古今亭志ん五 (2代目)

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二代目 古今亭ここんてい
Kokontei Shingo the 2nd
二代目 古今亭(ここんてい) 志(し)ん五(ご) Kokontei Shingo the 2nd
二代目古今亭志ん五(志ん八時代)
本名 内野うちの 喜章よしあき
生年月日 (1975-06-16) 1975年6月16日(48歳)
出身地 日本の旗 日本埼玉県川越市
師匠 初代古今亭志ん五
六代目古今亭志ん橋
名跡 1. 古今亭章五
(2003年 - 2006年)
2. 古今亭志ん八
(2006年 - 2017年)
3. 二代目古今亭志ん五
(2017年 - )
出囃子 ゲイシャワルツ[1]
活動期間 2003年 -
活動内容 落語家
所属 落語協会
公式サイト 古今亭志ん五オフィシャルウェブサイト
受賞歴
2008年 さがみはら若手落語選手権決勝進出
2010年 TENプレゼンツ大ネタ10分バトル優勝
2021年 第18回落語協会大喜利王選手権優勝
2022年 令和3年度花形演芸大賞 金賞[2][3]

二代目 古今亭 志ん五(ここんてい しんご、1975年6月16日 - )は、落語家落語協会所属の真打。紋は『鬼蔦』。出囃子は『ゲイシャワルツ[1]。本名:内野 喜章

経歴[編集]

1975年6月16日生まれ。O型。ふたご座。埼玉県川越市出身。

1998年立正大学法学部卒業[4]。その後職を転々とし2003年初代古今亭志ん五に入門し、前座名章五となる。

2006年、二ツ目昇進し古今亭志ん八を襲名。2003年入門の同期、古今亭文菊柳家小八三遊亭ときん鈴々舎馬るこ五代目桂三木助柳亭こみち古今亭駒治柳家小平太柳家勧之助との10人で、「TEN」というユニットを組んでいた[5]2010年に師匠志ん五が死去したため、六代目古今亭志ん橋門下に移る。

2017年9月21日五代目桂三木助柳亭こみちと共に真打に昇進[6]。同時に前師匠の名跡・志ん五を襲名し、出囃子も初代志ん五の妻の勧めにより『芸者ワルツ』に変更した[1]

芸歴[編集]

受賞歴[編集]

  • 2008年 - 「さがみはら若手落語選手権」∶決勝進出
  • 2010年 - 「TENプレゼンツ大ネタ10分バトル」∶優勝
  • 2019年1月 - 平成30年度「国立演芸場・花形演芸大賞」∶銀賞
  • 2020年3月 - 令和元年度「国立演芸場・花形演芸大賞」∶金賞
  • 2022年3月 - 令和3年度「国立演芸場・花形演芸大賞」∶金賞

出囃子[編集]

演目[編集]

古典[編集]

新作[編集]

  • うぉーず
  • お父さんが言ってた
  • お父さんのキャンプ
  • 警察23時ごろ
  • 魚男
  • 七福神オーディション
  • 出目金
  • トイレの死神
  • 友達の作り方DVD
  • 名前が出てこない
  • ニコチン
  • パンケーキヤクザ
  • ピリオド.
  • 野鳥の怪
  • 闇金スイーツ
  • ヨイショチャージ
  • 笑いの身代金

逸話[編集]

  • 小学5年生の時に、50mを5秒台で走ったことがある。(ただし、50m走の日本記録ですら朝原宣治選手が出した5秒75であり、11歳運動部所属者の平均値が8.69であることを考えると、考え難い数字である)
  • 小学6年生の時に学級委員長に立候補するも、自分が入れた1票しか票が集まらなく落選する。

出演[編集]

メディア[編集]

  • 雑誌:東京かわら版・てぃんくる(2006年)・iPod Fan(2010年3月)他
  • TV:NHKBSふれあいホール(2004年)・JCN川越「ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局」レギュラー出演中(2009年~現在)
  • ラジオ:NHKラジオほっとタイム司会(2007年1月)

映画[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c 古今亭志ん五を襲名します”. 古今亭志ん五のブログ. 古今亭志ん五. 2019年4月14日閲覧。
  2. ^ 令和3年度花形演芸大賞決定のお知らせ”. 独立行政法人日本芸術文化振興会 (2022年3月29日). 2022年3月29日閲覧。
  3. ^ 令和3年度国立演芸場「花形演芸大賞」”. 一般社団法人落語協会 (2022年3月29日). 2022年3月29日閲覧。
  4. ^ 古今亭志ん八(芸人紹介・落語協会)”. 2015年11月20日閲覧。
  5. ^ TEN-てん-のオフィシャルブログ”. 2018年5月31日閲覧。
  6. ^ 平成29年 秋 真打昇進決定 一般社団法人 落語協会” (2016年8月21日). 2016年8月26日閲覧。

外部リンク[編集]