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多摩市指定文化財一覧(たまししていぶんかざいいちらん)は、東京都多摩市が指定した文化財の一覧である。本項では、文化財調査資料、文化財保護審議会委員等についても記述する。
有形文化財[編集]
(全部で4件。東京都教育庁地域教育支援部管理課編『東京都文化財総合目録 平成21年度』による)
有形民俗文化財[編集]
(全部で7件。東京都教育庁地域教育支援部管理課編『東京都文化財総合目録 平成21年度』による)
名称
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員数
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所在地
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概要
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指定年月日
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備考
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阿弥陀三尊来迎板碑
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1基
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市教育委員会
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高さ127センチメートル[10][注釈 1]、上部の幅32.4センチメートル[10]、下部の幅33.1センチメートル[10]、厚さ3.3センチメートル[10]の緑泥片岩製の板碑である。紀年銘については文献によって差異が見られる。多摩市教育委員会編『多摩市の板碑』並びに東京都教育委員会編『東京都板碑所在目録 多摩分』は「元亨三年八月日」[10][11]、多摩市史編集委員会編『多摩市の板碑』は「元亨二年八月」[12]、『日本史攷究』所収の「東京都南多摩郡多摩村板碑目録」は「元亨八月日」[12]としている。
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1974年12月20日[3]
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非公開
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念仏供養板碑
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1基
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貝取1-15-15
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1470年(文明2年)に建てられた市内最大の板碑である[13]。高さ150センチメートル[13]、上部の幅36センチメートル[13]、下部の幅38センチメートル[13]、厚さ2.5センチメートル[13]。
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1974年12月20日[3]
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地蔵菩薩像
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1体
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貝取1-18-1
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1668年(寛文8年)に建てられたもの[14]。高さは130センチメートル[14]。光背右に「寛文八戊申年 十月十五日」、左に「武蔵柚木領郡宇龍村同行十七人」の銘文がある[15]。
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1986年3月15日[3]
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阿弥陀如来像
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1体
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貝取1-18-1
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1673年(延宝元年)に建てられた市内最古の阿弥陀石仏である[14]。高さは50センチメートル[14]。銘文には「奉造立寒念仏 道行八人 武州多摩郡乞田内字龍村 于時寛文十三癸丑年二月十五日 願主安西」とある[16]。
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1986年3月15日[3]
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庚申塔
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1基
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貝取1-15-15
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1705年(宝永2年)に建てられたもの[14]。高さは152センチメートル[14]。銘文には「武州柚木領瓜生村同行 宝永二年乙酉十月吉日」とある[17]。
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1986年3月15日[3]
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麦花塚
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1基
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貝取1-15-15
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貝取出身の歌人・麦花(「ばっか」と読む。本名は浜田文造[14]または浜田助左衛門[15])が1881年(明治14年)に建てた石碑である[14]。高さは125センチメートル[14]。表には麦花の和歌が、裏にはその弟子の名前と和歌が刻まれている[14][注釈 2]。
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1986年3月15日[3]
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落合白山神社の三匹獅子舞用具附長持一点
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66点
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落合2-2-1
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落合白山神社が所蔵する民俗芸能資料である。獅子頭(男獅子・女獅子・剣獅子)、獅子舞の道具(太鼓・バチ・翁の面・ひょっとこの面・手ぬぐい・軍配・軍配の手・拍子木・陰陽の採物・ホラガイ・たすき)、獅子舞の衣装(着物・花笠・花笠の着物・花笠の衣装・手甲・裁着袴)などからなる。2007年(平成19年)に追加指定された[18][19]。
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2007年4月2日[18]
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原則非公開
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天然記念物[編集]
(全部で7件。東京都教育庁地域教育支援部管理課編『東京都文化財総合目録 平成21年度』による)
名称
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員数
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所在地
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概要
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指定年月日
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備考
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ケヤキ
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2本
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連光寺1-8-9
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春日神社の境内にある。推定樹齢300年[20]。大:樹高約28メートル、目通り約4.5メートル[21]。小:樹高約20メートル、目通り3.1メートル[21]。元は3本のケヤキが並んでいたが、内1本は枯死して伐採された[22]。
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1973年5月15日[3]
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ムクノキ
|
1本
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連光寺6-6
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白山神社の社殿脇にある。推定樹齢300年[23]。樹高約24.5メートル、目通り約4.2メートル[21]。
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1973年5月15日[3]
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スダジイ
|
1本
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連光寺6-19
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八坂神社の社前にある。推定樹齢400年[24]。樹高約17メートル、目通り約4.65メートル[21]。
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1973年5月15日[3]
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ヒイラギ
|
1本
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落合1-26-8・加藤家
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推定樹齢100年[25]。樹高約4.5メートル、目通り約1.2メートル[21]。
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1973年5月26日[3]
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個人宅
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シダレザクラ
|
1本
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鶴牧2-22-2・川井家
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推定樹齢200年[26]。樹高約17.5メートル、目通り約3.45メートル[21]。多摩市周辺では「川井家の枝垂れ桜」の名で知られる[27]。平成22年第2回多摩市議会定例会で、この桜の保護保存を求める一般質問が出された[28]。
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1973年5月26日[3]
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個人宅
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スダジイ
|
1本
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南野2-14
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一本杉球場三塁側後方にある。樹高約16メートル、目通り約3.61メートル[21]。
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1974年12月20日[3]
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ケヤキ
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1本
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豊ヶ丘1-21-3
|
多摩市立子育て総合センター(市立多摩幼稚園跡施設)の敷地内にある。樹高約18メートル、目通り約3.9メートル[29]。
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2003年5月1日[30]
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指定解除された文化財[編集]
種別
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名称
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員数
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所在地
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概要
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指定年月日
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備考
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天然記念物
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イロハカエデ
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1本
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連光寺2-24-1
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高西寺の境内にあったイロハカエデ。推定樹齢200年[31]、樹高約15メートル[32]、幹回り約2.5メートル[32]の巨木であったが、2003年(平成15年)8月に発生した平成15年台風第10号の影響で高さ約2メートルのところで折れてしまった[33]。
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1973年5月15日[3]
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天然記念物
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ヒイラギ
|
1本
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落合・小泉家
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推定樹齢500年[34]。樹高約8メートル[34]、目通り約2.1メートル[34]。京王相模原線の延伸工事に伴って移植されたが、1979年の台風で損傷し、1984年7月16日に伐採された[35]。東京大学名誉教授、文化財保護審議会専門委員の本田正次(役職は当時)は、1974年2月28日に行った講演の中で、「全国でも稀なひいらぎです。開発の下にこれが犠牲になることは、しのびない。(中略)どこから押しても天然記念物になるべき木である」と述べていた[36]。
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1973年5月26日[34]
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個人宅
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天然記念物
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サイカチ
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1本
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落合・峯岸家
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推定樹齢200年[37]。樹高約19メートル[37]、目通り約2.6メートル[37]。都の区画整理事業に伴い伐採され、1983年12月に指定を解除された[38]。なお、切り株は同市立東寺方小学校の校庭に移植された[38]。
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1973年5月26日[37]
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個人宅
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古民家[編集]
(全部で3件。多摩市古民家の管理運営に関する条例 平成17年12月26日条例第59号 令和元年7月5日条例第21号改正による[39])
文化財調査資料[編集]
書名
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著者名
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出版社
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出版年
|
備考
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天然記念物
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多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1974年
|
|
多摩市の板碑
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多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1975年
|
|
多摩市文化財調査資料 石仏編
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市
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1976年
|
|
多摩市文化財調査資料 文書編 1
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1978年
|
|
多摩市文化財調査資料 文書編 2
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1979年
|
|
天然記念物 増補版
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1979年
|
|
多摩市文化財調査資料 民家編
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1979年
|
|
多摩市文化財調査資料 文書編 3
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1980年
|
|
多摩の遺跡 市道1458号線遺跡を中心として
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1980年
|
|
多摩市の埋蔵文化財 最近の発掘成果を中心として
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市
|
1981年
|
|
多摩市の社寺めぐり
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1982年
|
|
発掘された祖先の生活 東寺方遺跡(市立総合体育館用地)の発掘成果
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1983年
|
|
多摩市文化財調査資料 多摩市の民俗 1
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1983年
|
|
多摩市植物標本目録 1
|
多摩市教育委員会編
|
多摩市教育委員会
|
1984年
|
|
小山晶家文書 1〜4
|
佐伯弘次編、多摩市教育委員会社会教育課編
|
多摩市教育委員会
|
1987年
|
|
杉田勇家所蔵文書 1
|
佐伯弘次編、多摩市教育委員会社会教育課編
|
多摩市教育委員会
|
1987年
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埋蔵文化財調査報告[編集]
番号
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書名
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著者名
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出版社
|
出版年
|
備考
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1
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東京都多摩市新堂遺跡 和田土地区画整理事業にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市教育委員会
|
1981年
|
|
2
|
東京都多摩市一ノ宮遺跡 防火水槽建築に伴なう調査
|
多摩市遺跡調査会編
|
多摩市遺跡調査会
|
1982年
|
|
3
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 和田29号線道路拡幅にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1982年
|
|
4
|
東京都多摩市東寺方遺跡 市立総合体育館建設にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1983年
|
|
5
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 市道1644・1837号線道路拡幅に伴う調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1983年
|
|
6
|
東京都多摩市向ヶ岡遺跡 多摩都市計画道路1・3・1号線連光寺切り通し部工事にともなう調査
|
多摩都市計画道路事業1・3・1号線関連遺跡調査団編
|
多摩都市計画道路事業1・3・1号線関連遺跡調査会
|
1983年
|
|
7
|
東京都多摩市船ケ台・庚申山・落川南・東寺方遺跡 昭和58年度市道工事にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1984年
|
|
8
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群・落川南遺跡 昭和59年度市道工事にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1985年
|
|
9
|
東京都多摩市船ケ台・百草東遺跡 昭和60年度市道工事にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1986年
|
|
10
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 多摩都市計画道路1・3・1号線和田地内拡幅工事にともなう調査
|
多摩都市計画道路事業1・3・1号線関連遺跡調査団編
|
多摩市教育委員会
|
1986年
|
|
11
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 只見幹線No.552号およびNo.553号の鉄塔建替工事にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1986年
|
|
12
|
東京都指定史跡稲荷塚古墳 範囲確認にともなう調査
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市教育委員会
|
1987年
|
|
13
|
東京都多摩市向ケ岡・落川南遺跡 昭和61年度工事にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1987年
|
|
14
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 多摩市和田4号341・342の用地開発事業にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1987年
|
|
15
|
東京都多摩市和田西遺跡 昭和62年度工事関係にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1988年
|
|
16
|
東京都多摩市塚原古墳群 5号古墳の調査(昭和62年度)
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市教育委員会
|
1988年
|
|
17
|
東京都多摩市貝取遺跡 多摩貝取クリスタルマンション新築工事に伴う調査
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1988年
|
|
18
|
東京都多摩市竜ヶ峰遺跡 多摩市和田3号1205番地他の用地開発に伴う調査
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市教育委員会
|
1989年
|
|
19
|
東京都多摩市一ノ宮、和田・百草遺跡群 昭和63年度市内遺跡確認調査
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市教育委員会
|
1989年
|
|
20
|
東京都多摩市塚原古墳群 4・5号古墳の調査(昭和63年度)
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市教育委員会
|
1989年
|
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21
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 (仮称)エムケー・マンション新築工事に伴う調査
|
多摩市遺跡調査会編
|
多摩市遺跡調査会
|
1990年
|
|
22
|
東京都多摩市原峰、和田西遺跡 平成元年度工事関係に伴う調査
|
多摩市遺跡調査会編
|
多摩市遺跡調査会
|
1990年
|
|
23
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 平成2年度市道工事にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会編
|
多摩市遺跡調査会
|
1991年
|
|
24
|
稲荷塚古墳 八角形墳の調査
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1991年
|
|
25
|
東京都多摩市落川・一ノ宮遺跡 千代田開発事業に伴う調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1991年
|
|
26
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 (仮称)杉田マンション建設にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会編
|
多摩市遺跡調査会
|
1992年
|
|
27
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 (仮称)峰岸マンション建設にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1992年
|
|
28
|
東京都多摩市打越山遺跡 エクセレント聖蹟桜ヶ丘建設工事に伴う調査
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1995年
|
|
29
|
東京都多摩市竜ヶ峰遺跡 峯岸駐車場建設事業に伴う調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1992年
|
|
30
|
東京都多摩市向ノ岡遺跡 都市計画街路多摩3・3・10号線築造工事にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1993年
|
|
31
|
東京都多摩市榎田山遺跡 (仮称)小島・連光寺マンション事業に伴う調査
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1993年
|
|
32
|
東京都多摩市東寺方遺跡 藤井ビル事業に伴う調査
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1993年
|
|
33
|
東京都多摩市落川・一ノ宮遺跡 小暮ビル事業に伴う調査
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1994年
|
|
34
|
東京都多摩市落川・一ノ宮遺跡 (仮称)多摩一ノ宮マンション新築工事にともなう調査
|
多摩市遺跡調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1995年
|
|
35
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 有山事業に伴う緊急調査
|
多摩市遺跡調査会編
|
多摩市遺跡調査会
|
1994年
|
|
36
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群、落川北遺跡 都道拡幅工事関係代替地事業に伴う調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1994年
|
|
37
|
東京都多摩市向ノ岡遺跡 連光寺向ノ岡集会所建設に伴う調査
|
多摩市遺跡調査会編
|
多摩市教育委員会
|
1995年
|
|
38
|
東京都多摩市落川・一ノ宮遺跡 東京電力聖蹟桜ヶ丘変電所増容量工事に伴う発掘調査
|
落川・一の宮遺跡(聖蹟桜ヶ丘変電所地区)発掘調査団編
|
落川・一の宮遺跡(聖蹟桜ヶ丘変電所地区)発掘調査団編
|
1996年
|
|
39
|
東京都指定史跡稲荷塚古墳 墳丘部確認にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会編
|
多摩市教育委員会
|
1996年
|
|
40
|
東京都多摩市本村遺跡群 連光寺本村土地区画整理事業にともなう調査
|
多摩市遺跡調査会編
|
多摩市教育委員会
|
1996年
|
|
41
|
東京都多摩市和田久保下遺跡 和田久保下土地区画整理事業にともなう発掘調査
|
多摩市遺跡調査会編
|
多摩市教育委員会
|
1996年
|
|
42
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 市立多摩保育園園舎建設にともなう調査
|
地域文化財コンサルタント編
|
多摩市教育委員会
|
1998年
|
|
43
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群、塚原古墳群 (仮称)鈴木共同住宅建設に伴う緊急調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
2003年
|
|
44
|
東京都多摩市東寺方遺跡 多摩都市計画道路3・4・19号線築造に伴う調査
|
多摩市遺跡調査会調査団編
|
多摩市遺跡調査会
|
1998年
|
|
45
|
東京都多摩市落川・一ノ宮遺跡 (仮称)ライオンズマンション聖蹟桜ヶ丘第9建設にともなう発掘調査
|
大京編、文化財コム編
|
文化財コム
|
1998年
|
|
46
|
東京都多摩市和田西遺跡(埋蔵文化財編) 上和田地区土地区画整理事業にともなう発掘調査報告書
|
四門文化財研究室編
|
多摩市教育委員会
|
2002年
|
|
47
|
東京都多摩市落川・一ノ宮遺跡 (仮称)聖蹟桜ヶ丘計画に伴う発掘調査報告書
|
四門文化財研究室編
|
四門文化財研究室
|
2002年
|
|
48
|
東京都多摩市和田・百草遺跡群 市道2-193号線道路新設にともなう発掘調査
|
文化財コム編
|
多摩市教育委員会
|
2003年
|
|
文化財案内資料[編集]
書名
|
著者名
|
出版社
|
出版年
|
備考
|
多摩市の文化財ウォッチング(解説編)
|
多摩市教育委員会社会教育課編
|
多摩市教育委員会
|
1989年
|
|
多摩市の文化財ウォッチング(袋入り地図)
|
多摩市教育委員会社会教育課編
|
多摩市教育委員会
|
1989年
|
|
多摩市の文化財案内(地図)
|
多摩市教育委員会社会教育課編
|
多摩市教育委員会
|
1995年
|
ケース入り。上記の『多摩市の文化財ウォッチング(袋入り地図)』の改訂版。
|
多摩市の文化財案内(地図) 改訂版
|
多摩市教育委員会生涯学習部生涯学習推進課編
|
多摩市教育委員会
|
2006年
|
ケース入り。上記の『多摩市の文化財案内(地図)』の再改訂版。
|
文化財映画[編集]
多摩市の移り変わりや文化財を記録したものである。企画は多摩市教育委員会、制作は東京シネ・ビデオ株式会社。なお、市教育振興課ではビデオの販売・貸出(原則2泊3日)を行っている。
名称
|
用途
|
時間
|
16ミリ 映画
|
ビデオ
|
DVD
|
備考
|
多摩の四季とくらし
|
郷土教材・民俗資料
|
55分
|
有
|
有
|
有
|
日本産業映画・ビデオコンクール奨励賞
|
よみがえる多摩の大昔
|
郷土教材
|
35分
|
有
|
有
|
有
|
|
変貌する多摩 村から市へ
|
郷土教材・民俗資料
|
42分
|
有
|
有
|
有
|
|
住まいの移り変わり 多摩の民家今昔
|
郷土教材・民俗資料
|
35分
|
有
|
有
|
有
|
|
多摩村の養蚕とその道具
|
郷土教材・民俗資料
|
17分
|
無
|
有
|
有
|
|
冬の多摩川 鳥たちの一日
|
自然・環境資料、郷土教材
|
17分
|
無
|
有
|
有
|
|
多摩の雑木林 その四季となりたち
|
郷土教材、自然・民俗資料
|
37分
|
有
|
有
|
有
|
|
古民家を訪ねて 落合・南野コース
|
郷土教材・歴史散歩の為の資料
|
17分
|
無
|
有
|
有
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多摩市教育委員会社会教育課編『多摩市の文化財ウォッチング』を参考に製作されたもの
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移築された名主の家 旧富沢家
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郷土教材
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16分
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無
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有
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有
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稲荷塚古墳 八角形墳の謎に迫る
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一般教養(考古学)・郷土教材
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32分
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有
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有
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有
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※この節は多摩市教育委員会編『文化財映画一覧』並びに多摩市企画政策部広報広聴課編『多摩市の便利な本』を参考にまとめた。
文化財保護審議会委員[編集]
以下は2001年度のものである[40]。
委員名
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専門分野
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現職
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備考
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吉田恵二
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考古
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國學院大學教授
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1988年より歴任
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福田榮次郎
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中世史
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明治大学名誉教授
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1986年より歴任
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松尾正人
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近世・近代史
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中央大学教授
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1996年より歴任
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西川治
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人文地理
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東京大学名誉教授
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1988年より歴任
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糸井孝雄
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建築
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職業能力開発総合大学校教授
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1986年より歴任
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山口桂三郎
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絵画・美術
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立正大学名誉教授
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1990年より歴任
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坪郷英彦
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民具・民俗
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山口大学教授
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1996年より歴任
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畔上能力
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植物・自然
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日本植物友の会理事
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1982年より歴任
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峰岸松三
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郷土史全般
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多摩商工会議所会頭
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1982年より歴任
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飯島一郎
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郷土史全般
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多摩市町界町名地番整理審議会会長
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1984年より歴任
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補足事項[編集]
- 最初の市指定文化財は1973年に指定された8本の樹木(天然記念物)である。内3本は人為的な開発や自然災害により指定を解除された。
- 測量は主に多摩市建設課が担当した[41]。
- 2010年現在、無形文化財、無形民俗文化財、史跡、旧跡、名勝の指定はない。
- ^ 資料によっては「125.5センチメートル」と記述されているものもある。
- ^ 裏に刻まれた銘文については、文献によって相違がある。多摩市教育委員会社会教育課編『多摩市の文化財ウォッチング(解説編)』(多摩市教育委員会、1989年)には「弟子26人の名前と、その和歌が刻まれている」とあり、多摩市史編集委員会編『多摩市の民俗 信仰・年中行事』(多摩市、1993年)には「多摩・町田市地区の歌人三十人の名も彫られている」とある。また、多摩市教育委員会編『多摩市の石仏』(多摩市教育委員会、1978年)は「漢詩および和歌二十八人一首あり」としている。
- ^ 倉持順一『有形文化財の保護と活用 生涯学習施設としての旧多摩聖蹟記念館』多摩市教育委員会、2001年、29頁。
- ^ a b 『読売新聞』2003年10月5日付朝刊、多摩版、31面「暮らしと情報 ライフ多摩 多摩の建築 旧多摩聖蹟記念館」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 東京都教育庁社会教育部文化課編『東京都文化財総合目録 平成元年度版』東京都教育委員会、1990年、402頁。
- ^ 東京都教育庁生涯学習スポーツ部計画課編『東京都文化財総合目録 平成16年3月(二)』東京都教育庁生涯学習スポーツ部計画課、2004年、311-314頁。
- ^ 多摩市教育委員会社会教育課編集『多摩市の文化財ウォッチング(解説編)』多摩市教育委員会、1989年、44頁。
- ^ a b パルテノン多摩編『関戸合戦』パルテノン多摩、2007年、30-31頁。
- ^ パルテノン多摩編『関戸合戦』パルテノン多摩、2007年、2頁。
- ^ a b 多摩市教育委員会社会教育課編集『多摩市の文化財ウォッチング(解説編)』多摩市教育委員会、1989年、12頁。
- ^ パルテノン多摩編『関戸合戦』パルテノン多摩、2007年、43頁。
- ^ a b c d e 多摩市教育委員会編『多摩市の板碑』多摩市教育委員会、1975年、16-17頁。
- ^ 東京都教育委員会編『東京都板碑所在目録 多摩分』多摩市教育委員会、1980年、114頁。
- ^ a b 多摩市史編集委員会編『多摩市の板碑』多摩市、1997年、118-119頁。
- ^ a b c d e 多摩市教育委員会編『多摩市の板碑』多摩市教育委員会、1975年、18-19頁。
- ^ a b c d e f g h i j 多摩市教育委員会社会教育課編集『多摩市の文化財ウォッチング(解説編)』多摩市教育委員会、1989年、39-40頁。
- ^ a b 多摩市史編集委員会編『多摩市の民俗 信仰・年中行事』多摩市、1993年、56頁。
- ^ 多摩市教育委員会編『多摩市の石仏』多摩市教育委員会、1978年、33頁。
- ^ 多摩市教育委員会編『多摩市の石仏』多摩市教育委員会、1978年、34頁。
- ^ a b 多摩市公式ウェブサイト. “新しく指定した文化財「落合白山神社の三匹獅子舞用具」”. 2010年3月14日閲覧。
- ^ 東京都生涯学習情報. “八角形の稲荷塚古墳と落合白山神社の三匹獅子舞用具” (PDF). 2010年3月14日閲覧。
- ^ 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年、1頁。
- ^ a b c d e f g 多摩市企画政策部広報広聴課編『多摩市の便利な本』多摩市、2009年、80-81頁。
- ^ 多摩市教育委員会社会教育課編集『多摩市の文化財ウォッチング(解説編)』多摩市教育委員会、1989年、20頁。
- ^ 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年、4頁。
- ^ 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年、8頁。
- ^ 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年、7頁。
- ^ 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年、15頁。
- ^ 多摩ニュータウンタイムズ. “訃報 川井孝さん”. 2010年7月29日閲覧。
- ^ 多摩市議会編集・発行「TAMA市議会だより 第186号」(2010年8月1日) 7頁
- ^ 多摩市公式ウェブサイト. “多摩市の文化財”. 2010年3月14日閲覧。
- ^ 東京都教育庁地域教育支援部管理課編『東京都文化財総合目録 平成21年度』東京都教育庁地域教育支援部管理課、2010年、600頁。
- ^ 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年、2頁。
- ^ a b 『朝日新聞』2003年10月2日付朝刊、多摩版、31面「カエデの巨木 台風に倒れる」
- ^ 多摩ニュータウンタイムズ. “高西寺の「いろはかえで」台風で倒れる【多摩市】樹齢150年 市の天然記念物”. 2010年3月14日閲覧。
- ^ a b c d 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年、10頁。
- ^ 多摩ニュータウン学会編集『多摩ニュータウン研究 No.9』多摩ニュータウン学会、2007年、60-61頁。
- ^ 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年、16-18頁。
- ^ a b c d 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年、12頁。
- ^ a b 『東京新聞』1984年4月12日付
- ^ “多摩市古民家の管理運営に関する条例”. 多摩市 (2019年7月5日). 2020年10月10日閲覧。
- ^ 倉持順一『有形文化財の保護と活用 生涯学習施設としての旧多摩聖蹟記念館』多摩市教育委員会、2001年、31頁。
- ^ 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年、20頁。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 多摩市教育委員会編『天然記念物』多摩市教育委員会、1974年
- 多摩市教育委員会編『多摩市の板碑』多摩市教育委員会、1975年
- 多摩市教育委員会編『多摩市の石仏』多摩市教育委員会、1978年
- 東京都教育委員会編『東京都板碑所在目録 多摩分』東京都教育庁社会教育部文化課、1980年
- 多摩市教育委員会社会教育課編『多摩市の文化財ウォッチング(解説編)』多摩市教育委員会、1989年
- 東京都教育庁社会教育部文化課編『東京都文化財総合目録 平成元年度版』東京都教育委員会、1990年
- 多摩市都市整備部都市計画課編『多摩市の町名(市制施行20周年記念)』多摩市、1992年
- 多摩市史編集委員会編『多摩市の民俗 信仰・年中行事』多摩市、1993年
- 多摩市史編集委員会編『多摩市の板碑』多摩市、1997年
- 多摩市史編集委員会編『ふるさと多摩 多摩市史年報 第9号』多摩市、1999年
- パルテノン多摩編『落合白山神社の三匹獅子舞』パルテノン多摩、2000年
- 倉持順一編『有形文化財の保護と活用 生涯学習施設としての旧多摩聖蹟記念館』多摩市教育委員会、2001年
- 『東京新聞』2002年12月15日付朝刊、多摩版、23面
- 『朝日新聞』2003年10月2日付朝刊、多摩版、31面
- 『読売新聞』2003年10月5日付朝刊、多摩版、31面
- 東京都教育庁生涯学習スポーツ部計画課編『東京都文化財総合目録 平成16年3月(二)』東京都教育庁生涯学習スポーツ部計画課、2004年
- 多摩ニュータウン学会編集『多摩ニュータウン研究 No.9』多摩ニュータウン学会、2007年
- パルテノン多摩編『関戸合戦』パルテノン多摩、2007年
- 多摩市企画政策部広報広聴課編『多摩市の便利な本』多摩市、2009年
- 多摩市役所経済観光課編『多摩市観光マップ』多摩市、2010年
- 東京都教育庁地域教育支援部管理課編『東京都文化財総合目録 平成21年度』東京都教育庁地域教育支援部管理課、2010年
その他の参考資料[編集]
- 多摩市教育委員会編『文化財映画一覧』多摩市教育委員会
外部リンク[編集]