大学文学部教授、2009年退任、名誉教授、現職。2017年から2019年まで同志社大学文化情報学部特別客員教授を務める。
1973年東京言語研究所言語学論文賞、1980年「語彙の構造」で市河三喜賞、1994年「文法と語形成」で金田一京助博士記念賞受賞。
2009年日本言語学会会長(2012年3月まで)、国立国語研究所所長(2017年9月まで)。文化審議会国語分科会漢字小委員会委員。
日本語と英語の比較の上で語彙の形成を主として研究する。
著書
[編集]- 『語彙の構造 日英比較』松柏社 1980
- 『文法と語形成』ひつじ書房(日本語研究叢書)1993
- 『動詞意味論 言語と認知の接点』くろしお出版(日英語対照研究シリーズ)1996
- 『形態論と意味』くろしお出版(日英語対照による英語学演習シリーズ)1999
- 『ケジメのない日本語』岩波書店(もっと知りたい!日本語)2002
共編著
[編集]- 『語形成と概念構造』由本陽子共著 研究社出版(日英語比較選書)1997
- 『日英対照動詞の意味と構文』 大修館書店 2001
- 『英語言語学の第一歩』ブレント・デ・シェン、日比谷潤子共著 くろしお出版 2003
- 『日本語の分析と言語類型』岸本秀樹共編 くろしお出版 2004
- 『形容詞・副詞の意味と構文 日英対照』 大修館書店 2009
- 『名詞の意味と構文 日英対照』編 大修館書店 2011
- 『属性叙述の世界』編 くろしお出版 2012
- 『日中理論言語学の新展望』全3巻 沈力共編 くろしお出版 2011-12
- 『複合動詞研究の最先端 謎の解明に向けて』編 ひつじ書房 2013
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』2002年
- ^ Kageyama, Taro (1977). Lexical structures : a comparative study of Japanese and English (Ph.D. thesis). University of Southern California.
外部リンク
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