モアイくん
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ジャンル | アクションパズル |
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対応機種 | ファミリーコンピュータ |
開発元 | コナミ |
発売元 | コナミ |
ディレクター |
村木摂 梅崎重治 |
プログラマー | 柴田裕治 |
音楽 | 上高治己 |
美術 | 岸本方彰 |
人数 | 1人 |
メディア | 512キロビットロムカセット[1] |
発売日 |
1990年3月9日 |
その他 | 型式:KDS-M9 |
『モアイくん』は、コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)から発売されたパズルアクションパズルゲーム。
概要
[編集]『ツインビー』(1985年)や『グラディウス』(1985年)などコナミの様々なゲームに登場していたモアイがデフォルメしてメインキャラクターとなって登場している。モアイくんはジャンプで一段高い位置へ登り、頭突きでブロックを破壊し、爆弾で足場を破壊しながら、ステージ中にある扉へ向かって進んでいく。プッチー(モアイ族の子供)を全員救出し、扉に入ればステージクリアとなる。全56ステージ。
BGMとして、奇数ステージでは「笑点のテーマ」(1967年)が、偶数ステージでは「Somebody Stole My Gal(吉本新喜劇のテーマ)」(1918年)が使用されている。2015年、プロジェクトEGGにより「コナミファミコンクロニクル Vol.3 ROMカセット編」に収録される形でサントラ化された[2]。
登場キャラクター
[編集]- モアイくん
- この作品の主人公であるモアイ族の勇者。
- プッチー
- 平和の楽園「モアイランド」に住んでいるモアイ族の子供。
- スカル兵A
- スカル帝国の下級兵。
- スカル兵B
- スカル帝国の下級兵だが、スカル兵Aよりも足が早い。
- スカル帝国監視兵
- プッチー達が逃げ出さないよう周りをいつも見張っている。
- スカル帝国隊長
- スカル兵士達の上官。口から剣を吐いてくる。
- スカル帝国将軍
- 口から大量のコウモリを吐いてくる。
- 火吹きモアイ像
- モアイくんの頭突きが通用しない、一定の間隔で炎を吐き出すモアイの石像。
- スカルキング
- モアイ族でありながら、侵略と破壊を繰り返すスカル帝国の悪の王。三千年も生きた為に老いて白骨と化した体しか残っておらず、昔のような若い肉体を手に入れるため悪魔と契約を結んだ。
スタッフ
[編集]- プログラマー:柴田裕治
- キャラクター・デザイン:岸本方彰
- サウンド・デザイン:上高治己
- スペシャル・サンクス:霜出健治
- ディレクター:村木摂、梅崎重治
評価
[編集]評価 | ||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計24点(満40点)[3]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.50点(満30点)となっている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.70 | 3.22 | 3.11 | 3.19 | 3.18 | 3.10 | 19.50 |
脚注
[編集]- ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、327頁。
- ^ 『コナミ・ファミコン・クロニクル Vol.3 ROMカセット編』懐かしのKONAMIサウンドが蘇るCDが発売! - ファミ通 2015年7月17日(2015年8月22日閲覧)
- ^ a b “モアイくん まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年6月18日閲覧。