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北津留翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北津留 翼
Tsubasa Kitatsuru
基本情報
愛称 つっつん
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1985-04-26) 1985年4月26日(39歳)
出身地 福岡県北九州市
身長 177cm
体重 80kg
選手情報
登録番号 014113
所属 日本競輪選手会福岡支部
ホーム 小倉競輪場
期別 90期
脚質 先行・捲り
登録地
2005- 福岡
選手情報 KEIRIN.JP

自転車競技情報
分野 トラックレース
アマチュア経歴
2001-2004  豊国学園高等学校
獲得メダル
日本の旗 日本
自転車競技
ジュニア世界自転車選手権
2003 スプリント
2003 ケイリン
アジア競技大会
2006 ドーハ スプリント
2010 広州 スプリント
アジア自転車競技選手権大会
2005 ルディアナ スプリント
2006 クアラルンプール スプリント
2007 ナコンラチャシマ スプリント
2011 ナコンラチャシマ スプリント
2011 ナコンラチャシマ チームスプリント
■最終更新日:2011年2月17日  テンプレートを表示

北津留 翼(きたつる つばさ、1985年4月26日 - )は、福岡県北九州市出身の競輪選手自転車競技選手。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第90期生。日本競輪選手会福岡支部所属、ホームバンクは小倉競輪場。血液型O型。既婚。愛称は「つっつん」。

家族は妻と子供3人で、そのうち長女の北津留千羽(ちはね)は日本競輪選手養成所第128回選手候補生として2024年5月に養成所に入所した[1]

自転車競技での戦績

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豊国学園高等学校吉岡稔真園田匠の後輩にあたる)時代はインターハイスプリント、国体スプリントなどタイトルを総なめし、世界ジュニア選手権でもスプリントとケイリンの2冠に輝いた。

高校3年生の10月から半年間スイスにある自転車競技の国際的トレーニング施設WCC(ワールド・サイクリング・センター)へ自転車留学。帰国後は競輪学校に特別選抜試験で受験し90期生として入校。在学中にチャレンジ・ザ・オリンピックで強豪相手に優勝し、ナショナルチーム入り。

2007年10月、トラックレース日本代表選手に選出され、UCIトラックワールドカップクラシックス世界選手権などの国際大会では主に、チーム、個人の両スプリント種目に出場。チームスプリントの北京オリンピック出場権獲得に貢献した。2008年5月7日北京オリンピックトラックレース日本代表選手に選出される。

主な実績

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2003年

2005年

2006年

  • アジア選手権自転車競技大会トラック競技
    • スプリント 優勝
  • アジア競技大会自転車トラック競技
    • スプリント 優勝

2007年

  • アジア選手権自転車競技大会トラック競技
    • スプリント 優勝

2009年

2010年

2011年

2012年

  • 全日本プロ選手権自転車競技大会
    • チームスプリント 準優勝

競輪での戦績

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初出走は2005年7月1日佐世保競輪場で、2着に9車身の大差をつけ初勝利を飾った。デビューから3ヶ月後の10月、熊本競輪場FII(レインボーカップセカンド)でA級初優勝を完全優勝で飾った。11月に入ってから武雄競輪場FII、一宮競輪場FIIで連続完全優勝、そして12月の観音寺競輪場FIIでも完全優勝を飾り、デビューから156日という史上2番目のスピードで3場所連続完全優勝でのS級特別昇級を決めた。

その後も順調に勝ち星を重ね、2007年6月の高松宮記念杯競輪では初の特別競輪GI)決勝戦進出を果たしている(但し結果は落車棄権)。そして同年8月に開催された小松島記念(GIII)において、デビューから2年1ヵ月という速さで記念初優勝を飾った。2009年1月には地元小倉競輪場での競輪祭で2度目のGI決勝戦進出、7着に敗れたもののその前の二次予選・準決勝では豪快な先行で逃げ切る競走を見せるなどし、地元ファンの喝采を浴びていた。

2023年7月16日、GII・「第19回サマーナイトフェスティバル」(函館)2日目第6レース(選抜)において上がりタイム10秒7を記録し、同年5月16日嘉永泰斗が記録した函館競輪場バンクレコードに並ぶタイ記録を樹立した[2]が、同日の第12レース(準決勝)で脇本雄太が上がりタイム10秒6を記録し、バンクレコードを更新してしまった[3][4]

2024年6月3日玉野FI(ナイター)初日第12レース(特選)で勝利し、通算500勝を達成。S級創設(1983年4月)以降女子(4人)も含めて通算56人目の記録で、通算1620戦目での達成[5]。規程により後日、JKAより表彰予定。

受賞・表彰

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  • 文部科学大臣表彰
  • 福岡教育委員会賞
  • 福岡県知事表彰
  • 福岡県高等学校体育連盟表彰
  • 九州運動記者クラブ新人賞
  • 北九州市民スポーツ賞

脚注

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関連項目

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外部リンク

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